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ワセリンが赤ちゃんの肌に使えるのは、みなさんご存知ですよね。ではそのワセリン、実は赤ちゃんのお肌だけでなく、さまざまな使い方ができることをご存知ですか。ワセリンが人間のお肌の中でも、特に敏感な「赤ちゃんのお肌」で使えるのはなぜでしょう。
ワセリンは美容液や他の塗り薬と違って、肌に塗っても角質層まで浸透することはありません。ワセリンは肌の表面に膜を作って水分が蒸発するのを防いでくれます。肌の中にまで成分が入っていくわけではないため刺激が少なく、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心して使うことができます。
赤ちゃんの肌はまだまだバリア機能が未熟です。赤ちゃんの肌は外的刺激にすぐに反応してしまい、かぶれたり湿疹ができやすいです。ワセリンには肌を保護して、水分の蒸発を防いでくれる働きがあります。うるおいたっぷりの肌は外的刺激にとても強いものです。ワセリンを赤ちゃんの肌に塗ってあげれば、外部刺激から守られ、バリア機能を高めてくれます。
ワセリンの原材料は石油ですが、一般的な石油製品とは異なるものです。石油を精製して不純物をきれいに取り除いたものが、「ワセリン」です。に塗ることを目的として作られているため、安心して使うことができます。常に持ち歩いている人も多い「リップクリーム」にも、ワセリンが使われています。万が一、赤ちゃんが舐めてしまっても大丈夫なように、配慮はされています。
ワセリンは「角質層まで浸透することはない」「肌を保護してバリア機能を高める」「不純物がなく安全」という性質から、赤ちゃんにも安心して使えるようですね。大人はワセリンをどのように使うことができるのでしょうか。
きちんとスキンケアをしていても、一晩寝たら朝には肌が乾燥していることはありませんか。きっと、寝ている間に肌から水分が蒸発してしまっているのでしょう。肌の乾燥で悩んでいるのであれば、いつものスキンケアの最後にワセリンを薄く塗ってみましょう。ワセリンは水分の蒸発を防ぎ、弱くなった肌のバリア機能を高める効果があるため、乾燥肌への効果が期待できます。目元のシワ対策としても、ワセリンは期待できるようですね。
ワセリンのテクスチャは通常とても固いため、そのまま使うとお肌に負担がかかる場合があります。ワセリンの効果的な塗り方は、米粒大を目安に始めていきましょう。化粧水などを使ってスキンケアを終えた後に、手のひらや指の腹で米粒大のワセリンをよく伸ばし、乾燥が気になる部分に優しく押さえつけるように塗ります。
乾燥の状態が変わらなければ、また米粒大を手に取り重ねづけをしていきます。ワセリンのつけ過ぎは余計に乾燥を招くため、「少し物足りないな」と思う程度で様子をみながら、試していきましょう。
ボクシングの試合で、セコンドが選手の目に何か透明なクリームをペタペタ塗りこんでいる様子を見た事はありませんか。実はあのクリームは、ワセリンです。ワセリンは保護剤や止血の効果があるようです。
以前は「傷口を乾燥させてかさぶたで治す」「傷口に消毒液を大量に塗って殺菌治療をする」などの治療法が薦められていました。体の細胞は乾燥している状態よりも潤っている状態の方が再生しやすいとのことで、現在は「湿潤療法」という傷口を湿潤させておく治療法が良いという説があります。ワセリンを塗って潤った状態を作り出し、元々ある自然治癒力が活性させ、傷口をきれいに治すわけですね。
傷ができた部分をまずは水でよく洗い流しましょう。洗い終わったらきれいなタオルで水分を優しく拭き取ります。台所用のラップを傷よりも少し大きめに切り、ワセリンを少量塗ります。ワセリンを塗ったラップで傷口を覆い、医療用のテープで固定しましょう。
