ニキビやニキビ跡におすすめのピーリング治療とは?皮膚科で出来る?

ピーリング治療というものをご存じでしょうか?古い角質を除去する治療方法で、ニキビやニキビ跡などの治療方法としてはスタンダードなものです。

ピーリングといえば、自宅でもできるホームピーリングの化粧品を一度は使ったことある人もいるかと思います。

今回ご紹介するのは、ホームピーリングよりも効果の高い、皮膚科や美容クリニックでのピーリング治療についてです。

ピーリング治療の種類やニキビへの効果、注意点などをみていきましょう。

ピーリング治療とは?

ニキビのピーリング治療というのは、薬剤を直接肌に塗布するなどの方法で、古い角質の除去を促進し、肌のターンオーバーを促進させます。古い角質が毛穴に詰まると、皮脂と紫外線などの刺激から毛穴の入り口付近の皮膚が角化し、ニキビの原因になります。

ピーリングは毛穴周辺や毛穴の環境を守るために効果的な方法で、治療も安価で受けられるというメリットがあります。また、薬剤も肌の表面のみに働きかけるようにできているため、安全性の面でも信頼できます。

痛みや治療後の炎症も少ないため、回復も比較的早いです。古い角質を除去することで顔色も明るくなるため、ニキビだけでなく、美肌や美白効果も期待できます。

美容皮膚科だけではなく、通常の皮膚科でも取り扱っているほどピーリング治療は行いやすい治療というわけです。

ピーリング治療でニキビ対策は出来る?

肌のターンオーバーが乱れると、古い角質がそのまま残って肌荒れやニキビなどのトラブルを引き起こします。

ピーリング治療は、この肌からはがれにくくなっている古い角質を除去するよう、薬剤によって促進します。そうすることでターンオーバーの正常化を導く効果が生まれます。

ターンオーバーが正常化すると、肌は新しい細胞を生み出し、色素沈着などの状態になっていたシミやくすみを徐々に押し上げます。そしていずれは古い角質とともに除去することができます。

 

また、ピーリング治療はニキビ予防にも効果的です。例えばピーリングの方法の一つ、ケミカルピーリングで使われるフルーツ酸(AHA)という薬剤には、殺菌効果があります。それがニキビの元となるアクネ菌を死滅させ、毛穴内部の炎症を鎮静化させます。

効果を得るためには、できれば2~4週間に1度程度の治療が必要です。継続すればするほど、美肌へと近づきます。この他ピーリング治療はニキビ予防だけでなく、ニキビ跡にもおすすめです。ターンオーバーの促進により、ニキビ跡の赤味や色素沈着は改善されます。

ただし、ニキビ跡の中でもクレーターの場合は、ニキビの炎症が悪化し、真皮のコラーゲンやエラスチン繊維が破壊された状態で、基本的にその部分は肌の再生能力が失われた状態です。

そのため、その箇所についてはピーリングはあくまで古い角質をそぎ落として、皮膚の角化をやわらげ、ニキビ跡と肌表面の段差を少なくして目立たなくさせるという効果にとどまります。

ピーリング治療の種類とは?

ケミカルピーリング

ピーリング治療の一つ、ケミカルピーリングは、グリコール酸ピーリングとも呼ばれます。この方法では皮膚に酸性の薬剤を塗布して、角質を溶かしたり、はがれやすくするように治療されます。一般的には肌の表面に薬剤が均一にのばされますが、肌の状態によって使用する酸の種類や濃度は調整されます。

使用する薬剤は2種類に分かれます。一つはAHA(アルファヒドロキシ酸)で、水溶性の酸です。フルーツ酸とも呼ばれ、リンゴや柑橘類に多く含まれているものです。主にクエン酸、リンゴ酸、グリコール酸、乳酸、トリクロロ酢酸(TCA)などのピーリング剤があります。

もう一つの薬剤はBHA(ベータヒドロキシ酸)で、こちらは油性の酸です。ピーリング剤として使われるものには、サリチル酸が挙げられます。サリチル酸のメリットは、角質だけではなく皮脂や角栓まで溶かす効果があるため、ピーリング後に肌荒れしたり、肌がめくれたりということが少ないということにあります。

