「ニキビを治したいけど、トレチノインを使うのが不安・・・」という初心者の方に、私が実践した安全なトレチノインの使い方を説明します。
治療の成功を左右する重要なポイントには、実際にトレチノインを使い始めないと気付かない所も多いです。この記事では、そんな実際に使わないと分からない重要ポイントにも言及するので、安全に治療をする為に初心者には是非読んでほしいです。
初心者の場合、しっかりと使い方を理解するのとしないのとでは、治療の安全性に非常に大きな差が生まれます。よく読んでトレチノインの安全性を高めて下さい。
トレチノインの使い方【治療の流れ】
基本的に、ニキビ・ニキビ跡でのトレチノイン治療は以下のような流れで行われます。
- 洗顔後、ビタミンC誘導体入り化粧水を使う
- 10~15分乾くのを待つ
- 患部にトレチノインクリームを塗る
- 10~15分乾くのを待つ
- 患部にハイドロキノンクリームを塗る
- 日焼け止めを塗る
- 3~4時間ごとに日焼け止めを塗りなおす
コレを、朝・夜の2回行い、2~6週間ターンオーバーさせていきます(ターンオーバー期間)。
ターンオーバー期間が終わった後、炎症や皮剥けで傷ついた肌を回復させていく為に、ハイドロキノンと日焼け止めを塗りながら2~6週間クールダウンしていきます(クールダウン期間)。
合計、最長12週間を1クールとし、1クール終わっても満足できなければ、1~3ヶ月空けて耐性を取り除いた後に再開して下さい。
1,洗顔後、ビタミンC誘導体入り化粧水を使う
ビタミンC誘導体を使う理由は2つあります。
1つは、トレチノインを使うと炎症・赤みが発生する為、その炎症を緩和するためです。
もう1つは、トレチノインによる肌寿命の減りを抑えるためです。研究により、ビタミンCは細胞の寿命を延ばすことが判明しています。
3,患部にトレチノインクリームを塗る
ビタミンC誘導体入り化粧水が乾いた後にトレチノインを塗ります。濡れているまま塗るとトレチノインが滴り落ち、意図せぬ部分で炎症を起こす羽目になります。
ここからが、安全なトレチノインの使い方で重要な部分です。
使うトレチノインの量と塗り方に関してですが、ペイントがトレチノインだとすると、以下の様に患部(ニキビ・ニキビ跡)からはみ出さないように、ピンポイントに薄く塗り広げる事が大事です。
協力・・・ちかさんのトレチノイン治療画像
↓以下の画像の様に、大雑把に塗ってしまうと、塗る量も増え、炎症が激しくなりやすくなってしまいます。
丁寧に使うのは少しだけ面倒ですが、綿棒や指先を駆使して、ニキビ・ニキビ跡からはみ出さないように丁寧にトレチノインを使って下さい。
私はこの工程を雑に行った為、塗る量も大量・塗る範囲も広く、炎症が強くなりすぎてしまい大変な目にあいました。
5,患部にハイドロキノンクリームを塗る
トレチノインは患部からはみ出ないように塗りますが、逆にハイドロキノンは患部より一回り大きく塗ります。又は、トレチノインの失敗例のように全体的に塗ってしまっても大丈夫でしょう。
ハイドロキノンは、トレチノインの炎症刺激による色素沈着を抑えるために塗ります。炎症はトレチノインを塗った部分とその周辺に出るので、それをカバーするためにハイドロキノンを患部より一回り大きく塗る必要があります。
6,7,日焼け止めを塗る・塗りなおす
ハイドロキノンは光毒性(日光に当たると毒化して肌への刺激になる特性)があるので、日焼け止めを塗り、ハイドロキノンを日光からカバーします。
トレチノイン治療中は肌が敏感になる為、肌に優しい紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを推奨します。
また、外出中にずっとハイドロキノンを守る力をキープできるように、3~4時間に1回は日焼け止めを塗りなおして下さい。秋冬でも、室内でも窓際なら光を受けるので、日焼け止めの塗り直しは欠かさないようにして下さい。
トレチノインの塗り方で炎症をコントロールする
安全に治療を成功させる為には、肌の炎症をコントロールする必要があります。