ただし、体調や肌の状態など人により効果には差があります。肌の弱い人や大きな怪我の場合には使用を控えましょう。あくまでも傷への使用は自己責任となるため、心配であれば傷の治療などは専門の病院への受診をおすすめします。
暑い季節になると、素足にサンダルを履きたくなりますよね。かわいいサンダルも多く、悩んでしまうところですが、心配なのは「靴擦れ」ですね。新しいサンダルであれば、かかとのストラップや親指の側面などの皮がめくれて、血が出ることもあるでしょう。ワセリンがあれば、靴擦れの予防・保護にも役立てることができます。
靴を履く前に、靴擦れができそうな部分にあらかじめワセリンを塗っておきましょう。ハイヒールの場合は、かかとやくるぶしの下あたり、指のつけねなどに塗ると良いでしょう。サンダルの場合は、かかとのストラップが当たる場所や足の指と指の間などに塗るのが良いでしょう。少し多めにワセリンをとり、よく塗り込んでおくと、靴擦れを予防することができます。
できてしまった靴擦れにも、ワセリンは有効です。靴擦れができてしまったら、傷口をきれいにした後にワセリンを少々多めに塗り、傷口を覆っておきましょう。肌の水分を蒸発させることなく、外部の刺激から傷を守ってくれる働きがあるため、治りが早くなる場合があります。
メイクを落としは、お肌に負担がとても心配ですよね。ワセリンであれば、クレンジングオイルよりも遥かに肌に優しく、スキンケア効果も期待できます。ウォータープルーフマスカラなどの頑固なメイクも、ワセリンにかかればイチコロですよ。
1.スプーン1杯程度のワセリンを手のひらにとり、柔らかくなるまで温めます
2.温まったワセリンを顔全体に塗ってメイクと馴染ませます
3.メイクと馴染んできたら濡らしたタオルで軽く拭き取ります
4.拭き取った後は普段通り洗顔をします
朝きちんとメイクをしていても外出先でマスカラがとれてしまい、大変なことになってしまう時もありますよね。ワセリンを使えば、気になるところだけメイクを落とすことができるため、とてもおすすめです。ワセリンを綿棒にとって気になる部分を軽く拭けば、拭いた部分だけきれいにメイクを落とすことができます。その後、再度メイクをすれば化粧直しの完了です。
ひび割れたり、皮がむけたり、意外に大変な「唇のケア」に余念がないママも多いのではないでしょうか。ワセリンは外部からの刺激から皮膚を守ってくれる効果と油分があるため、リップクリームよりも効果的に唇のケアができます。
1.ワセリン・蒸しタオル・ラップを準備します
2.唇に蒸しタオルを2分ほど軽く当てておきます
3.その後ワセリンを唇にたっぷり塗って指でクルクルとマッサージします
4.もう一度唇にワセリンを塗り、ラップで覆います
5.その上から蒸しタオルをあてて、3~5分ほどパックしてます
唇をマッサージする際には、優しく行うようにしましょう。力を入れ過ぎると唇やその周りの皮膚を傷めてしまうことになるため、薬指で行うのが良いそうです。
「グロスと同時に唇もケアしたい」人におススメなのが、ワセリンを使った手作りリップグロスです。作り方はとてもかんたんなので、ぜひ試してみましょう。以下のものを用意します。
・ワセリン
・普段使っている口紅
・スプーン(熱伝導ができるもの)
・つまようじ
・小さな容器
ワセリンと口紅を同量ずつスプーンの上に乗せます。コンロの火やキャンドルの火などでスプーンを温めながら、つまようじでかき混ぜます。ワセリンと口紅がしっかりと混ざったら、容器にいれて冷めれば完成です。
バッグ・靴・ベルトなどの革製品は、どのようにお手入れしていますか。ツヤがなくなった、ゴワゴワとした手触りになったらワセリンの出番です。お子様のグローブも見事に復活するので、ぜひ試してみてください。
いかがでしたか。ワセリンはたった数百円で買えるのに、こんなにさまざまな使い方ができ、とっても優秀ですね。お家に置いておくだけでなく、バッグの中にひとつ忍ばせておけば、靴擦れ予防・傷口の処理、メイク直しなど何でも使えそうですね。みなさんもいろいろ試してみてくださいね。