豆乳といえば「体に良い飲み物」として健康志向の高い方に支持されている飲料の一つです。
最近では、コーヒーショップで頼むラテの牛乳を、豆乳にカスタマイズして飲む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、豆乳を飲む習慣をつけたことで、女性特有の症状などにも改善効果が出たという人の声もあり、女性の味方として大注目の飲料なのです。
しかも健康面の効果だけでなく、美容にも良い成分が詰まっており、美肌効果にも期待が高まっています。
ただし、取り入れ方には注意が必要なので、豆乳を摂取する際のメリット・デメリットをご紹介していきます。
豆乳は女性の味方!
豆乳は、水に浸した大豆をすりつぶし、そこに水を加えて煮詰めた汁を濾したものです。
調整・無調整くらいしか種類がなかった昔と比べると、今では様々なヴァリエーションのものがありますが、基本的な作り方はほとんど変わりません。
豆乳の原材料は大豆なので、大豆の栄養素が凝縮されています。
ご存知のとおり大豆にはイソフラボンが多く含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きをしてくれると言われており、生理前の不調や肥満防止への効果の他、更年期障害の症状軽減や生理不順の解消、便秘や冷え性の改善など、特に女性の不定愁訴と言われる症状への効果が期待されています。
豆乳を飲むメリットを再確認しよう
では、体に良いと言われる豆乳には、具体的にどのようなメリットがあるでしょう。
一番のメリットは、やはり大豆の栄養を手軽に摂取できることです。
豆乳にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEとビタミン類が非常に多く含まれています。
ビタミンB群は、ホルモンバランスの乱れによる吹き出物や肌荒れをふせぎ、健康な肌を作ります。
ビタミンEは「若返りのビタミン」と言われており、特に美容に良いとされるビタミンです。脂肪の過酸化を防ぎ、ホルモンの分泌を活発にしてくれる働きと、血行促進し新陳代謝を良くする作用もあります。豆乳が美肌に良いとされる理由は、美肌に欠かせないビタミン類が豊富に摂れる飲み物だからなのです。
さらに、女性にとって大きなメリットは、大豆に含まれている大豆イソフラボンです。
女性ホルモンである「エストロゲン」と似た働きをしてくれる大豆イソフラボンは、皮膚のハリやツヤを保ったり、生理前の不安定なホルモンバランスを整えてくれる働きがあります。
そのため、生理前に肌あれがひどいという方や、大人ニキビが出来るという方は、定期的に豆乳を飲むことでホルモンバランスが整い、女性の肌トラブルを防ぐことができます。
さらに、エストロゲンの重要な役割であるコラーゲンの生成やコレステロールの調整なども大豆イソフラボンが代用してくれます。
そもそも肌は、腸内環境や身体の健康状態などが反映されるため、洗顔や化粧品だけでは美肌を保つのは難しいです。普段から食生活が乱れている方にとっては、豆乳をプラスするだけで栄養バランスの偏りを防ぐことができます。
また、豆乳はコレステロールがゼロであるうえ、毎日コップに1杯程度を飲むだけでも十分に必要量を補えます。
手軽に補給できるというのも大きなメリットですね。
豆乳を飲むことで、身体の中からケアができ、体内環境を整えられ、美肌になるのだから、とても魅力的な飲み物であることは間違いありません。
豆乳にもデメリットがある
栄養たっぷりで良質な大豆から精製されている豆乳は、健康志向の高い人にとっては必需品と言ってもいい飲み物です。ですが、豆乳も万能ではなく、デメリットは存在します。
豆乳は、一度にたくさん摂りすぎると悪影響が出ると言われています。
今のところは医学的にはっきりと実証されているわけではありませんが、豆乳に含まれている大豆イソフラボンは大量に摂取すると女性ホルモンのバランスが悪くなり、女性の月経の周期が乱れる可能性が指摘されています。
大豆イソフラボンの1日の適量摂取量は1日約70mgで、その摂取量を守っていれば女性ホルモンの分泌量を適切に調整してくる働きがあります。
