パピヨンの抜け毛が少ない理由
犬種の毛の構造
犬の被毛は、『皮膚を保護する役目』の上毛(オーバーコート)と、『体温調節の役割』の下毛(アンダーコート)の二重構造になっています。そしてアンダーコートの生え変わりのことを換毛期と呼び、換毛期のある犬種をダブルコート、換毛期のない犬種をシングルコートとよびます。パピヨンの抜け毛が少ないのはシングルコートだからです。
パピヨンの毛の構造
被毛量は豊かで、艶があり、軽くウエーブがかかっています。均整のとれた美しいスタイルです。美しく長い被毛に加え飾り毛も多いので、パピヨンの抜け毛が少ないって本当かな?と心配される方もいらっしゃるでしょうが、上記の理由からもわかる通り、犬種がシングルコートのパピヨンなので抜け毛が少ないのです。
パピヨンの抜け毛予防
- きちんとケアしないと抜け毛が多くなる
- 飼い主さんのお手入れ次第
パピヨンの抜け毛はお手入れしないと増えるそうです
パピヨンの抜け毛が少ないとはいっても、毎日お手入れをしないと、毛玉ができたり、抜け毛が増えたりもします。毛玉のできる原因はブラッシング不足・汚れ・乾かし不足です。特にできやすい場所は耳の裏、前後ろ足の付け根、股、肛門周りなどです。
毛玉をそのままにしておきますと、見た目も悪く、体も悪くなります。通気性が悪くなり汚れもたまりやすく皮膚炎の原因にもつながります。また、皮膚が引っ張られて痛みが生じるそうです。愛犬にそんな思いはさせたくないですよね。
コームやスリッカーブラシといった目の細かいブラシでグルーミング(短毛種にブラシをかけることや、長毛種にクシを入れてとかすこと)してあげましょう。飼い主さんのお手入れ次第で、パピヨンの抜け毛の予防ができます。
パピヨンの抜け毛ケアと対策
- 毎日のブラッシングで脱毛を促す
- 月1~2回のシャンプーで脱毛ケア
ブラッシング
パピヨンはシングルコートとはいっても春と秋は抜け毛が多くなります。個体差もありますが、早い犬の場合は3月に入ると、早速冬に蓄えた毛が抜け始めます。秋は冬に備えて夏毛から冬毛に生え変わるために、夏毛がどんどん抜けます。
また、ストレスやホルモンのアンバランスで、一気に抜けてしまうパピヨンも場合によってはいます。抜け毛が出始めたら、脱毛を促すためにも、念入りにブラッシングをしてあげましょう。抜け毛をそのままにしておきますと、毛玉になり、通気性が悪くなります。
前述にもしましたが、そのせいで皮膚炎にもなりかねません。痛みも伴います。ブラッシングは抜けかけた古い毛を取り去ることで、落ちる毛を少なくするのです。そのほかのメリットとして、血行を良くし、皮膚を清潔に保つ効果もあります。
シャンプー
それからもう一つのパピヨンの抜け毛対策、シャンプーですが、シャンプーをすることで余分な毛を取り除き、皮膚についた汚れを落とします。春秋は肌寒い日が多いので、温かい日にシャンプーをするか、若しくはシャンプーを手早く済ませ、タオルで水気を取りドライヤーでしっかり乾かしてあげてください。
シャンプーの仕方はシャワーをかけるときは、お湯の温度はぬるま湯(37度~38度)で。お尻の方からかけていきます。その後、後ろ足、背中、お腹、前足と順にかけて、シャンプーするときは指の腹で押す感じで洗います。
特に首回り、腹回りを念入りに洗います。首輪による汚れがたまりやすく、腹回りはお散歩のときに土ぼこりや泥はねが付きやすいためです。足も綺麗に洗ってあげましょう。洗い忘れが多い所です。顔と耳は濡らしたガーゼで優しくふき取ります。
月に1~2回を目安に洗ってあげると良いでしょう。パピヨンは体臭があまりないので、月1回でもいいでしょう。それ以上シャンプーをしますと、皮脂を奪い、肌が乾燥して肌トラブルを起こしやすくなります。オーバーコートは皮膚を保護するために生えているのですから。
パピヨンの抜け毛対策に必要なもの
- ブラシ(毎日のケア)
- コーム(毎日のケア)
- シャンプー(月1~2回のケア)
- ドライヤー
- ドッグウェア
ドッグウェアはこんな効果があります
ドッグウェアはパピヨンの抜け毛の時期に、公共の場に出るときや、他のお宅へお邪魔するときなどに必要です。そうしないと、パピヨンの抜け毛が他の人の服や持ち物にくっついたり、他の人のお部屋に抜け毛をまき散らしたり、させないようにするためです。
それからパピヨンは毛が一層しかないシングルコートなので、パピヨンの抜け毛は少ないですが、寒さには弱いです。防寒のためにもドッグウェアを着せると良いでしょう。
ただし、ドッグウェアを長時間着せるのはやめた方がいいです。通気性が悪く、蒸れてしまいます。見た目も可愛らしいのですが、犬が嫌がったらストレスになるので、様子を見ながら使っていく心積もりでいましょう。
まとめ
今ではペットは家族の一員として、人間以上に愛情を注がれている存在ではないかと思います。特にパピヨンはその優雅で気品のある姿から、昔から西洋の貴族社会でもてはやされたそうです。かのマリー・アントワネットも可愛がっていたそうです。でもお手入れをしていたのは、メイドさんたちでしょうけど…。
一緒に暮らしていく室内犬は、清潔が第一ですよね。パピヨンはトリミングに行く必要がないといわれますが、それは家庭でのお手入れ次第で、十分美しさを保つことができるからです。毎日のお散歩後のブラッシング、定期的なシャンプーで被毛の美しさを保ちます。飼い主さんの愛情をもってお手入れしましょう。家族はペットでどれだけ癒されることか。どうか最後まで、責任を持って可愛がってあげてください。
あなたが知っている情報をぜひ教えてください!
あなたの体験談やハウツー・解決方法など、他の飼い主さんやその愛犬の為にもなる情報をみんなで書き込んで、犬と人の共同生活をより豊かにしていきましょう。
女性 ルナのママ
毛抜けが無いというのは、人間の髪のようにずっと伸び続けるから。
切ると伸びなくなるそうです。
とくに、耳の飾り毛はデリケートらしいです。
ウチのパピヨンには、スリッカーブラシは決して使いません。
ピンブラシとコームのみでお手入れして、サラサラヘアを保ってます。
すみません。きっと普通の犬種のことも考えてスリッカーが載っていたのだとは思いましたが…
パピヨン限定投稿なので気になりました。
20代 女性 匿名
手入れもこまめにブラッシングをしなければ耳や尻尾、脚の付け根などに毛玉が出来放題で、毛玉のせいで痛い思いをしてブラッシング嫌いになってしまいます。
スリッカーに関してはわたしは使用しています。
また、個体差にもよると思いますが足裏の毛が伸びるのが早く、放置していると床で滑ってしまうのでこちらもこまめにバリカンと鋏で手入れをしています。
うちの子は前肢の飾り毛が長く引きずって歩いているのでカット必須です笑