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正しい手順で正しい処置をすれば痛みも引くしあとも残らない
日焼けをしすぎたせいでヒリヒリして痛い。皮膚は猿のお尻のように真っ赤。しかも火照っているし、体もなんとなく、だるくて調子悪い。
大丈夫かなぁ、と不安になりますよね。
いろいろな対処方法が言われていますが、それらの意味と正しい手順を施すことで、より早く痛みも取って、さらに日焼け後がシミやそばかす、シワを防ぐことができます。
そのためにも、それぞれの処置の意味を理解して、正しい手順で処置をしましょう。
日焼けがヒリヒリで真っ赤で痛い、体もだるい原因
まず、あなたの日焼けの程度を理解しましょう。
日焼けをした翌日、あなたのひふが赤くなって、ヒリヒリと痛むのは、紫外線によって、表皮の角質層が損傷を受ける火傷の状態だからです。日焼けの場合、その火傷部分が広範囲になるため、損傷部分から水分が大量に失われていくこともあり、体の怠さなども感じることもあります。
火傷の程度は次のとおりですが、程度が1度か2度により処置が変わってきます。
1度熱傷 | 最も軽いタイプで、表皮のみが障害を受けて、皮膚がヒリヒリと痛み赤くなりますが、水ぶくれにはなりません。通常は1週間以内には治ります。 |
| 2度熱傷 | 表皮の下の真皮に達する熱傷です。強い痛みがあり、熱傷受傷後24時間以内に水疱ができます。浅い2度熱傷は2~3週間程度で治り、あとが残りません。深い2度熱傷は3週間以上かかり、あとが残ります。 |
| 3度熱傷 | 皮膚は神経も障害されるため、むしろ痛みを感じません。皮膚表面は白くなり、あるいは黒く硬くなることもあります。深い潰瘍となり、あとを残します。 |
24時間以内に水疱ができた場合は、程度で言うと2度熱傷の状態にあり、日焼けとしては重症です。一刻も早く病院に行くことをオススメします。
それ以外であれば、次の処置をすることで、日焼けあとがシミやそばかす、シワになることなく、痛みもスーッととることができます。
※目も日焼けを起こしていることをご存知でしょうか?視力を落とさないためにも日焼け後は目のケアを行いましょう。下記に詳しく解説されています。
日焼け後の処置の3ステップ
1,冷やす
2,水分を補給する
3,水分で保湿する
ステップ1 痛みを和らげるには「冷やす」
とにかく冷やしてください。冷やすことで炎症の進行を押さえることができます。それによって、痛みも和らぎます。
ヒリヒリ痛む日焼けには、冷やすことが一番の特効薬です。
冷やしもしないで、クリームとか塗ったりしても、全く意味ありません。とにかく冷やして冷やして冷やしまくってください。
もちろん急激すぎる冷却は危険ですし、冷やしすぎるのも危険ですが、そうした冷却のリスクを負わずに冷やすには、水を使用するのが最適です。
冷やし方は、濡れたタオルやおしぼりを、ヒリヒリするところに載せるだけで十分です。いくら冷やすといえども、氷など極端に冷たいものを使用すると、今度は冷やしすぎることで皮膚組織の損傷を起こしかねないので、水、あるいは氷を使うとしても、タオルで巻いたりして、極端に冷たくなり過ぎない温度で冷やしましょう。
それには、水が一番最適です。
とにかく、冷やして冷やして冷やしまくる!それが、日焼けのヒリヒリとあとあとの皮膚損傷を最小限に抑える最大にして最高の処置です!
