乾燥肌になりやすい場所といえば、頬や口周り、目元などの顔のパーツや、二の腕なのが代表的な部分ですが、もうひとつ首もまたよく乾燥肌になってしまう部位です。実は首は乾燥肌の予防について非常に重要なキーポイントとなる部分でもあります。
デスクワーク等の仕事をしていると、肩や首がこってしまうことがよくありますが、こういう時首の状態はというと血流が悪くなって固くこってしまっている、という状態です。血流が悪くなると当然その部分は代謝も悪くなってしまい、日常的にそういった状態を繰り返すことで乾燥肌になりやすくなってしまうのです。
首が乾燥肌でカサついたり、シワになったりすると、意外と目立たないようですごく目立ってしまいます。人は相手の顔を見る時に、常に目を直視することは少なく、度々目線を上下に逸らしたりします。そのため首部分というのは非常に目に入りやすいのです。シワが残りやすい場所でもありますので、顔と同等かそれ以上に慎重に対処するようにしたいところです。
首の部分は乾燥肌になりやすい場所ではありますが、その反面マフラーやストールなどで隠しやすい場所でもあります。そのためスキンケアを実行する際に、ストール等で外部の刺激から守ることができますから、この点に関しては非常に効果的なケアが望めると言っても良いでしょう。
顔などはいくら保護のために隠したいと思っても、せいぜいマスクをする程度が限度で、仕事によってはそれも難しいかもしれません。どうしても外気に触れながら露出し続けるしかない部分です。それに比べると首の部分は顔よりも低い位置にありますし、保護しながら効果的に治すことができる訳ですので、しっかり対策をし始めてからはスピーディーに改善することができるのです。
前述した通り首の乾燥肌は、保湿ケアをした後のフォローが比較的し易い場所です。日頃のケアを怠らずしっかり行っておくことで、乾燥しにくい肌にすることも可能な部位ですし、顔と比べると健康を維持しやすいのも特徴です。
また美容関係の専門家の意見としても、首という部分はシワなどによって年齢が現れやすい場所だということが、度々指摘されています。それだけに乾燥肌などをフォローする方法もちゃんと考えられていますので、誰でも必ず美しい首元を手に入れることができるのです。
ケアのし忘れが首の乾燥肌の原因となる
首まわりは確かに基本的には服などで覆われることはなく、一日中露出している場合が多いものです。しかしながら顔の大きさと比べても首は細いため、少し顔でカバーされているように見えるのも確かです。それにも関わらず首が乾燥してしまったり、肌荒れなどのトラブルが多いのは、首のスキンケアをし忘れてしまう方が意外と多いからというのが理由のひとつです。中には最初から首まではあまり念入りにケアをしていない、という方もいらっしゃるでしょう。
首の肌を触ってみると判りますが、首の部分の皮膚というのは非常に薄く柔らかで、いかにもデリケートにできています。したがって一見するとそれほど荒れやすいようには見えなくても、実はちょっとした刺激ですぐに肌の健康を害してしまう部分でもあるのです。
また女性の場合よほどのショートカットでなければ、基本的に首の後ろ側は常に髪の毛が掛かっています。髪の毛にはトリートメントやスタイリング剤などの成分が、必ず多少なり残っていますので、それが常に首の肌に触れているということです。当然こうした成分が肌に触れ続けるのは、決して良いことではなく肌荒れや乾燥肌の原因となってしまうのです。
①顔と同様にデリケートな部分だという意識を持ってケアを
説明してきた通り首というのは実はとてもデリケートな部分です。これまで首のケアにあまり意識を向けていなかった方は、今日この時から顔以上に首のスキンケアには気を遣って行ってあげるようにしましょう。
目立つ部分は当然首の前面、つまりのどの部分になりますが、前述したように首の後ろ側は髪の毛に付いている余剰成分などが移ってくるために、より乾燥しやしい場所になってしまっています。
首のスキンケアをしっかりと、というとどうしても前面ばかりを集中してやってしまいがちですが、どちらかというと後ろ側から集中して保湿ケア等をしてあげるようにしましょう。