多くの場合、トレチノインを塗って2~3日経つと炎症が起こり、肌が赤くなり、バリバリと皮が剥け始めます。
しかし、トレチノインの効き目が強すぎる場合は肌が赤くなりすぎてしまい、強い痛みやしみを感じたり、稀に皮剥けした所から出血する人もいます。
そのように赤みが強すぎる場合は、塗る間隔を調整し、炎症をコントロールして下さい。
例えば、1日2回、朝・夜塗るところを、1日1回、夜のみにする。又は、1日塗って次の日は休み(ハイドロキノンと日焼け止めだけ塗る)、そしてまた次の日にトレチノインを塗る等です。
この様に塗る間隔を自分用に調整し、強すぎない赤みをキープしながら皮剥けさせて下さい(皮剥けはターンオーバーの証です)。
コレだけは押さえておくべき3つの重要ポイント
ここで説明する事が、「安全なトレチノインの使い方」を実践する上で重要になります。
このポイントを失敗すると、私の様に炎症が消えずに肌の赤みに悩まされたり、炎症性色素沈着ができてしまう可能性があるので、必ず熟読し、あなたのトレチノイン治療に活かして下さい。
トレチノインはBIHAKUENの0.025%から始めるべき
トレチノインは個人差が強く表れ、低濃度でもバリバリ皮剥けし、顔を真っ赤にしてしまう人もいれば、最大濃度でもあまり赤くならない人もいます。
それは使ってみるまで分からないので、まずはマイルドなBIHAKUENの最低濃度0.025%から始めるべきです。
私は最初から、最大濃度の0.1%を使ってしまいました。その為、どのくらいの炎症がヤバいのかが分からず、今自分に起きている炎症がヤバいと分からずに使い続けた結果、顔の赤みが消えなくなってしまいました。
そんなリスクを減らしたければ、まずは低濃度のBIHAKUEN0.025%から始めるのがベストだと私は思います。
【超重要ポイント】スムーズな濃度変更
なるべく安く済ませようと1つの濃度だけ購入することはおすすめしません。ここはとても重要です。
トレチノインは、耐性との戦いみたいな所もあり、いかに耐性がつかない内に最大限皮剥けさせるかがポイントです。皮剥けするほどターンオーバーは早くなり、ニキビ・ニキビ跡を根底から消し去る事ができます。
ですが、0.025%の1つの濃度しか買っていない場合、その効き目が弱すぎた時にすぐに濃度変更を行えず、次の濃度のトレチノインが届くまで時間を無駄にします。トレチノインが届くのには7日程度かかるので、最長12週間の内の1週間を、ただ待つだけに浪費する事になります。
治療効果を最大限に発揮する為、炎症リスクを緩和する為には、スムーズな濃度変更が絶対不可欠です。複数の濃度を揃え、いつでも濃度変更ができるようにしておく事が、超がつくほど重要になります。
最適なトレチノインの組み合わせ
トレチノイン治療のサポートで100人程度のトレチノインの効き方を見てきた限り、ニキビ・ニキビ跡治療においては以下の組み合わせが最適だと考えています。
これ等を全て準備し、効き方に合わせて濃度変更をする事で、上述した「超重要なスムーズな濃度変更」を行う事ができ、ニキビ・ニキビ跡を効率的に治せると思います。
BIHAKUENはマイルドですが、エーレットジェルはとても効き目が強いです。だから同じ濃度でも効き目は全く違うので必要になります。
勿論、BIHAKUENとエーレットジェルの全ての濃度を揃えておくのが最強ですが、少しでも節約したい人のために厳選した結果が以上です。だから、安全にトレチノインを使い、ニキビ・ニキビ跡を治したいのなら、必要経費だと考えて下さい。
まとめ
ニキビやニキビ跡にトレチノインを使うのであれば、ニキビやニキビ跡からはみ出ないように、ピンポイントに薄く塗り広げて使って下さい。
また、ニキビやニキビ跡を効率的に消したり、炎症によるリスクを回避する為にも、トレチノインは複数の濃度を揃えておく事が重要です。
トレチノイン初心者の方は、上述した組み合わせで揃えてみて下さい。
焦らず堅実にニキビ・ニキビ跡を治していきましょう。
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