当院では、次の4つのステップを踏むことで無痛治療を実現しています。

 

事前に、注射する部分に表面麻酔のゼリーを塗ります。

これにより注射時の痛みを無くします。

 

できるだけ痛みを感じにくい部分を狙い、できるだけソフトに注射します。

息を吐くときに注射するなど、その他いくつかの医学的知識を利用します。

 

ディスポーザブル(使い捨て)のできるだけ細い針を使い、ソフトに注射します。

 

急激に麻酔液を注入すると細胞が膨張し痛みの原因と

なりますので、ゆっくりと時間をかけ麻酔液を注入

していくことが大切となります。

しかし、人間の手でおこなうと、どうしても注入速度が

一定にならないものです。

そこで当院では注入速度を機械制御した

「電動麻酔注射」を導入し痛みを最小限に抑える工夫を

しております。

 

 

当院ではM.I.(Minimum Intervention)の概念を重視しています。

これは「最小限の侵襲」という意味で、出来るだけ歯を削らない、神経をとらない、歯を抜かないという方針です。

 

かつては「痛いのは嫌だから早く神経をとって欲しい」

「どうせすぐだめになるから抜いて欲しい」

という考えの人も多かったと思います。

 

しかし、当然のことですが、一度抜いてしまうと二度と

歯は生えてきません。失ってからそのありがたみを理解して

ももう遅いのです。

 

私たちはまず、歯の大切さを理解してもらうことを重視し、よく説明してからいくつかの選択肢を提案したいと思います。

 

では、当院で行っている「最小限の侵襲」を御紹介します。

 

すべてのケースで行うわけではありませんが、「歯科用ルーペ(拡大鏡)」を使っての治療を実施しております。

 

下の画像を見てみてください。

「左の画像」が肉眼で見た時の大きさです。「右の画像」は歯科用ルーペを使用した際見える視界です。

 

 

歯科用ルーペを利用した方が、大きく見ることができるので、当然こちらの方が「繊細」な治療が可能になります。

 

当院では必要に応じてこのルーペを使っての治療も行い

ます。このおかげで、歯を削る量を最小限に抑えること

も可能になります。

 

また、このルーペは虫歯治療だけでなく、他の治療にも

応用ができますので、全ての治療で「繊細・精密」で

「丁寧」な治療が可能となります。

 

これらのご説明をする前に、まずこちらをお読み下さい。

 

虫歯の進行状態によって治療内容は変化します。

 

小さい虫歯であれば、「レジン」と呼ばれる白いプラスチックをつめます。

中くらいの虫歯であれば、皆さんご存じ、銀歯の「つめ物」をします。

大きい虫歯であれば、「かぶせ物」ですね。

 

 

虫歯が進行すればするほど歯を削る量は増え、その分、歯の寿命も短くなっていきます。

 

当院ではコンタクトリング・コンタクトマトリックスというものを使っています。

これを用いることで、通常であれば「つめ物」をしなければならない場合でも、「レジン」で済ますことができる手法です。

 

つまり、歯を削る量を減らすことができるのです。

 

結構手間がかかる作業ですので、この手法を利用している歯科医院は珍しいかもしれません。

 

 

 

虫歯は急に進行するわけではなく、長い年月をかけて徐々に進行していきます。

ごく初期の段階(C0=経過観察)を過ぎてしまうと悪化の一途をたどります。

歯は一度悪くなってしまうと、もとの状態には戻らないという認識が大切です。

 

歯科医院では、虫歯の進行状況を、それぞれCO⇒C1⇒C2⇒C3⇒C4という記号であらわします。

初期の段階であるCO(経過観察)の段階であれば、しっかりした処置をすることで歯を削らずに自然治癒(再石灰化)させることができます。

しかし、それ以降のC1~C4の段階になってしまいますと、歯科医院にて、しっかりした治療が必要となります。

 

C1

C1:エナメル質が溶け表面に穴があいている状態

虫歯の初期段階であるC1になると、治療が必要になりますが、虫歯を削りレジン(プラスチック)を詰め、1回の治療で終えることができます。

C2

C2:穴が象牙質にまで拡大している状態

冷たいものを飲むことで歯に違和感を覚えるのは、C2の段階です。この段階までであれば、歯を削る量は可能な限り少なくすることができます。また、治療回数も1回~2回程度と短期間で終えることが可能です。

