毎日する洗顔。今の洗顔方法が本当に正しいと自信を持って言えますか?洗顔とは美肌をつくるのにもっとも基本的なスキンケアです。洗顔方法が正しくできていないだけで、ニキビや肌荒れを引き起こしてしまう可能性があります。
今回は、まずやってはいけないNG洗顔方法をやっていないか確認し、本当に正しい洗顔方法などを身につけていきましょう。
「お肌に必要以上に摩擦を与えないこと」
「お肌に刺激のある洗顔料を使わないこと」
「洗顔時間は短く、しっかりすすぐこと」
この3つです。では、やってしまいがちな間違い洗顔の弊害を確認していきましょう。
熱いお湯や冷水を使った洗顔
熱いお湯を使うと皮脂や汚れが落ちやすくなりますが、皮脂を落としすぎることがあり「乾燥」を引き起こしてしまいます。
それだけでなく、熱がお肌にダメージを与えてしまいます。熱いお風呂に浸かったあとに、指先がふやけた経験があると思いますが、あれがお肌にとって良いと思うでしょうか?
また、冷水で洗うことで毛穴が引き締まると言われることもありますが、これは冷水を浴びてから30分程度だけです。
毛穴自体が引き締まるのではなく、一時的な冷えによって縮んでいるだけなのです。逆に、急激にお肌が冷えることで赤ら顔の原因になることもあるので、注意しましょう。
洗顔料の間違った泡立て方
泡立てネットを使うと、水をほとんど使わずにモコモコな泡を作ることができます。見た目はモコモコになっていても、適度な水がふくまれていないと洗顔料の濃度が濃過ぎて、お肌への摩擦や刺激を強める原因になります。
それに対して、水を含ませていても泡立ちが不十分だと、こちらもお肌への摩擦を強めてしまいます。
洗顔料を泡立てるときは、適切な水を含ませ、しっかりとした泡をつくりましょう。
ゴシゴシ洗顔(Tゾーンでも厳禁)
洗顔において「ゴシゴシ」は厳禁です。ゴシゴシ擦ると、その摩擦で角質を傷つけ乾燥肌や肌荒れ、敏感肌の原因になってしまいます。
Tゾーンは皮脂量が多く、皮膚も比較的厚いので、ついゴシゴシしてしまいがちですが、NGです。洗顔の順番を気をつけるだけで、ゴシゴシする必要は全くなくなります。
2分以上の長時間洗顔
洗顔は時間が長い程、お肌がきれいになるということはないです。洗顔時間の基本は1~1.5分です。ゴシゴシ擦るのも厳禁ですが、お肌に洗顔料を長時間付いている状態も良くありません。
刺激や摩擦によって、お肌はダメージを受け、乾燥肌や肌荒れ、敏感肌の原因になってしまいます。一度あなたの洗顔時間を計ってみてはいかがですか?
洗顔後にタオルで擦るように拭く
洗顔後のお肌はデリケートです。洗顔よりタオルの方が、お肌への摩擦が強いので、水分を拭き取るときに擦ってしまうと、お肌の表面がボロボロになってしまいます。
使い古したケバケバのタオルも要注意です。デリケートな顔を拭くときは、専用のふわふわのタオルを使うようにしましょう。
美容成分が入った洗顔料
洗顔料はお肌の脂汚れをしっかり落とすことを目的に選びましょう。
洗顔料に入っている保湿成分や美容成分はすすぎのときに洗い流されてしまいます。洗顔が目的なのに、お肌に洗顔料の脂分などが残っていては本来の目的からそれてしまいます。
それだけでなく、お肌に洗顔料の脂分が残ることで、洗顔後の化粧水や美容液がお肌に浸透しにくくなることがあります。
あくまでも洗顔は「お肌の余分な汚れを落とす」ことなので、洗顔料はシンプルなものを選びましょう。
1日に2~3回以上の洗顔
お肌の脂っぽさが気になって、1日に3回以上洗顔をすることはあれば要注意です。
適度な皮脂はお肌にとって非常に大切なので、1日に何回も洗顔するのは控えましょう。
お肌の皮脂が少なくなると乾燥しやすくなるだけでなく、お肌に外部からの刺激も受けやすくなり、負担が大きくなります。また、乾燥を防ごうとして、皮脂の分泌量が正常より多くなり、さらにオイリー肌になったり、ニキビの原因になることもあります。
夜メイクを落とした後に洗顔をして、朝は洗顔料を使わずにぬるま湯のみで顔を洗うくらいで、洗顔は十分でしょう。
ニキビができたときの必要以上の洗顔
ニキビができたとき早く消したくて、いつも以上にしっかり洗顔をしてまっていませんか?
