頭皮の乾燥がひどい時の保湿ケア|正しいやり方と選び方を紹介!
頭皮が乾燥する。もともとアトピーや敏感肌の方だと、乾燥による頭皮の炎症に悩んでいるかと思います。
ただスキンケアとは違い、"頭皮の保湿"に関する情報が少ないと感じます。手探りでやっている方も多いのではないでしょうか。
私は情報が正しいのか判断せず、「とりあえずやってみる」で失敗した過去があります。保湿をするどころか、ますます荒れて乾燥するという痛い経験。
経験上思うのですが、頭皮がデリケートな場合は、もっと使うものに慎重になるべきです。
・どのように保湿ケアをすればよいのか
・どんなものを使えばよいのか
について、お話ししていきたいと思います。
1.スキンケアと同じように考えれば良い?
「顔も頭皮もおなじ"皮膚"だから、同じようにケアしていい?」
たしかに間違いではないのですが、注意点が一つあります。「オイルで保湿する」のは、避けた方が良いということ。
オイルや乳液で保湿をするのは、スキンケアでは定番ですが・・
頭皮は、オイルなどの油分で保湿をするのはよくありません。油分をつけたままだと、毛髪の成長が邪魔されて"抜け毛"になります。
スキンケアですと毛髪がないので、油分で表面を覆っても問題ありません。ところが髪の毛がある頭皮だと、毛穴を詰まらせる原因になるのです。
ホホバオイル・椿オイルなどの"頭皮用のオイル"もあります。ですがあくまで「頭皮の脂汚れを浮かせる」ことが目的で、頭皮にずっと付けるものではありません。
また、オイルをつけると「髪がべたつく・汚く見える」点も忘れてはいけません。せっかくシャンプーでキレイにしたのに、台無しになってしまうのは考えものです。
私もはじめは、ドライヤーをした後にオイルを地肌に塗りこんでました。髪はべたっと重くなるわ、抜け毛が増えてくるわ。
おまけに皮脂が酸化した独特の”脂臭さ”もでてくるわで、保湿どころではなかったのを覚えています。こんな失敗はしないようにしましょう。
結局オイルは捨ててしまいました。今考えると、もったいないですね。
頭皮のうるおいを保つには、"水分を保つよりも、与えること"が基本です。
スキンケアで言えば、化粧水を肌に送り込むケアですね。特に頭皮は、シャンプー直後は水分が逃げやすいので、水分をしっかり補うことが重要です。
頭皮の場合、水分を補えば「皮脂」がうるおいをキープしてくれます。無理にオイルなどで油分をおぎなう必要はありません。
皮脂はわたしたちの頭皮から自然に分泌されます。"皮脂は天然のオイル"と言われるくらい、頭皮になじみやすくて保湿効果もあるもの。.
2.化粧水とローション、どちらが良い?
化粧水を使って、頭皮をうるおしている人もいるみたいですが・・
顔に使えるんだから、頭皮にも使えるんだろうと「化粧水」を使う人がいます。他の人がすでにやっているのなら、良さそうに思えますが・・
化粧水を頭皮用に使うのは、あくまで「裏技」的な使い方です。化粧水本来の使い方ではありません。
世の化粧水は「頭皮にも使えます」という表記はしていないはずです。なぜだと思いますか?
