今までの脱毛方法はなぜ長い?

 

なぜ従来の脱毛方法(IPL、SSCなど)だと長期間の施術が必要で、こんなにも効率が悪いのでしょうか?
そもそもの脱毛方法のメカニズムを説明していきましょう。

 

脱毛の施術を受ける場合は毛の生える周期というのが重要なポイントになってきます。

 

人間の毛というのは成長期、退行期、休止期というサイクルをくり返していて、
人によって次の周期に移行するまでにかかる時間というのはマチマチなんです。

 

毛周期の例) 成長期・退行期・休止期のサイクル

 

なので2、3ヶ月で生え変わる人もいれば半年、1年かかってしまう人もいます。

 

そしてこれも重要なポイントなのですが、レーザー脱毛というのは成長期の体毛にしか効果がないんです!

 

これはメラニン色素に反応するというレーザーの性質に理由があり、
成長期の毛はメラニン色素が多く含まれているので、レーザーはきちんと毛根の奥の毛母細胞に届いてくれるのですが、退行期や休止期はメラニン色素が薄いので反応してくれないんです。

 

なので、レーザーを何回当てたところで、脱毛したい部分の、
成長期のサイクルの毛にだけしか効果は出ないんです。
なので多くのクリニックや脱毛サロンでは一回施術をしたら、2ヶ月は期間を空けることを推奨しています。

 

これは他の毛が成長期に入るのを待っている期間なんですね。

 

なぜ、脱毛サロンは5回~10回の脱毛コースが多いの?

 

頭皮を除く、人間の身体で成長期の毛というのは約10%~20%といわれています。
なので1回の施術で上手く脱毛できたとしても永遠に生えなくなるのは身体の中の20%以下で、
その2ヶ月後に再び脱毛したとしても40%以下の毛だけしか処理することはできません。

 

単純に計算すると5回の施術が必要になってしまうんですね~。
だから脱毛のコースには5回パックとか全5回コースが多いんですよ。

実際には、成長期の毛の10%~20%程度しか脱毛できないため、コースの回数は5回~10回のコースが多いです。

 

2ヶ月おきに全5回となると、少なくとも10ヶ月は期間を必要としますよね?
しかもこれは上手くいった場合のことなので、
生え変わるサイクルが3ヶ月の人や4ヶ月の人はもっと長い期間を要します。

 

人によっては2年3年かかる場合も少なくありません。

 

というか、間を置けばいいというよりも、その人の毛の周期に合わせた脱毛方法が重要で、生え変わってもいないのにレーザーを当てても肌に負担をかけるだけになってしまうんです。

 

なので、クリニックやサロンによっては有効期間を長めに設定し、
5年で全身脱毛というゆっくりした脱毛を推奨しているところも多いんです。

 

しかし、いくら身体のためとはいえそんな長い期間脱毛に通うのは面倒ですよね~。
もちろん施術の費用のことも問題ですが、忙しい人はそんなに長期間脱毛に通っている暇はありません。

 

なので、途中で止めてしまったり、行くのをためらってしまう女性も多かったんです。

 

新感覚のSHR脱毛とは?

 

 

従来の脱毛方法より早い!
と最近若い女性の間で人気となっているのがこのSHR脱毛なんです。

 

この脱毛方法は毛の生え変わる周期に関係なく脱毛ができる画期的な方法といわれていますが、
それって一体どういうことなんでしょうか?

 

そのメカニズムを見ていきましょう。

 

従来の脱毛方法だと、レーザーを当てるのは毛根にあるメラニン色素で、
メラニン色素が薄い場合は上手く反応してくれませんでした。

 

しかしSHR脱毛は毛根ではなく、
毛を産生する皮膚付属器官である「毛包」という部分に光のエネルギーを当てます。

 

従来の脱毛法と最新の脱毛法(SHR脱毛)の違い

 

毛包は毛の周期とは関係なく身体に存在する器官なので、
サイクルに関係なく脱毛することができるんです。

 

今までのレーザーを使った脱毛方法だと、
毛根を完全に焼き切る必要があったので、高温のレーザーを肌に当てなくてはなりませんでした。
そのため施術中に熱さを感じたり、火傷のような痛みを感じるという方も少なくはありませんでした。

 

しかし、このSHR脱毛は、
弱い光のエネルギーを広範囲に何回も繰り返して照射するという方法なので、
熱くもありませんし、痛みも全くないんです。

 

脇部分はデリケートなゾーンなので、
肌へのダメージが減り、肌に優しい点は女性にとって嬉しいポイントですよね。

 

このSHR脱毛というのは、
なんと脱毛とは真逆の育毛の研究によって発見されたもので、
育毛の新技術の副産物として発見されたものなんです。

 

育毛の研究で、毛包の活性化から毛を育てたり、
増やしたりする構造が発見され、
「増やせるということは減らすことも出来るのでは?」という発想から毛包の活動を停止させることによる脱毛が生まれたんです。

 

SHR脱毛はどのくらいの期間で完了するの?

