なんだかメイクのノリが悪い。
保湿ケアをしても、肌がうるおっていない気がする。
そんな悩みが出てきたら、ピーリングが効果的かもしれません。
ピーリングは、さまざまな肌トラブルを解決してくれます。
ニキビが治らない、ニキビ跡が消えない、シミが出てきた、小じわが気になる…
などを改善してくれるんです。
まさに大人肌には、うれしい効果ですよね。
そんなピーリングについて、どれくらいの効果があるのか見ていきましょう。
そもそもピーリングって何?
ピーリングって聞いたことあるけど、詳しくは知らないという人もいるかもしれません。ピーリングとは「剥がす」という意味で、古くなった角質を剥がす処置のことを言います。
新しい肌に生まれ変わっていくことを「ターンオーバー」と言いますが、この周期は年齢とともに乱れてきます。おもに遅くなることが多いのですが、ターンオーバーの周期が遅れると、本来なら剥がれるべき古い角質が剥がれきらず、肌表面に残っていることになります。ストレスや睡眠不足によっても、ターンオーバーの乱れが起こります。
古くなった角質が肌に残っていると、さまざまな肌トラブルを引き起こします。毛穴づまりによるニキビ、保湿不足によるシワ、新しい肌に生まれ変われないことによるシミなどです。
ピーリングは古くなった角質を強制的に剥がすことで、肌を生まれ変わらせることができます。ではピーリングにも種類がありますので、それぞれご紹介していきましょう。
病院でおこなうピーリング
ピーリングには3つの種類があります。その1つは、皮膚科などの病院でしかできない「ケミカルピーリング」です。ケミカルピーリングとは、薬剤を顔に塗って、古い角質をとりのぞきます。
使用する薬剤は、リンゴ酸やクエン酸、乳酸やグリコール酸などの酸です。フルーツ酸とも呼ばれています。酸によって角質を溶かすということですね。
このような薬剤は、医療機関でしか取り扱えないことになっています。
エステなどでおこなうピーリング
エステなどでおこなう薬剤を使わないピーリングは「レーザーピーリング」です。レーザーの熱によって、古くなった角質を除去するという方法です。メリットとしては、薬剤を使わない分、ケミカルピーリングよりも肌への刺激が少ないということです。
敏感肌の人でも施術を受けられるでしょう。事前にカウンセリングなどで相談してから決めてみてください。
自宅でおこなうピーリング
3つめは、自宅でできるピーリングです。肌トラブルが気になり始めたら、まずは自宅でのピーリングから始めてみると良いでしょう。
自宅でできるピーリングには、4種類のタイプがあります。
・石鹸ピーリング
洗顔フォームと同じように、ふつうに洗顔するだけのタイプが「石鹸ピーリング」です。肌への刺激も弱いものが多いので、肌が弱い人には良いでしょう。
・ジェルピーリング
ジェルピーリングは、マッサージしながら古くなった角質をポロポロとはがしていく方法です。イメージ的にはいちばんわかりやすいと思いますが、肌を摩擦するため肌を痛める可能性があります。
・洗い流すピーリング
石鹸ピーリングのように泡立てることはなく、肌に塗って放置してから洗い流すタイプです。石鹸ピーリングよりも強いと言われています。
・肌に塗るだけのピーリング
ピーリングはそもそも角質をはがすことが目的ですが、塗るだけのタイプもあるようです。肌が弱い人に向いているタイプと言えるでしょう。その場では古い角質は剥がれませんが、自然なターンオーバーをうながし、角質を剥がれやすくしてくれる効果があります。
ピーリングの美肌効果とは?