ニキビができた部分は炎症を起こしているので、過度な洗顔が刺激になって炎症が治まるのを遅くしてしまうことがあります。
ニキビを防ぐためには洗顔は大切ですが、できてしまったニキビはできるだけ刺激を与えないようにしましょう。
間違い洗顔から正しい洗顔方法へ
洗顔中に気を付けるポイントは3つです。
- 泡を適度に作る
- 強く擦りすぎない
- 短時間で済ませる
お肌への過度な摩擦や刺激は、肌荒れや乾燥の原因になりますので、気をつけましょう。
洗顔前の手洗い
洗顔をする前に、手についている雑菌などが顔に付かないように、まずは手から綺麗に洗いましょう。
洗顔料をよく泡立てる
次に、洗顔料を細かい泡を作るように泡立てます。洗顔料を適量、手のひらにとり、水を加えながら泡立てていきます。このとき、空気を含ませるように泡立てるのがポイントです。
泡立てるのが苦手な場合は泡立てネットを使ってみても良いでしょう。ただし、泡立つからといって水分が少ないと、お肌に負担をかける硬い泡ができるので、適度な水分を含ませるように注意しましょう。
泡立ての目安は、手と手を重ね合わせ、あいだに泡のクッションができる程度のもちもち加減で大丈夫です。
泡は皮脂の多いTゾーンからのせる
皮脂分泌の多い額や鼻にかけてのTゾーンにまず、泡をのせます。くるくると円を描くように優しく汚れとなじませるようにします。このとき、手や指先が直接お肌に触れないくらいの力加減がちょうど良いです。
次に、頬などのUゾーン、最後に目元・口元
頬やあごのUゾーンにも泡をのせ、泡を優しく汚れとなじませます。そして最後に、目元や口元などの繊細な部分にも泡をのせて、軽くなじませるだけで泡の洗顔は完了です。
ぬるま湯で十分にすすぐ
人肌程度のぬるま湯(35℃前後)で、丁寧に洗い流していきます。とくに、こめかみやフェイスライン、髪の毛の生え際などに泡が残りやすいので、しっかり洗い流しましょう。
洗顔は1分~1分半くらいでスピーディーに終わらせますが、すすぎはできるだけしっかり時間をとってください。
ニキビや肌荒れの原因となる「すすぎ残し」を防ぐためにも、最低でも20回以上はすすぐようにしましょう。
清潔でふわふわなタオルで顔をおさえる
しっかりすすいだ後は、清潔なタオルで顔をおさえるように、やさしく水分を拭き取ります。できるだけ摩擦を与えず、タオルはふわふわのものを使うことをおすすめします。
水分を拭き取ったらすぐに保湿
洗顔をして、タオルで水分を拭き取ったあと、お肌から水分が蒸発する時にお肌の表面の水分も一緒に蒸発してしまいます。お肌を乾燥から守るためにも、洗顔後はできるだけ早めに保湿をするように心がけましょう。
お肌のタイプ別の洗顔方法
オイリー肌の場合、Tゾーンなどの皮脂の多い部分を入念に洗いがちです。しかし、過剰に脂を取り除いてしまったり、過剰な刺激を与えてしまったりすると、かえって肌トラブルを引き起こすことがあります。
皮脂を取りすぎると、お肌が乾燥するだけではありません。外的刺激から守るために角質が厚くなり、ニキビや毛穴が目立つようになるので、洗顔よりも「保湿」を重視してください。
乾燥肌の場合は、もともと皮脂量が少ないので、乾燥が気になる時は、洗顔料の使用は夜の1回にしましょう。
朝の洗顔は、それほど乾燥がひどくない場合は、Tゾーンなど脂の分泌が多い部分を中心にやさしく泡をのせ、くるくる指で円を描く程度に洗い、酸化した皮脂や夜に使った化粧品の油分のみを洗い流すくらいがおすすめです。
寝ている間にお肌のバリア機能が回復するので、朝に洗顔をしすぎて、せっかく回復したバリア機能を再び低下させてしまわないように気をつけましょう。
まとめ
間違い洗顔と正しい洗顔方法についてお伝えしました。間違った洗顔はどれも「摩擦」や「刺激」が大きいものでしたね。お肌に対して優しさと愛情を持って洗顔することで、美しいお肌に近づくことができるでしょう。
スキンケアの基本である洗顔をまずは正して、あなたの美肌の基盤を作っていきましょう。