ステップ2 水分を補給する
水分をどんどん補給しまくってください。体がダルイのも、多くの場合、火照る日焼け後から大量に水分が蒸発し、失われていくのが大きな原因です。目には見えにくいですが、日焼けの部分から、どんどんと水分が放出しています。
人間の体の80%は水で出来ていて、その水がなくなると、体の調子がおかしくなります。日焼け後からは、見えにくいですが、どんどん水分が失われていっています。
とにかく水分を沢山補給しましょう。
皮膚の水分が失われることで、皮膚の蘇生が遅くなると同時に皮膚の弾力も失われて、シワの原因にもなりかねません。
水はいくら飲んでも飲み過ぎになりませんので、日焼けでヒリヒリ痛むときは特に、のどが渇いてなくてもどんどん水を飲みましょう。
ステップ3 保湿をする
保湿をする目的は、日焼け部分から水分がなくなるのを防ぐためです。一番確実で手っ取り早いのは、サランラップを巻いてしまうことです。
ちょっと耳慣れない対処方法で、「え?」と思う方もいるかもしれませんが、これは近年、形成外科医の夏井睦先生によって提唱されている創傷、熱傷の湿潤治療法です。
古い医者などは、まだこの方法に難色を示す人もいるかもしれませんが、すでに多くの人によって実証されている、大変有効で効果のある方法です。
日焼けの場所によってはサランラップを巻くのが難しところもあるかと思います。その場合は、ワセリンやオリーブオイル、クリームなどを使用しましょう。クリームによってはプラスアルファの効能を期待できます。
クリームで保湿プラスアルファの積極的な効果
クリームをぬることで保湿効果はもちろんのこと、クリームによっては消炎効果などのプラスアルファの効果があるので、より積極的な回復が期待できます。なによりもクリームを塗ることによる、心理的な安心感も大きいと思います。
日焼け後の処置においてよく用いられている市販のクリームは次の2つです。
- アロエ配合のクリーム
- 馬油
どちらも火傷でも、美容でも用いられます。また、市販品として街の薬局やドラッグストアでも容易に手に入るのも特徴です。また第三種医薬品なので、副作用の心配も皆無ですね。
【番外編】日焼け後にニベアを塗ると・・・・・
高級クリームと同じ成分が配合されているということで、話題になったニベア。スキンケアの万能クリームということで、今ではすっかり有名ですが、筆者も、もしかしたら、と、日焼け後にニベアを塗ってみたのですが・・・・・。
結果、塗ったところが、かゆくなってしまいました。しかも、かゆいから、かこうとすると、日焼けあとがヒリヒリして痛くて、痛いからかけないし、かゆいのにかけない、大変苦しい状態になってしまいました。。
おそらく、あなたも塗ってみれば、私の言っていることがわかると思います。。。
「日焼け後は肌の水分が失われた状態だから、ニベアも効果ある!」なんて言っている人も居ますが、その人は、実際に日焼け後にニベアを塗ったことがあるのでしょうかねぇ。
少なくとも、私は実体験から言うことですが、日焼け後にニベアはオススメしません。。。
●アロエのクリーム
アロエは日焼け後のアフターケアクリームとしては、非常にポピュラーです。アロエに含まれているアロエチンが細菌の繁殖を抑制し、毒素を中和することで患部のケロイドを防ぎます。それ以外にも多くの効能があり、美容にも用いられています。
主に次の効果があります。
- 消炎効果…日焼けによるほてりを改善、熱を取る
- 新陳代謝の促進…シミ・そばかすの予防と回復。
- 保湿効果…みずみずしく、ハリのある肌を保つ
- 血行促進…肌の血行を高めて、くすみを和らげる
- 殺菌効果…ニキビ・吹き出物の予防。
アロエクリームの代表的な商品一覧
●馬油の効能
馬の油は、古くから民間療法で火傷の特効薬として親しまれております。
馬油は人間の皮脂に非常に近い性質を持ち、強力な浸透力があるため、肌に塗るとすぐにサラサラになります。馬油最大の特徴は、この浸透力であるといわれています。
馬油は高度不飽和脂肪酸を多く含むため、質の良い油であるとされ、近年では火傷の特効薬としての働き以外にも、馬油の持つ多彩な働きに注目が集まっています。
主に次の効果があります。
- 皮膚の炎症を沈め、熱を取り除く作用
- 皮膚を保護するスキンケア作用
- 動脈硬化や生活習慣病、老化を防止する抗酸化作用
- 有害物質を取り除く殺菌作用
- 体の保温・血液循環を促進する作用