ピーリングがどのようなものかわかったところで、次にピーリングの効果についてご紹介していきましょう。
ニキビ予防・ニキビ跡の改善
ニキビができてしまう原因は、毛穴のつまりですよね。洗顔で毛穴の汚れや皮脂を落としきることができなかったため、肌トラブルを起こしてしまっているのです。
自宅でのピーリングなら、洗顔では落としきれない毛穴の奥の汚れまでスッキリ落としてくれるので、ニキビができにくくなります。
またニキビ跡は、ニキビの治りが悪かったり、色素沈着などによって跡が残ってしまいます。これも肌のターンオーバーが乱れることが原因で、古い角質が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変われず、ニキビ跡が残ってしまうのです。
ニキビ跡まで改善するとなると、自宅でのピーリングではむずかしいでしょう。
薄めのシミを消す
病院でのケミカルピーリングや、エステでのレーザーピーリングなら、薄めのシミなら改善が期待できます。ケミカルピーリングでは、角質層のいちばん奥にある「基底層」まで剥がすので、薄めのシミなら改善できる可能性が高いのです。
自宅でのピーリングは、おもにディープクレンジングが目的ですので、シミの改善までは期待できません。
小じわやたるみ
年齢とともにコラーゲンが減少して、肌にうるおいがなくなっていきます。すると肌が乾燥して、小じわやたるみなどが気になってきますよね。ケミカルピーリングやレーザーピーリングなら、このような年齢肌の悩みも改善してくれます。
そもそも古い角質が肌の上に乗っていることで、肌がゴワゴワになっているとも考えられます。その上から一生懸命に保湿をしても、肌の奥まで浸透できないんです。ピーリングによって角質を取り除くことで、肌に浸透しやすくなります。
毛穴の黒ずみ・毛穴の開きを改善
毛穴に皮脂や汚れ、また古くなった角質が長期間つまっていると、毛穴が黒ずんでしまいます。そして洗顔などで一時的に毛穴づまりが取れたとしても、毛穴が開いた状態ではまたすぐに詰まってしまいます。
さらに毛穴の黒ずみの上に薄い皮膚が覆いかぶさってしまうと、洗顔だけではなかなか落とせないんです。こんな時こそピーリングを行うと、毛穴のつまりをスッキリ落としてくれます。
その後には毛穴を引き締める収れん化粧水などを使うと良いでしょう。
保湿効果がスゴイ
ピーリングのメリットは、保湿効果がスゴイことです。肌の上にある余計なものが一切なくなるわけですから、まっさらな状態になるということです。その状態のときに保湿をすると、浸透力が超MAXスゴイという感じです。(とにかくスゴイということがわかって頂ければ)
エステで行うレーザーピーリングの後に、「イオン導入」や「超音波導入」を行うと、肌の奥の奥まで美容成分を浸透させることができます。保湿効果のちがいに、きっとビックリするはずです。
保湿がスゴイということは、とくにシワの改善が期待できます。
副作用もある
ピーリングは皮膚を無理やり剥がすわけですから、副作用もあります。敏感肌や皮膚が薄い人には、向かない処置と言えるでしょう。肌への刺激が強すぎて、赤くなったりヒリヒリ痛くなったりするかもしれません。
またケミカルピーリングの場合には、薬剤による刺激や効果が強すぎることもあります。その場合には角質を剥がしすぎる危険性もあるでしょう。また施術後は乾燥しやすいため、保湿をしっかり行わないと肌を傷めてしまうでしょう。
ピーリング後は紫外線をしっかりと防がないといけませんが、レーザーピーリングの場合にはUVクリームを塗ることができないんです。そのため日焼け止め以外での紫外線対策をする必要があります。
ピーリングの後は、とにかく肌がデリケートな状態になっていますので、充分注意する必要があるでしょう。ケミカルピーリングやレーザーピーリングは、月1回の施術で数ヶ月通うことになります。
自宅でのピーリングの頻度としては、週1回くらいを目安にしましょう。やりすぎると肌を傷めて、乾燥を招くことになります。
ピーリングはターンオーバー正常化で若返り肌へ
ピーリングの美肌効果について、ご紹介しました。
ピーリングは病院でできるもの、エステでできるもの、自宅でできるものがありました。それぞれのメリット・デメリットを考えて、あなたに合った方法で試してみてください。
はじめは自宅でのピーリングから始めても良いですが、根本的にケミカルピーリングやレーザーピーリングとは作用がちがうことをご理解した上でお試しくださいね。自宅でのピーリングは、あくまでも「ディープクレンジング」と同じ作用です。
毛穴づまりをキレイにする効果は期待できますよ。ターンオーバーを促して、若返り肌を目指しましょう。