漢方で体質改善ダイエット。根本的な肥満原因をすれば痩せられる!あなたは何タイプ?漢方的診断で解き明かす4つの肥満タイプ。

めざましテレビを見ていたときのことです。
今月から始まるドラマのPRで主演の戸田恵梨香さんが
「健康チェックのため、定期的に指先から”おけつ”をとっています」 という話をされていました。おまけに共演者の堤真一さんや古田新太さんなどにも指先から血をとって健康チェックすることをすすめているとか・・・

 

 

この「おけつ」というのは、漢字で書くと「瘀血」。
瘀血の「瘀」とは停滞という意味。東洋医学用語で、悪く滞りがちで、年度が強い血液のこと、また、血の流れが悪く、よどんだ状態のことを指します。いわゆる「ドロドロ血」「血液ドロドロ状態」のことですね。

さすがは女優の戸田さん。美肌や美ボディ、健康維持のため、漢方もかじっているんだなあ、としみじみ。

 

 

ちなみに、漢方についてはこれまでほぼノーマークだったんですが、これを機にいろいろ調べてみたところ、
痩せにくく太りやすい私たち大人世代にまさにドンピシャ。
「自分の肥満原因を知り、根本的に体質改善をしてダイエットを成功させるために、漢方は効果的」だということが分かりました!

 

 

 

 

 

◇漢方とは?西洋医学との違いは?

 

 

2000年以上もの歴史を持つ漢方は、自然と人とのバランスを重視し、病気の起こるそもそもの原因を明らかにし、根本治療を目指す医学と言われています。

 

 

西洋医学と比べると明らかなのが、既にあらわれている病気や症状を治すことに重きを置いている西洋医学に対し、漢方(東洋医学)は、病気や症状というよりは、「病人そのものを治すこと」を目的としている点ですね。漢方は、人間本来の自己治癒力や自己免疫力を高めて、病気にならない体質をつくるのを目的としています。
西洋医学、漢方でつかわれる薬も違います。
現状、薬局や病院で私たち買うことができる薬は、主に西洋医学に基づいた化学合成された薬。
菌を殺したり、熱や痛みをとる、血圧を下げるなど、単一の症状に対して強い即効性があります。

 

 

 

 

 

 

 

◇漢方のベースは、陰陽五行説。
「すべてのものはお互いに影響し合い、作用し合うことで成り立っている」  

 

 

 

さらに、「陰と陽のバランスが崩れると病気になる」と考えられています。
かといって、どちらかに偏りすぎることなく、お互いに影響し合い、調和が取れている状態が望ましいと提唱されています。

 

 

そして、この陰陽はさらに5つに分けられます。
その5つとは、古代の人々が生活必須要素としていた「木」「火」「土」「金」「水」の5つ。
これら5つの要素も、先ほどの陰陽と同じで「お互いに影響し合い、作用しあうことで成り立っている」という考えです。
この5つの要素をもとに生まれ、漢方など東洋伝統医学のベースとなった五行思想、「陰陽五行説」です。

 

 

※この五行思想の「相生(そうせい)」とは、陽の関係同士。お互いに生み、育てる関係性。
「相剋(そうこく)」とは、陰の関係同士。相手を打ち滅ぼす関係性。

 

 

 

 

 

◇陰陽五行説を臓器にあてはめたものが「五臓六腑」

漢方のベースとなる五行思想の5要素「木」「火」「土」「金」「水」。
この5要素を臓器にあてはめたものが「五臓六腑」です。
五臓とは、「肝」「心」「脾」「肺」「腎」。
六腑とは、「胆」「小腸」「三焦」「胃」「大腸」「膀胱」。

 

 

私たちが摂取した飲食物は、体に必要な栄養と不要な成分に分けられ、必要な栄養は五臓(ごぞう)へ、不要な成分は便や尿として排泄されます。『消化吸収』が六腑の働き。
一方、五臓は、必要な栄養から「気・血・水」をつくり出したり、貯蔵したりします。

 

 

五臓六腑は、互いに助け合ったり制御し合ったりして、バランスがとられていると考えます。
このバランスが崩れると、何かの症状が現れたり、病気になったりするわけです。

 

 

※
「肝」の機能が低下すると・・・筋力の低下、感情不安定、消化不良や腹痛、下痢、吐き気など
「心」の機能が低下すると・・・動悸、不眠、精神不安定、物忘れなど
「脾」の機能が低下すると・・・食欲不振、疲れ、やつれ、むくみなど
「肺」の機能が低下すると・・・肌荒れ、呼吸不全、便秘など
「腎」の機能が低下すると・・・骨格がもろくなる、膀胱の機能低下、慢性の下痢、不妊、脱毛症など

