けがをして出血した際に衣類に血液がついてしまったり、女性の方は生理の際に衣類に血液が付いてしまったりすること、ありますよね?
でも、時間がたつと落とすのが難しくなる血液のシミは、すこし厄介な存在ですね。
今回は、そんな厄介な血液のシミに負けないために、シミの応急処置の方法と、血液のシミの落とし方を詳しく解説します♪
血液のシミはなぜ落ちにくい?
実は、血液は付いてすぐであれば、水で洗い流せば落とすことが出来ます。
しかし、血液のシミは落ちにくい!とよく言われていますね。
それはどうしてなのでしょうか?
血液のシミを落としにくくする原因は、2つあるんです!
それさえ押さえていれば、あなたの大切な衣類についた血液のシミが落としにくくなることはないはずです♪
◎時間
まず、時間が経過した血液のシミは、水洗いするだけでは簡単に落とせなくなるのです。これはどうしてでしょうか?
原因は、血液中のタンパク質にあります。
時間が経過すると血液中のタンパク質(フェブリン)が硬化するため、血液は凝固して落としにくくなってしまうのです。
◎温度
血液のシミを取れにくくしてしまうもう1つの原因は、温度!
血液のシミは、温度をかけるとタンパク質が硬化して取れにくくなるという特徴があります。タンパク質は60度程度の温度で硬化してしまうとされています。
そのため、血液のシミを落とす際には、温度が高いお湯で洗わないことが重要です!
また、温度の高いお湯で洗ったときだけでなく乾燥機やアイロンを使うこともタンパク質を硬化させてしまう原因となるので、注意してください!
というわけで、着いてしまったらまずは水洗い、すぐが難しければその日のうちに以下の方法を試してみる、という形でぜひご対応ください!
着いてから相当な期間が経ってしまったものはやはり難しいです。特に大事なお洋服であればクリーニングに出すことをお勧めします。
まずは応急処置!
血液に限らず、シミをつけてしまったときは、できるかぎり早く落とすことが一番効果的!
というわけで、今ちょうど血液のシミをつけてしまって焦っているあなたのために、まずはじめに応急処置を解説しますね。
手順
1. ふき取る
乾いた布かティッシュで、つけてしまった血液の水分を吸い取ります。
2. たたく
濡らしたハンカチなどでシミの部分を何度も軽くたたいて、ハンカチに汚れを移しとります。
シミの外縁部から中心に向かってたたいて落としていきましょう。シミの中心からたたくと、シミが輪ジミになって残ってしまう可能性があります。
染み抜きの前に確認すること2つ
ではいよいよ、血液のシミを落としていきましょう・・・と、その前に!
大切な衣類のために、洗濯表示と、色落ちについて必ず確認しておきましょう♪
洗濯表示をチェック
◎今までの洗濯表示
こちらのいずれかのマークがついている衣類は、ご家庭で洗えます。
記してある数字は洗濯する際の、上限の水温です。表示以上の温度で洗濯すると、縮んでしまう可能性があるので注意してください。
こちらのマークがついている衣類は、水洗いはできません。
◎新洗濯表示(2016年12月~)
2016年12月から、洗濯表示が新JIS表示に変更になり、国内外で洗濯表示が統一されました。
新洗濯表示でも、旧洗濯表示と同様に×のついたマークが表示されている衣類は、水洗いはできません。
新洗濯表示は、消費者庁が公表している新しい洗濯表示を参考にしてみてください!
遊びながら楽しく新洗濯表示を覚えられるすごろくやかるたもありますよ!
色落ちテスト
色柄のある衣類の場合は、ご家庭で洗濯すると色落ちしてしまう可能性があります。
染み抜きの前に色落ちテストをしてください。
用意するもの
・白いタオル
・液体洗剤
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プラチナフローラル&サボンの香りが特徴の、柔軟剤入り液体洗剤。汚れをしっかり落として、驚きの白さを提供します。
手順
1. タオルに液体洗剤をつける
白いタオルの一部に少量の液体洗剤をつけます。
2. タオルで衣類をたたく
衣類のなるべく目立たない部分を、タオルの洗剤をつけた部分でポンポンと軽くたたきます。
3. 色落ちチェック!
タオルの衣類をたたいた部分を確認しましょう。
タオルに衣類の色が移らなければ、洗濯してもOKです!
