今までずっと自分をワキガだと思ったことなんてなかったのに。
なんだか最近、脇汗が臭い。
意外と多い、脇汗のこんなお悩み。
もしかして、突然ワキガになっちゃったのかな?と悩まれる方も多いと思います。
誤った認識は悩みを大きくするだけです。
ここではワキガじゃないのに急に汗が臭くなってしまう原因と正しい対処方法についてまとめていきます。
ある日突然気がついた「ワキの臭い」。
これってワキガ?!と焦る前にぜひ知ってほしいことがあります。
事実1:ある日突然ワキガ体質に・・・・はあり得ません
ある日突然、ワキガ体質になる、ということは絶対にありません。
ワキガは遺伝による優性遺伝。
この遺伝的要因なくしてワキガになることはありえません。
ワキガ体質かどうかは生まれ持って決まっているのです。
ただし、元々ワキガ体質だったのに気がつかず、ある時を境にその臭いに気がつくというケースはあります。
ワキガ体質であったとしても子供の頃は無臭です。
思春期になり、第二次成長とともに急激にアポクリン腺が活性化。
そして、この多感な時期から急に「ワキガ臭い」と感じるようになります。
なので、この思春期は自分がワキガ体質なのかどうかがはっきりする時期になります。
事実2:軽度のワキガで今まで気がつかなかった可能性はある
普段であればほとんど気がつかないほどのワキガであれば、条件が重なることで急にその臭いが強く出てしまうことが考えられます。
一番考えられるのが普段では行わないような不衛生な環境に置かれた時です。
泊りがけで登山をする、というのを想定してもらうと分かりやすいかもしれません。
登山中はけっこう厚着です。
虫除けだったり、高山であれば寒さ対策としても必要ですね。
こうしてかいた汗は衣類に蓄積していきます。
登山中は入浴はしないケースが多いです。
山を登り、バンガローのような場所で休み、また山を登る。
こうして汗をかいても、清潔にする環境になく、汗に含まれる臭い汚れが衣類に蓄積していった結果、ある時を境に急に臭いを感じることがあります。
もし隠れワキガ体質であれば、この時にワキガ臭を感じることはあるでしょう。
ワキガじゃないにしても汗臭は感じるようになり、この時の臭いは普段のものと比べるとやはり強くなるのが自然です。
事実3:肉類や香辛料・香味野菜の多食は体臭をキツくすることがある
思い返してみてください。
ここ1週間くらいの食生活はどうでしょうか?
カレーライスや、エスニック料理、にんにく料理に、焼肉・・・こんな食生活をしていませんか?
体臭はこのような強い臭いの食べ物でも悪化することがあります。
インド人や韓国人の方の体臭を感じたことってありますか?
インド人はカレーのようなスパイシーな臭いがし、韓国人はキムチのような臭いがします(全員とは限りませんが)。
これはやはり食べ物の影響です。
このように臭いの強い食べ物を摂取した後は体臭も強くなる可能性があるのです。
事実4:精神性発汗は汗の臭いが強くなる
精神性発汗というのは緊張して出る汗のこと。
じっとりとして、普段運動をしてかく汗よりも粘り気を帯びていると感じることはありませんか?
実は精神性発汗と通常の温熱刺激で出る汗は成分に違いがあります。
精神性発汗では急激に汗が出ます。
この時、汗腺では血液中から大急ぎで血漿成分を吸収・ろ過しています。
このように慌てて出てくる汗はアンモニアや尿素などの成分が混じり、普段の汗よりも臭気の元となる成分が残った状態なのです。
これを皮膚に住む菌が分解することで、普段よりも強い臭い成分が生み出されてしまいます。
緊張する場面でかいた汗は普通の時よりも臭いやすいと覚えておくといいと思います。
急激に汗が臭いだした時・・・一体どうしたらいいのか?をまとめました。
ワキガ体質かどうか調べる
まずは自分がワキガ体質なのかどうか調べてみましょう。
ご両親はワキガ体質ですか?
ご親族にワキガ体質の方はいますか?
耳垢は湿り気を帯びていますか?
白いTシャツの脇部分に黄ばみができますか?
