首の後ろから何か変な臭いがする…そんな経験をしたことはないでしょうか?みなさんも一度は「耳の裏から加齢臭が発生する」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?お風呂に入った時に意識して耳の裏を洗う人は結構いるかもしれませんが、首の後ろはどうでしょうか。
ふと後ろを振り返った時などに「何か臭い気がする…」と感じたらそのニオイは耳の裏だけではなくて首のニオイが関係しているかもしれません。
首のニオイが気になるのは洗い残しが原因?
忘れてしまいがちに注意!気がつきにくい首のニオイ
耳の裏から加齢臭が臭う原因には皮脂が関係しています。人の体には皮脂を分泌する「皮脂腺」が通っているのですが、皮脂腺が特に集中している部分として挙げられる中に、耳の裏があります。また、首の後ろも同じように皮脂腺が集中している部分となっています。
運動をした後や夏の暑い日に外出をすると汗をかきますが、その時に首の後ろまで汗でビショビショになってしまうことってありますよね。首の後ろって皮脂の分泌が多いうえに汗もたくさんかく部分だというのに、どうしても入浴時に洗うのを忘れてしまいがちですよね…。
自覚がないからこそ気をつけたい首のニオイ加齢臭対策
皮脂は分泌されてすぐには臭いを発することはないのですが、時間が経つごとに酸化され古い油のような独特の臭いを発するようになり、これが加齢臭となってしまいます。
「今日はそんなに汗をかかなかった日だったから、特に臭わないだろう」と自分では思っていても、加齢臭を放っている本人はなかなか気がつきにくいものなので注意が必要です。
自分が気がつかないうちに加齢臭が原因で周りに迷惑をかけてしまっているかもしれません。特にエレベーターや電車に乗る機会の多い人は要注意です。ついつい忘れてしまいがちな首の後ろですが、入浴時に意識して洗うように心がけましょう。
シャンプーの洗い残しが首のニオイに影響することも
洗髪は頭皮じゃなくて襟足まで洗わないと毛穴詰まりの原因に
入浴時にしっかり洗っているのに、首の後ろの臭いが消えないという場合、首の後ろや耳の裏の洗い方に問題があるのではなく、洗髪の際のシャンプーの洗い残しが原因かもしれません。
みなさんは、シャンプーで洗髪をした時に襟足までしっかり洗っているでしょうか?首元の毛の生え際までしっかりと洗えていないと、それが首のニオイの原因に繋がってしまいます。
シャンプーの洗い残しがあると毛穴の詰まりの原因になり、そこから皮脂の酸化臭が発生してしまいます。頭皮をしっかりと洗うことももちろん大事ですが、首の襟足部分までしっかり洗うようにして最後にきちんとシャワーで洗い流しましょう。
【首に出来たしこりが臭い!】首に出来る粉瘤っていったい?
出来ると厄介…粉瘤が首のニオイに影響
あまり聞き慣れない粉瘤(ふんりゅう)ですが、この粉瘤、実は出来てしまうととっても厄介なんです。粉瘤は、皮膚の内側に出来る袋のようなものをいいます。
皮膚の角質などの老廃物は、普通であれば自然と剥がれ落ちるものなのですが粉瘤が出来ると老廃物がこの袋の中にどんどんと溜まっていき、そのままにしておくと数センチもの大きさのしこりになってしまうことがあります。
粉瘤は、見た目がニキビに似ているため粉瘤であることに気が付かない人もいるようです。しかし、粉瘤はニキビと違って自然に治るものではありません。これがまた厄介な理由なのです。完璧に治す方法は、手術で取り除くほかありません。
さらに、粉瘤は袋の中に老廃物が溜まっている状態となるので潰してしまうと強烈な臭いを放ちます。粉瘤を潰すと中に、まるでおからのような白い物が入っているのですがこれが老廃物が蓄積されたもので強烈な臭いを発するニオイの原因物質です。
首だけではなくて他にも、顔や耳の裏、背中にも出来やすいしこりとなっています。
不潔だと出来やすい?粉瘤が出来る原因と対策
では、なぜ粉瘤は出来てしまうかなのですが粉瘤の発生の原因は、実はいまだに解明されていません。しかし、粉瘤の発生を予防することは可能です。それは、清潔を保つこと。
