ローンの種類は様々で、ローンによって審査時間や期間は異なる
ローンといっても、住宅ローン・車のローン・ショッピングローン・教育ローン、など多種多様にあります。
また、審査にかかる期間もローンによってさまざま。
例えば住宅ローンなら審査におおよそ1ヶ月、金融機関によっては3ヶ月以上と日数がかかるといいます。
住宅ローンの場合はさらに細かい審査が
住宅ローンの場合は、借り入れする本人の審査のほかに、土地や物件の調査(新築住宅or中古住宅かなど)、担保評価額などを審査する必要があるからです。
そりやぁそうですよね、住宅ローンに関しては人生の中で1番といっていいほど大きな買い物をするわけですから。
金額も桁が違いますし、お金を融資する金融機関側も時間をかけてしっかり審査し、回答するはずです。
住宅ローンや車のローンについては、金額が大きいものになるので、エステサロンや脱毛サロンで利用するローンなどもっと私たちの身近なものからお話をしたいと思います。
審査のながれ
先ほども文頭でお話しましたが、私は某信販会社X社に勤めておりました。
数年前は全国に何店舗かある消費者金融会社だったようですが、消費者金融の総量規制の対象になってからは信販会社として名を変えて本社と支社の2社のみに。
しかし、信販会社としては、それなりにみなさん忙しく働いていました。
取引先はエステサロン、脱毛サロンを中心に他には医療、貴金属、かつら、補正下着、教材などの販売店と幅広く取引をしています。
私が勤めていたX社での審査の流れは下記の通りに進んでいきます。
審査の流れ
※X社の場合
①ローン申込書と必要書類(本人確認が出来る書類)が仲介会社を通してFAXがくる
※ローン申込時に2次審査で本人確認の電話をする際の連絡希望日がいくつか指定されていて希望日が早い順に対応していく
↓
②申込書と本人確認の書類に不備がなければ、個人信用情報機関であるCIC(シー・アイ・シー)の照会をする
↓
③CICの照会と申込書、本人確認書類を合わせて審査担当者に回す
一次審査を通過すると、2次審査として契約者本人へ契約意志確認のため電話をする
↓
④特に問題がなく2次審査である本人確認の電話が終了すると、本契約の手続きを進める
※審査の可否については、本人確認の電話の際に私たちが可否を言ってはいけないことになっているので、販売店から直接契約者本人へ伝える
↓
⑤契約書兼利用明細書が支払い開始の1ヶ月前に郵送される
↓
⑥契約日のおおよそ2ヵ月後から返済が開始される
1次審査はスムーズにいけば30分で審査完了
X社では、ローン申込の審査は1次・2次と2回あります。
1次審査については、ローン申込書と個人信用情報機関であるCIC(シー・アイ・シー)から申込者の信用情報を取得し、申込者の信用力、属性や借入額、返済能力、返済期間(返済回数)をもとに審査していきます。
審査内容はここをみています!
※X社の場合
ここでいう属性とは、下記のことをいいます。
・年収
・勤務先
・勤続年数
・年齢
・住居形態
・住居年数
他社によってはさらに細かく設定されている場合があります。
実際にX社に勤務していた時には、まず信用情報を見て他社のローン利用履歴、返済状況などの項目を確認していき、他社との借入れ額を含めて年間の返済額を計算し、審査をしていきます。
その後に、与信入力といって専用PCのフォーマットに審査担当者が審査した内容を私達が入力していき審査内容と与信の内容が正しいかどうか確認をしていきます。
この与信専用のPCから「OK」がでれば、晴れて一次審査を通過したことになります。
上記の流れでスムーズにいくと、1次審査は約30分ほどで審査が終わります。
保証人は必要ナシ。専業主婦でも申込みできる
X社へローン申込みがくるエステや脱毛サロンの1人当たりの相場はだいたい30万円前後。金利についても販売店によって様々でした。
さらにX社では、専業主婦でも配偶者(ご主人)の収入が一定の有職者(会社員など)であれば申込可能でした。
また、X社ではローンを申し込みする際の保証人や保証会社、収入証明書は特に必要ありません。
しかし他社では、専業主婦がローンを申込むには条件があったり、逆に全く制限がないところもあるようなので、事前にご確認を。
2次審査は5分で終了。本人確認と契約の意志を電話で確認する