色落ちをする衣服は、ご家庭では洗わない方が安心です。ご家庭で染み抜き処理をすると水を使用するため、輪ジミ等ができてしまう可能性が高いです。また、色があせてしてしまうこともあります。
洗濯表示でご家庭では洗えないことがわかったり、色落ちチェックで色落ちしてしまうとわかったりした衣類は、染み抜きをせずに、信頼のおけるプロのクリーニングにお願いしましょう♪
また、大切にしている衣類の場合も、質感をそのままにキレイにするためには、プロのクリーニング屋さんに頼んだ方が安心ですね。
染み抜きをはじめましょう!
染み抜き前の確認は、ばっちりですか?
それでは、血液の染み抜きに取り掛かっていきましょう♪
今回は、酸素系漂白剤を使った染み抜き方法と、セスキ炭酸ソーダというアルカリ剤を使った染み抜き方法の2つをご紹介します!
酸素系漂白剤を使った方法
用意するもの
・綿棒
・液体洗剤
・酸素系液体漂白剤
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こちらの酸素系液体漂白剤は、洗剤だけでは落としきれない汚れ、ニオイ、菌をセンイの芯から落とし、シミ、黄ばみ、黒ずみを防ぎます。色柄物に安心な酸素系タイプなので、ウールやシルクなどのデリケートな衣類にも使えます。
「塩素・還元漂白剤」は漂白力が強く、繊維の染料まで脱色してしまう可能性があります。色柄物の繊維製品には、使用してはいけません。
手順
1. 水洗いする
血液のシミのついた衣類を、水ですすぎます。
2. 液体洗剤で洗う
液体洗剤をシミの部分に直接つけて、しばらくそのままにしておきます。そのあと、部分的にギュッとつまむようにして洗います。
3. 漂白剤を使う
1、2の作業を行ってもシミが落ちないときは、酸素系液体漂白剤を使いましょう!
液体の漂白剤を綿棒などに含ませて、血液のシミ部分に塗っていきます。
この作業を行うと血液のシミがだんだんうすくなっていくので、同じ作業を数回繰り返して行ってください。
セスキ炭酸ソーダを使った方法
突然ですが、セスキ炭酸ソーダを知っていますか?
セスキ炭酸ソーダは、重曹などと同じアルカリ性の薬剤の一種で、重曹よりも水に溶けやすく使いやすいという特徴があります。アルカリウォッシュという名前で販売されていることもあります。
「皮脂や垢などの軽い汚れの洗濯から台所のベタベタ汚れまで」幅広くカバーできます。
逆に苦手なものとしては、「泥の汚れや激しい油汚れ、シミ汚れ」などが挙げられます。
先ほど述べたように、血液のシミはタンパク質が主成分です。タンパク質の汚れはアルカリ性で落ちやすくなるという特性があります。
そこで、セスキ炭酸ソーダが活躍します!
シルクやウールはアルカリ性に弱く、傷む可能性があります。
また、化繊や化繊混紡の素材は汚れが再付着する危険があるため、浸け置きは避けましょう。
用意するもの
・洗面器
・セスキ炭酸ソーダ
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アルカリパワーで汚れを落とします♪セスキ炭酸ソーダは、落としにくい油汚れやタンパク質汚れに活躍!人と地球にやさしいおそうじも実現させます。
手順
1. セスキ炭酸ソーダ水を作る
洗面器に水かぬるま湯を1L程度入れ、セスキ炭酸ソーダを小さじ1杯ほど溶かします。
セスキ炭酸ソーダは皮膚に穏やかな物質ですが、脂や手垢汚れを落とす性質を持っています。肌が弱い方や長時間のお掃除では、手荒れの原因になることもありますので、手袋の着用をおすすめします。
2. 浸け置きする
血液のシミのついた衣類をセスキ炭酸ソーダ水の中に浸け、3時間から1晩そのままにしておきます。
3. すすぐ
水ですすいで、衣類についたセスキ炭酸ソーダ水を落とします。血液のシミが落ちたら、そのまま洗濯機で洗濯します。
おわりに
血液の染み抜き方法、ばっちり確認できましたか?
血液のシミがついてしまったときには、
1. まずは応急措置!
2. 洗濯表示と色落ちのチェック
3. 温度に注意しながら染み抜き
の手順で、キレイにしていきましょう♪
浸け置きができる衣類の場合は、セスキ炭酸ソーダでも簡単に汚れが落とせるので、活用できるといいですね。
また、洗濯できない衣類や色落ちしてしまう衣類、そして大切にしている衣類のときは、無理に自分で染み抜きをせずにプロのクリーニングにお願いするのも大切です!