化粧水は「髪に付く」ことまで考えて作られていません。そりゃあ当然ですよね。顔から毛が生えることはないのですから。
化粧水にはたくさんの化学成分が使われています。毛髪に付くと、変色したり傷む可能性があるのです。
髪の色を変えたい女性の間では、「あえて化粧水を髪につけて茶髪に」しています。いってみれば裏技的な使い方ですよね。
化粧水だと、安上がりですむ。いちいち買い足さなくて楽。という気持ちがあるかもしれませんが、化粧水は頭皮トラブルの元。
どこかで"効率"や、"楽なもの"を追い求めすぎると「反動」がきてしまいますよ。
頭皮用のローションを使うのが、一番リスクがありません。そのために作られているのですから。
3.頭皮用ローションの落とし穴
頭皮用のローションを、店頭で見つけるのは大変
いざ頭に塗るローションとなると、お店ではなかなか見つけられません。私もドラッグストアで探すのですが、キュレルくらいしかありませんでした。
店員さんに聞いても、よくわかっていない様子でした。
もちろんキュレルは「乾燥性敏感肌」で、低刺激な保湿ローションです。ただ「ほんとうにそれで良いの?」という疑問もわいてきました。キュレルしか選択肢がないと、不安になりますよね。
通販でも探してみたところ、「すこやか地肌」という"頭皮用の美容液"なるものを見つけました。
キュレルに比べると値段は高いので、ただのぼったくり商品かな?と思いました。ただ実際に調べたところ「高いなりの理由」はあるんですね。
●キュレルは「頭皮をうるおす」のみ。
●すこやか地肌は「炎症を抑えて、頭皮を潤して、肌を強くする」。
頭皮を保湿したいといっても、単に"頭皮がカサカサなだけ"の人はまずいないと思います。乾燥してフケがでたり、頭皮が荒れていたり。
わたしたちの本当の目的は、"頭皮をうるおす"のではなく「荒れた頭皮を治す」ことだと思うんです。
荒れた頭皮を治さないと、いくら潤しても意味がありません。頭皮を土に例えると、荒れた畑にいくら水をやっても作物が育たないのと一緒です。
根本からケアするのが「すこやか地肌」で、応急処置的なものが「キュレル」と考えるとわかりやすいと思います。カバーできる範囲の差が、そのまま成分の差であり値段の差であると。
頭皮の炎症を抑える成分として、「サクラ葉エキス」というものがあります。
サクラというと観賞用のものとして根付いていますが、古くはサクラの皮が薬代わりに使われていました。
現在では「じんましん」や「腫れ物」などの炎症を抑えるために、漢方に使われています。そんな桜から抽出したエキスが、サクラ葉エキスとして配合されています。
もう一つは「グリチルリチン酸ジカリウム」。シャンプーや育毛剤など、幅広いヘアケア用品で使われている成分です。
アレルギー反応を抑えたり、ふけ・かゆみや炎症を抑える働きがあります。
キュレルにはこうした「炎症を抑える」成分が、一切入っていません。
キュレルにも保湿成分が入っていますが、すこやか地肌の方が「質・量」ともに充実しています。
スキンケアでおなじみの「コラーゲン・ヒアルロン酸」といった高い保水成分をぜいたくに使っています。
特にヒアルロン酸は、たった1グラムの中に水6リットルの量を蓄える成分でもあります。皮膚に浸透させることで、たくさんの水分が肌をうるおすことができるのです。
他にも、うるおいを与えることで弱っていた「肌のバリア機能」を強固にします。つまり再び皮膚が荒れないように、ブロックする力が強まるのです。
キュレルでは肌バリアをカバーはできませんし、ヒアルロン酸のような高い保水成分も配合されていません。安いものは安いなりに、成分が限られているのです。
ただ、いずれも「頭皮にやさしい成分」なので使いやすいという良さはありますが。
キュレルですと、ドラッグストアで取り扱っているところも多いです。「とりあえず、頭皮をうるおせばよい」という方は、近所で探してみると良いです。
すこやか地肌は、メーカーの通販ショップでのみ扱っています。すぐに買えないので不便ですし、値段もやや高いので購入のハードルはあります。
ただ「荒れた頭皮を、しっかりケアしたい」のであれば「すこやか地肌」の方が向いているのはいうまでもありません。
中途半端にうるおしても、荒れた頭皮が綺麗になることはありません。もっと頭皮が荒れる可能性もあるのです。
「すこやか地肌」は、使った後でも返金できる制度があるので、とりあえず試してみることもできます。この点は「売りっぱなし」の通販メーカーとは違い、親切だなとは思います。
ちなみに、頭皮の乾燥はシャンプーでも防ぐことができます。
市販シャンプーのほとんどが、洗浄力が強い「石油系」のものを使っているので、洗うたびに皮脂が奪われます。
皮脂がない頭皮は、水分が逃げてしまうのです。
アミノ酸シャンプーを使えば、頭皮の皮脂を守りながら洗えます。水分が逃げず、乾燥を防げるのです。
乾燥を防ぐのなら、アミノ酸シャンプーの中でも「アラニン系」のものを使うと良いです。