適量さえ守っていれば問題はありませんので、毎日続けて適量を摂るように調整しましょう。
市販の豆乳飲料を大量に飲んだとしても、大豆イソフラボンの過剰摂取になることはないようですが、豆乳飲料を購入する場合は大豆イソフラボンの量は確認しておくことがベストです。
また、大量に摂取することでの影響は、甲状腺機能低下・不妊症・骨粗鬆症・乳がんのリスクなど、大きな病気へ影響も指摘されています。
たんぱく質分解酵素の働きを阻害する栄養素も含まれていますので、1日の摂取量は必ず守って飲むことが必要です。塩や水など身体に欠かせないものであっても、過剰摂取すると問題が出てきます。
高血圧やむくみなどです。同様に豆乳も過剰摂取はよくありません。適量を継続的に飲むことが重要で、そうすれば豆乳のメリットを最大限に活かすことができます。
豆乳とアレルギーの関係
豆乳は、アレルギーがある方は飲めません。
豆乳の原材料である大豆は、「アレルゲン」と呼ばれる「アレルギーの原因となることが分かっている食品」の一つで、食品に使用されている場合には必ず表示することが義務付けられています。大豆アレルギーに該当する方は、豆乳は飲むことはできませんので注意しましょう。
豆乳アレルギーの方が豆乳を飲むと、口や喉が腫れたような感覚になったり、違和感やかゆみを感じたり、ひどい方になると腹痛や吐き気を伴い、実際に吐いてしまう方もいます。
食物アレルギーはどれも摂取した場合の症状が重く、重篤になる場合もあるのでうかつに摂取できません。家族に大豆アレルギーがいるなど、心配な方はアレルギーの検査を受けることをおすすめします。
大豆アレルギーと診断されていない方でも、体質が変化して大豆アレルギーになったという方もいます。もし豆乳を飲んで気分が悪くなったり、体調が崩れたりした場合は必ず病院に行き、アレルギーの検査を受けるようにしましょう。
病院のアレルギーパッチテストで自分に合わない成分を確認
大豆アレルギーの方は、豆乳だけでなく大豆を使用したものがすべて摂取できません。大豆を普段の食事の中から排除するのは非常に困難です。
医師に相談しながら治療すれば、少しずつ食べられるようになるという場合がありますので「もしかしてアレルギーかも?」と思うことがあれば、早めに医師に相談してください。
普段の生活の中で大豆がダメなのかどうかある程度は認識しているかと思うので、その場合は気をつけておきましょう。
豆乳の効果を最大限に引き出す飲み方
美容と健康に効果的と言われている豆乳。その効果を最大限に引き出すためには、以下のような飲み方をするとより効果的です。
1、豆乳を飲むのは朝
豆乳は、朝起きた時に飲むと効果が高いと言われています。豆乳には食物繊維が含まれており、朝起きた後、腸が働き始めた頃に飲むとダイエットの効果が高くなると言われています。また、豆乳に含まれる「ソイプロテイン」は吸収に時間がかかるため、腹持ちがよいのも特徴です。朝食に1杯飲んでおくと食欲を抑える効果も期待できます。
2、豆乳を温める
豆乳に限らず、飲み物は温かいものの方が胃に優しく、より栄養素を吸収することができます。体を温めて代謝をよくし、血液の流れをよくするためにも豆乳は温かくして飲むことがおすすめです。
3、毎日飲む
豆乳は、1日に大量に飲んでも効果はありません。それどころか、ホルモンバランスが乱れたり、さまざまな病気への関与も指摘されていますので、毎日少しずつ適量を飲むように心掛けましょう。1日の適量は約200ml程度です。
もしダイエット効果を求めるのであれば、生理前に飲んでおくと生理後に痩せやすくなるというデータがあります。生理前には水分などを溜め込みやすいので痩せにくくなり、豆乳に含まれる大豆サポニンは老廃物の吸収を抑えると言われているので、豆乳を飲み始めるなら生理前が良いとされます。
この記事のまとめ
いかがでしたか。豆乳は基本的に体に良いものではありますが、必ずご自身の体調や体質と相談して飲むようにしましょう。そして、量やタイミングをきちんと守れば、美容効果も期待できるので、ぜひ試してみたいものですね。生活に上手く豆乳を取り入れ、健康で美しい肌を目指しましょう。