C3

C3:歯がかなり失われている状態

C2の時よりも痛みの自覚症状が強くなります。C3以降の治療は、虫歯が神経に到達しているため、神経を除去もしくは除菌する治療が必要になります。そしてクラウン(かぶせもの)を装着することになります。治療回数は5~6回かかります。

C4

C4:歯の根しか残っていない状態

残念ながら、ここまできてしまった歯は基本的に残すことができません。しかし、周囲の骨、歯の根の状況などによっては歯を残す治療も可能となることもあります。まずはご相談下さい。

 

 

※C4まで進んでしまった場合は、通常「痛み」はなくなります。

痛みがなくなったので「歯医者にいかなくてもいいや」と考える方が多いかと思います

が、その考えは非常に危険です。痛みがなくなったのは神経(歯髄)が死んでしまったからです。細菌はその間にも徐々に歯を溶かし腐らせていきます。

「痛みがなくなった=治った」わけでは決してないですので、早めに歯科医院にて診てもらう事が大切です。

※抜歯した後の対処法としましてはインプラント・ブリッジ・入れ歯がありますが、詳細はインプラント、入れ歯をご覧ください。

 

 

詰め物・かぶせ物には様々な種類があります。

 

良く知られているのは、「銀歯」と呼ばれているものですね。

これは保険適用の素材で「安価」であることにメリットがあるのですが、

「見た目」「金属アレルギー」「耐久性」「精度」などにおいてデメリットがあります。

 

かわって保険適用外(自費治療)の素材は、保険適用の素材と比べ「審美性」「体への優しさ」「機能性」「耐久性」「精度」などにおいて様々なメリットがあります。

 

保険適用外の素材に関してもっと詳しく知りたい方は審美歯科または料金表をご覧ください。

素材別の特徴を詳細に説明しています。

 

 

はい、本当です。

実は、歯は「生きて」います。

歯には根の先端に穴があいておりそこから神経と血管が入ってきます。

その神経と血管から歯は栄養をもらいその存在を維持しています。

神経をとるという事は、歯の生命線を断つと同じことになり、「枯れ木」のようにもろくなってしまいます。そのもろさをカバーするため、歯科医院での治療では被せ物をしますが、それでも完全に補強できるわけではなく、神経が残っている健康な歯と比べ非常に弱くなってしまいます。こうしたことからも、歯科医院では可能な限り神経を除去しないようにしますがむし歯が神経にまで進んだ場合は神経をとらざるをえません。皆様の日ごろの口腔ケアが大切となります。

 

人それぞれの外見が異なるように、口の中の状態も個人差があります。虫歯菌の数・だ液の質や量・歯の性質・食べ物の好みなど一人一人違うため、虫歯のなりやすさも違ってきます。虫歯のなりやすさを判定できる検査もあります。自分はむし歯になりやすいのかを知っておくことは、虫歯を予防する上で重要なことですので、機会があればぜひ診断してもらってください。

様々な原因があります。

「歯磨きをしっかりしない」「間食・糖分の多い食事」は当然のことですが、

「歯並びの悪い方」「唾液量が少ない方」「部分入れ歯をしている方」も虫歯の危機にさらされていることはあまり知られていません。

 

歯並びの悪さ

歯並びが悪いと、どうしても歯ブラシの先が届かない部分が出来てしまいます。

その部分の汚れは、普段の歯磨きでは除去が難しく虫歯になってしまいます。

 

唾液量が少ない

唾液には「歯の汚れを洗い流す役割」「お口の中を酸性から中性にする役割」「抗菌作用」「再石灰化作用」など、お口の状態を守る重要な役割を担っています。

つまり、唾液量が少なくなってしまうとお口を守るものはなくなり、虫歯菌の無法地帯となってしまいます。

唾液の分泌量は、ストレスや、お薬の副作用、加齢に伴い減少することもあります。

口内の乾きを感じたらこまめに水分を摂り、食事の際によく噛むことで唾液の分泌を促すことができます。

 

部分入れ歯をしている

部分入れ歯は、入れ歯を固定するために「金属のバネ」を残っている歯に取り付けます。金属のバネと歯の間には汚れが付きやすく、その部分から虫歯が発生してしまいます。入れ歯は単に「痛い・はずれる・噛めない」といったデメリットだけでなく、「虫歯にもなりやすい」デメリットもあるという認識を持ち、日々の手入れをしっかりすることが肝心です。