 

 
◇漢方的診断で解き明かす4つの肥満タイプ

先ほど、五臓六腑のうちの五臓は、必要な栄養から「気・血・水」をつくり出したり、貯蔵したりする、というお話をしました。この「気・血・水」について。
漢方では、病気の診断をするために、「気・血・水」という独特の見方をします。

「気」は体のエネルギー源。体の各機能を動かし、血液や水分の流れをスムーズにし、新陳代謝を促す。
「血」は血液のこと。健康を維持するために、全身に栄養を運び、老廃物を回収する働き。
「水」は胃液や涙など、体内の水分のこと。体全体を潤し、体内を循環して体温調節や関節の働きをなめらかにします。

 

 

この「気・血・水」のバランスが崩れると、体のバランスが崩れ、何かの症状が現れたり、病気になったりすると考えられています。
そもそも漢方薬はダイエットに使用する目的で作られたものではないですが、肥満はもとより、便秘や冷え、むくみなどはある意味、体のバランスが崩れている証拠。
この漢方的診方によって、真にバランスを崩している原因を知ることで、太りにくい体質を作ることができます。

 

 

そんな漢方的診方による肥満タイプと対策は下記の通りです。
ご自身に思い当たるところがないか、チェックしてみてくださいね!

 

 

●1、固太りタイプ
(瘀血(おけつ)タイプ)

【特徴】
・ガッチリした体格で、お腹がぽっこり出ている。
・便秘しがち。
・月経痛などの月経の不調がある。
・肩や首、背筋が凝る。肩こりや頭痛も。
・顔色が悪く、くすんでいる
・手足のひえがある
・日焼けや傷あとが消えにくい
・肌のくすみ・シミが目立つ
・目の下にクマができやすい
【対策】
十分な水分補給(出来るだけ温かい飲み物)と野菜中心の食生活で血をサラサラにしましょう。また、ゆっくり食べることを心がけましょう。

●2、ストレス太りタイプ
(気滞(きたい)タイプ)

【特徴】
・ストレスがたまりやすい
・イライラしやすく、気分が落ち込みやすい
・気分にムラがあり、怒りっぽい
・食べ物の好き嫌いが激しい
・生理不順。生理前には過食傾向に
・胃もたれ感がある
・ゲップやおならがよく出る

 

 

【対策】
・アロマテラピーやゆるやかなストレッチやヨガなどでストレス解消を。
・気の流れを促進する理気作用のあるシソや春菊、クレソン、シナモン、ミントなどの香りのある食材を積極的にとりましょう。
・柑橘類もおすすめ。
・ハーブティーにして楽しむほか、ポプリにして活用を。

●3、冷え太りタイプ
(血虚(けっきょ)タイプ)

【特徴】
・低体温で冷え性
・汗をかきにくい
・めまいや立ちくらみがある
・顔色が悪く、皮膚がカサカサしやすい
・爪が白っぽい、割れやすい
・疲れやすく、貧血ぎみ
・肌有れや小じわが目立つ
・髪にツヤがなく、枝毛も多い
・生理が遅れ気味。経血量も少ない

 

 

【対策】
・血を補う補血作用のある、タンパク質やビタミン、カルシウムが豊富な食べ物を。
・ほうれん草やニンジン、プルーン、レバー、黒豆などがおすすめです。
・特に女性の場合は、生理中には補血を配慮した食事を心がけて。

●4、水太りタイプ
(水毒(すいどく)タイプ)

【特徴】
・色白でポッチャリ
・全体的に筋肉がやわらかい
・むくみや冷えがある
・めまいや耳鳴りがすることがある
・寒がりで下半身のひえやむくみがある
・トイレに行く回数が多い
・胃腸が弱く、体力がない
・軟便で下痢をしやすい
・温かい飲み物を好む
・体を動かすのが苦手
【対策】
・薄着や冷房は避け、体を温める生活を。特に生理中の冷えは禁物。疲れた日は半身浴や足浴でリラックスを
・身体を温める作用のある唐辛子やショウガ、ニンニク、ニラなどの食材を使った料理を。
・体を冷やすビールや清涼飲料水、生野菜は控えめに。
・血を補い、温める黒砂糖やミルクティもおすすめ。
 

 

いかがでしたか?
ご自分の体質、傾向を知り、ぜひお役立てくださいね。

 

 

 
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