1次審査自体は、特に不備がなければ30分ほどで審査が終了するとお話しました。
では、2次審査についてはどうでしょうか。
2次審査は電話で契約者の本人確認と契約内容を確認
2次審査については、契約者本人の確認と契約は自分の意思であるかどうかを電話で確認していきます。
2次審査ではまず、下記の内容を確認していきます、
・販売店からX社のローン申込書の控えを受け取っているか
はじめにこの2点の確認ができれば、X社のローン申込書の控えをもとに、違法な勧誘方法ではなかったか、ローン申込の契約内容など確認していきます。
もしX社の申込書の控えを販売店から受け取っていなければ、本人確認の電話を進めることができません。
その場合は、X社から販売店へ連絡をして、お客様にX社の控えを渡すように連絡をします。
2次審査である本人確認の電話については、約5分ほどで終了。
しかし、実際は2次審査という肩書きだけで、1次審査を通過すれば、ほぼローン申込の審査に通ったことになります。
結果、ローン申込審査は最短で35分で完了
X社では、2次審査である本人確認の電話が繋がらないと審査がすすまないのですが、1次審査に通れば、ほぼ審査に通ったことになるので最短で言うと、1次審査が終わる30分ということになりますね。
1次審査が通ったあと、2次審査の電話にでてくれれば、最短35分ですべての審査が完了することになります。
あくまでもX社の場合であり、繁忙期などを除く通常の業務の中でのお話になります。
審査に時間がかかる理由
実は、意外と多いのが最終意思確認の本人確認の電話ですが、これがなかなかお客様本人と連絡がつかず、審査が延びに延びている…という状況でした。
私たちは、ローンを申込みの時に必要書類と一緒にお客様の希望の日にちと時間帯を記入してもらいそれをもとに連絡をしていくのですが、着信履歴は残っているはずなんだけれど、折り返し電話をかけて来ない…。
ローンの契約を完了しなければエステや脱毛などもできないわけで、販売店にしても、1人でも多く契約を取りたいし、お客様も1日でも早く脱毛したい!エステにいきたい!と思って申込みしているのに、何だか矛盾していますよね。
最後に
審査にはどのくらいのかかるのかについてお話してきました。
いかがでしたでしょうか?
まとめると…
1次審査は最短で30分
2次審査は最短で5分
結果、審査には最短35分で完了する
※あくまでもX社の場合でスムーズに審査が進んだ場合
このように見ると、テレビやネットでよく見る広告の最短審査○○分といっているところとさほど変わらないものなんですね。
もちろん、申込状況、審査を担当する人によっても時間の差は出てくると思いますが、審査を担当する人はベテランの方が多かったのでこの結果にはうなずけます。
今では、ローンで商品を購入することが当たり前のようになっていて、利用している人も少なくありません。
ローンの申し込み審査をする場合、よっぽど特殊なローンでない限り審査基準については基本、どの信販会社でも大差ないと思います。
ただし、それぞれ信販会社独自の審査方法があるようなので審査にどのくらいかかるのか、一概にこうとはいえません。
また、大手のような信販会社になると、機械で審査をするところもあれば、X 社のように人の手でひとつひとつ審査していくという違いもあることから、審査にかかる時間もそれぞれ違います。
しかし信販会社としても、貸してなんぼの世界ですので、できるだけ早めに対応できるようにしている所が多いのも確かです。
ローン申込がすべてwebで完結!在籍確認や郵送物も来ない!
web完結ってご存知ですか?
その名の通り、ローンの申込から入金までの手続きが全てネット上で終わってしまうローンの申込方法のこと。
よく聞くところで言うと、三井住友銀行やみずほ銀行から出している銀行系のクレジットカードローンなど他にもweb完結でローン申込が出来るところも増えているようです。
web完結のメリットは、わずらわしい在籍確認の電話や郵送物が送られてこないこと。
在籍確認の電話や郵送物が送られてこない分、個人情報や家族、会社にも見つかる心配がないので利用者にとっても安心して申込むことができます。
また、ローンを利用する側も申込方法の選択ができるというところでは、ポイントが高いですね!
くれぐれもご参考までに。