サリチル酸は強い酸性のため、以前は取り扱いが難しい薬剤でした。現在はサリチル酸マクロゴールという成分が新たに開発され、リスクが少ない薬剤として知られています。

クリスタルピーリング

クリスタルピーリングはケミカルピーリングのように酸を使わないピーリング治療です。使用するのは酸化アルミニウムの微粒子です。これを肌に高圧で吹き付けると同時に吸引し、表面にたまった古い角質や汚れを削る物理的な方法です。

この方法だと角質を削る厚さは技術者によってコントロールができます。そのため目の周りなど皮膚が薄い部分のピーリングも可能です。

また、この酸化アルミニウムはアレルギーや副作用の可能性が低く、敏感肌やアトピーの人でも受けられるというメリットがあります。

ダイヤモンドピーリング

この方法では、ハンドピースと呼ばれる管の先にダイヤモンドの微粒子が付着したソフトスポンジを使い、吸引しながら皮膚の表面を研磨します。ニキビ跡のクレーターやざらざらした肌が気になる方におすすめの方法です。

ダイヤモンドの粒子の大きさによって削る大きさを調整できるため、皮膚の薄い目の周りにも使用できるのが特徴です。

ケミカルピーリングが受けられない敏感肌の人でも施術が受けられるというのもメリットの一つです。ニキビ跡のクレーターが気になる方はクリスタルピーリングとの併用も可能です。

マックスピール

マックスピールの方法は、まず皮膚に超微粒子のカーボンを塗布します。そして表面だけをふきとって、毛穴に黒いカーボンを残した状態で、赤外線レーザーを照射します。

これは、光レーザーは黒い色に反応するという特性を活かした治療方法で、古い角質や毛穴の汚れを燃焼させてピーリングを行います。

使用するカーボンは毛穴に入り込むくらいの小さな粒子です。そのためレーザーの熱エネルギーを毛穴に重点的に届けることができ、ピーリングと同時に毛穴の引き締め効果も生まれます。

また、レーザーで熱エネルギーを加えると、コラーゲン繊維が刺激されて細胞の働きが活性化します。こうしてコラーゲンが生成されることで肌のハリがよみがえり、毛穴だけでなくシワの改善にもつながります。

さらに、顔全体に光を当てることで肌全体のくすみを取り除くこともできます。施術するごとに透明感のある明るい肌へと変化します。

レーザーを照射する際はカーボンがはじけるためパチパチとした音や、多少の衝撃がありますが痛みを伴うことはほとんどないのも特徴です。

ピーリング治療の注意点

ピーリング治療は古い角質を除去する分、治療後は肌のバリア機能が極端に下がった状態になります。そのため、その状態の肌に紫外線によるダメージや色素沈着を引き起こさないよう、ケアをすることが大切です。

特に保湿と日焼け対策はしっかり行いましょう。施術後は肌が乾燥しやすくなっているので、いつもよりしっかりと保湿をし、日焼け止めや帽子を使って紫外線対策を行いましょう。日焼け止めは指示されたものを使うようにしてください。

また、ケミカルピーリングは肌にダメージを与えず効果が得られる塗布時間の見極めが、非常に難しい治療方法です。日本人の場合、深層までケミカルピーリングしてしまうと治療患部が赤くなって、以前より黒ずんでしまうということもあります。

ケミカルピーリングを受ける際は、エステサロンではなく専門の医療機関を受診しましょう。そしてその際、あらかじめ問い合わせをして経験豊富なドクターに施術してもらえるようにすることが大切です。

また、いずれのピーリングも治療費は保険適用外です。こちらもあわせてどのくらいの費用がかかるのか、確認しておきましょう。

まとめ

ピーリング治療をすることによって古い角質や汚れを除去し、肌のターンオーバーを正常化することができます。それがニキビやニキビ跡だけでなく、美肌や美白効果にもつながります。

また、レーザー治療などに比べてダウンタイムもほとんどなく、治療後すぐに化粧をして帰られるというところも嬉しい点です。

ピーリング治療の方法はいくつか種類があり、ケミカルピーリングの場合は信頼できる医療機関を見つけることが大切です。また、ピーリングの方法によっては敏感肌の人でも受けられる施術があります。

自分に合った治療方法でニキビ予防、ニキビ跡を改善してきれいな肌を手に入れましょう。

 

この記事を書いたユーザー

rina
猫大好き★食べるの大好き★ROCK女子!!美容について日々勉強中~( ..)φnanairoでは美容と妊娠・育児について執筆しています。 rinaの記事一覧