②首の乾燥肌は早めの処置が大切
ある意味体のどの部分にも共通して言えることでもあるのですが、首の乾燥肌に対する処置はとにかく早ければ早いほど効果的ですし、そうしなければなりません。首部分の皮膚が非常に柔らかく薄いということは先に述べましたが、それゆえに乾燥したりして肌状態が悪くなってしまうと、すぐシワになったりたるんでしまったりするのです。
実際に顔全体の印象は引き締まっていてハリのある肌であるにも関わらず、ふと目線を首元に移してみるとたるみが目立っていたり、シワの線が何本も入っていたり、という人は決して珍しくありません。このような状態にまでなってしまうと、元通りにピンと張った肌に戻すのはかなりの労力と時間を要するようになってしまいます。
理想は乾燥させてしまうことのないように、元から首まわりのスキンケアも丁寧に施してあげることなのですが、首の乾燥肌を感じるようになってからでも、決して遅くはありません。すぐにケアを実施することで張りのある肌に戻すことができますので、それ以降は肌トラブルを起こさないようにケアしてあげれば良いのです。
③首まわりの効果的なスキンケア方法
体質等にもよりますが、実は首まわりというのは顔などよりも乾燥しやすい部分なのです。したがって保湿のための化粧水や美容液などは、顔に使用する場合よりも気持ち程度多めの割合で塗ってあげることをおすすめします。ただしくれぐれも塗りすぎには注意が必要です。よく言われることですが、過剰なスキンケアによって余剰成分を残してしまうのは、かえって乾燥肌などの肌トラブルを引き起こす原因となってしまいます。
塗りすぎるくらいなら、どちらかといえば不足気味の方が全然マシですので、適切な使用量がよく判らないという方は、「ちょっと少ないかな?」と思うくらいの量で始めていって、肌の様子を見ながら量を調整していくことをおすすめします。
また首の皮膚は柔らかく、痩せたり太ったりすることによっても、すぐたるみやシワができてしまいます。少しでもそれを予防するためにマッサージをしてあげることも必要です。
マッサージをする時には保湿用のクリームを塗りつつ、肌を傷めないように優しく下から上に向けて、肌を持ち上げるような感じでマッサージしていきましょう。下から上へ、真ん中から左右それぞれへリンパを流すようにマッサージしてあげてください。
④日中もしっかりケアをすること!
首のラインを美しく綺麗な肌に保つためには、自宅でのスキンケアだけでは不十分です。外出している時にも定期的にケアしてあげることを忘れないようにしましょう。
外出中にできる首のケアとして、まず第一に考えなければならないのは常に清潔を保つということです。首まわりというのは、その部分からも汗をかきますし、顔や頭部からの汗が流れ落ちてくる場所でもあります。汗ばんできたなと感じたらすぐに清潔なハンカチなどで、汗を拭き取ってあげるようにしましょう。
大事なのはこの時清潔なハンカチを使うということです。複数枚用意しておくか、ウェットタイプのフェイスペーパーなどを使用すると常に清潔な状態でケアできますので効果的です。スキンケアの常識ですが、当然この場合もこするように拭きとるのではなく、肌を傷めないようにそっと押さえつける感じで汗を拭きとることが大事です。
また首にはUVケアをしていない、という方も多いようですが、塗りすぎに気をつけつつ必ず紫外線対策はするようにしてください。
これまで首まわりには気を遣っていなかった、という方の場合かなり日々の手間が増えることになってしまうかもしれませんが、何度も説明している通り首まわりの皮膚はすぐにたるんだりシワになってしまいます。少しの手間を惜しんで、将来取り返しの付かない後悔をしないためにも、早い段階でマメなケアをする習慣を付けておきましょう。
比較的効果の現れやすい部分でもありますので、やり始めるとすぐに効果が実感できて楽しくなってきたという方もたくさんいらっしゃいます。あなたもその仲間入りをしてシャープで美しい首まわりを作り上げましょう。