など、ワキガ特有の条件にどれだけ当てはまるかをチェックします。
↑上記の記事を参考にしてみてください。
もしここで自分がワキガ体質だと判明してもあせる必要はありません。
基本的には汗臭もワキガも臭いケアは変わりありません。
菌のエサとなる汗の種類が変わるだけのこと。
汗を抑制し、臭い菌を増殖させない。
このケアを行うことで臭いはぐっと減らすことができます。
ワキガかどうかのセルフチェックのする意味は、自分の体臭がどんな性質を持つものなのかを知るということに繋がります。
ワキガ臭であれば、その臭いに相性のいい香水を選んだり、ワキガ菌と呼ばれるコリネバクテリウム属に効果のあるデオドラントをチョイスするなど、対策がより具体化できるようになります。
洗浄をしよう
体臭ケアの3大原則は「洗浄・デオドラント・衣類消臭」だとこのサイトでは何度かお話しています。
菌を最小限にし(洗浄)、汗の分泌量を減らし、菌の増殖も抑えます(デオドラント)。
そして、菌が衣類に移り、汗の蒸発とともに臭いが空気中に拡散するのを予防する(衣類消臭)という流れを持つことで、2重3重に大衆が出るのをブロックします。
この流れの中で一番最初に行うべきは「洗浄」です。
殺菌作用のあるデオドラント石鹸を選ぶことをおすすめします。
無添加系のマイルドソープや弱酸性のソープは、水性の汚れを落とすことはできても殺菌力となるとやや力不足。
臭い菌を多数残してしまってはその後のデオドラントの効果を弱めたり、臭いが出るまでの時間を早める恐れがあります。
↑詳しい洗い方とおすすめのデオドラント石鹸についてはこちらの記事を参考にしてください。
デオドラントをしよう
軽い汗臭程度であれば、ドラッグストアで制汗剤をセレクトしましょう(8×4など)。
もし、一般的な制汗剤で力不足を感じるのであれば、次に選ぶべきは「制汗クリーム」です。
密着度が高く、油性であるため汗が出ても流れず長く効果を発揮します。
ワキガ体質だと判明した場合には迷わずこの制汗クリームをセレクトすることをおすすめします。
↑制汗クリームで迷ったら参考にしてみてください。
衣類消臭をしよう
最後に臭い菌と汗が衣類の繊維に移り、蒸発とともに臭い拡散を起こすことを防止するための「衣類消臭」を行います。
ここで注意点は「香りつきのものは選ばない」ということ。
体臭と相性のよい香りというのは確かに存在します。
しかし、人それぞれで体臭の臭いが違うため、Aさんの体臭と相性のよい香料が必ずしもBさんの体臭とも相性が良いとは限りません。
この場合に待っているのは香料と体臭が混じることで起こる臭いの悪化です。
香料の持つ人工的な香りは消すのが難しいという性質があります。
一朝一夕に臭いのオンオフができないからこそ、衣類消臭に香料付きのものを選ぶのは危険なのです。
消臭力も決して高くないものが多いため、成分などを見ながら慎重にセレクトしたいところ・・・なのですが、一般的な消臭スプレーは成分が公表されておらず、企業秘密となっています(ファブリーズ・リセッシュ等)。
高い安全性を謳っていますが、成分開示がされていないことに不安を感じるのであればおすすめできません。
(不安を感じてまで使用するほど消臭力は高くないのが印象です)
安全性・効果の両方を兼ね備えた衣類消臭をセレクトするのが大切です。
↑衣類消臭アイテムの詳細が詳しく分かります。
脇汗対策・まとめ
脇汗が臭いって本当は普通のことです。
臭いに敏感な日本は、この臭いを目の敵のように嫌う傾向がありますね。
だからほんの少し臭いが出ただけで、周りに知られてはいないかどうか不安になってしまいます。
日本で暮らす以上、この国民性に合わせて臭いケアを行うのが一般的だと思いますが、時には海外の臭いに対するおおらかさがうらやましく感じることがあります。
黒人にいたっては100%ワキガ体質だといいます。
(白人は70~80%がワキガ体質)
これくらい皆が臭えば、臭いがあるのが当たり前の社会になりますね。
世界中がこんなに臭いに厳しいわけではありません。
それを頭の片隅に置きながら、ストレスの少ない体臭対策を自然と生活の中に取り入れていけたら、と思います。