 

気になるのが従来の脱毛方法と比べた場合の、全身脱毛完了までにかかる期間ですよね?

 

従来の脱毛方法だと、少なくとも2年はかかりましたし、
クリニックによっては5年の期間を猶予としているところもありました。

 

しかし、SHR脱毛は毛の周期に関係していないので、
肌の負担を考えて3週間に一回のペースで施術できるとすれば、早くて半年で全身脱毛が完了してしまうんです♪

 

「仕事が忙しくてなかなか通えない」という方でも1年あればほぼ完了すると考えていいでしょう。

 

SHR脱毛のメリットとデメリットは?

 

ここからは、SHR脱毛のメリットとデメリットについて、まとめます。

 

SHR脱毛のメリット

 

SHR脱毛のメリットはなんといっても全身脱毛完了までの期間が早いというところでしょう。

早く完了するということは費用も安く済みますし、面倒がない、手間がないということでもあります。
それに「夏までに全身脱毛完了させたい!」
「結婚式までにムダ毛のないキレイな肌にしたい!」
などの目的がある場合にも期間が短い方が嬉しいですよね!

 

そして施術時に痛みがないというのも大きなメリットです。
従来の脱毛方法だと、脱毛の仕組み上、どうしても温度が60度から80度は必要でした。

 

なので「どうしても痛くて我慢できない!」という女性も多かったんです。

 

しかし、SHR脱毛だと45度から50度くらいの温度にしかならないので、
痛みを感じることはほとんどありません。

 

光自体も弱いですし、広い範囲に分散されることで集中的に一カ所が痛くなるという心配もないんです。

 

今まで脱毛の大きなリスクだった施術後の腫れや赤み、
肌が弱い人に出てしまいがちなレーザーによるシミなどの危険を回避できるのも大きなメリットでしょう。

 

またメラニン色素の濃淡が関係してこないので、
従来は難しいとされていた色黒肌の人の脱毛や、金髪の脱毛、産毛の脱毛もSHR脱毛なら可能なんです。

 

そして、ほくろやシミ、黒ずみ、乳輪周りも脱毛の簡単にできるので、
バスト部分のムダ毛に悩んでいる女性にもおすすめなんです。

 

SHR脱毛なら産毛や白髪にも効果がありますし、
全身脱毛完了後の経過も良いそうです。

 

肌に負担がないので荒れる心配はありませんし、
全然目立たないし、むしろお肌がキレイにんなった♪」という感想の女性も多いんですよ。

 

SHR脱毛と従来の脱毛の違いのまとめ

比較項目

SHR脱毛

従来の脱毛

脱毛スピード・早さは?早い 6ヶ月遅い 2年、3年
痛みは?温かみを感じる程度痛い
料金・費用は?短期間で終了のため安い長期間のため出費は大きい
肌への負担・優しさは?毛包を温めるため、肌へ優しい毛根を焼き切るため、負担大きい
肌の色による脱毛のムラは?色は関係がないため、ムラがないシミやほくろなどの周辺などムラ
火傷リスクは?温度が低いため、リスクない高温のため、火傷可能性あり
手間の掛かりやすさは?短期間でサクッと終わる。通う手間がかかる。

 

SHR脱毛のデメリットとは?

 

やはり従来の脱毛方法に比べて歴史が浅く
新しい方法なので「イマイチ信用できない」という方が多いというのは否めないでしょう。

 

確かに施術後10年後、20年後に絶対に毛が再生されないのかについては、
今のところ体験者がいないので絶対に安心!とは言えませんよね。

 

しかし、理論的には再生は在りませんし、
SHR脱毛は今後主流となっていくと言われている脱毛方法で、
取り扱うクリニックやサロンの数も今後どんどん増えていくことでしょう。

 

ただ、機械が1台500万円前後と、高額なため、
しばらくは、資金力のあるエステやクリニックまたは、新規のサロンに限られると思われます。

 

また、SHR脱毛に必要な脱毛機はまだ日本に流通が少ないですが、
徐々に国内のSHR脱毛機(ルミクスツインなど)が増えてくることでしょう。

 

施術が受けられないわけではないのですが、
扱っている場所が限られていると「どっちのクリニックがより安全でお得かな?」のような比較ができないので、
こういった部分はデメリットといえばデメリットです。