粉瘤は皮脂汚れや角質など、皮膚の老廃物が溜まって発生してしまうので、粉瘤をさらに巨大化させないためにも日頃から清潔にしておくことは大切です。
シャンプーの洗い残しや、首をキレイに洗えていないと粉瘤は発生しやすくなってしまいます。不潔にしていると、発生しやすくなってしまうので洗い残しのないように心がけましょう。
首から臭いを放つ加齢臭とミドル脂臭
男性だけじゃない…女性にも増えているミドル脂臭とは
首から臭うニオイには加齢臭のほかに、ミドル脂臭があります。ミドル脂臭と聞くと、男性特有のニオイだとイメージされてしまいがちですが、実は女性にもミドル脂臭を発する人が最近になって急増しているんです。
加齢臭は、皮脂腺の中に含まれる「ノネナール」という物質が酸化することで発生するのですが、ミドル脂臭は、ジアセチルという物質が原因で発生するとされています。
体が疲れている時や運動不足、特に女性に多い冷え性などで代謝が低下してしまうと乳酸が体に溜まりやすくなってしまいます。皮膚に存在する常在菌がこの乳酸を分解することで、ジアセチルという物質が発生するのです。
このミドル脂臭ですが実は加齢臭よりも強烈な臭いを放つと言われていて、空気中にも広がりやすい臭いだとされています。ミドル脂臭がし始める年齢は、特に30代~40代が多いとされています。
ニオイが発生する部分としては、首の後ろを含め後頭部からも発生するので、ミドル脂臭が加齢臭よりもキツイ臭いだとしてもニオイを発している本人は、自分からミドル脂臭が漂っていても気が付かないということがほとんどです。
【覚えておきたい首のニオイ対策】ミドル脂臭の予防方法
加齢臭やミドル脂臭は、主に首の後ろや耳の裏・後頭部から臭いを発するものなので自分では気がつきにくいというのが厄介ですよね。会社や通勤の時に、この不快な臭いのせいで嫌な顔をされたくない…加齢臭やミドル脂臭などの首のニオイはしっかりと自分でケアをすることで予防することが出来ます。
やはり、首のニオイを消したいのであれば入浴の時にしっかりと意識して首を洗うことが大切です。とは言ってもミドル脂臭を放つ原因のジアセチルが含まれている皮脂は、普通の皮脂とは違って洗い流しにくいのが特徴です。
最近では、ミドル脂臭を落とす専用のシャンプーが販売されているドラッグストアも増えているようなので、このような商品を活用することでミドル脂臭の予防が期待できます。また、普段のシャンプーを2回行う洗髪の2度洗いもミドル脂臭対策になるのでぜひ試してみてください。
▼男性のミドル脂臭についてはコチラ
洗いすぎには要注意!消したいニオイに逆効果…
人は誰でも「フェロモン」というものを持っています。フェロモンは異性との相性などを嗅ぎ分ける大事な「ニオイ」であり、人を惹きつけるニオイだとされています。
フェロモンは体臭からも出ると言われていますが、彼氏・彼女の首元や耳のあたりに顔を近付けたときにほんのりと匂いを感じることがありますよね。これも、フェロモンの一つです。
いくら「異性と出会う為にもフェロモンは大事!」とは言っても、耳の裏や首のニオイが臭いのなら相手には不快な思いを与えるだけです。そうなってしまわないためにも耳の裏や首のニオイのケアをする必要があります。
上記でも説明させてもらった通り、入浴の際などに首や耳の裏をキレイに洗うことはニオイを放つ予防にはなりますが、ゴシゴシときつく洗いすぎるのはいけません。ゴシゴシ洗いは、ニオイ予防に逆効果です。
皮脂が多すぎると臭いの原因になってしまいますが、皮脂を取り除きすぎるのもまた臭いの発生の原因になります。皮脂は肌の潤いを保つ役割も担っているのですが、必要な皮脂まで洗い流してしまうと肌の潤いがなくなってしまいます。
すると、肌の潤いを取り戻そうとして皮脂の分泌が多くなってしまうのです。
体臭や首からのニオイを消したいからといって、入念に体をゴシゴシと洗ってしまう人が多いと思うのですが、実は体のゴシゴシ洗いは体のニオイを悪化させているのです。
なので身体を洗う時、首や耳の裏を洗う時はゴシゴシと強く擦るのではなく、ボディーソープや石鹸をよく泡立てて泡で洗うように意識してください。ゴシゴシ洗いじゃなくても泡だけで体の汚れを落とすことはできます。