「吹き出物」と聞いた時、あなたはどのようなイメージを持ちますか?
病気の一種のようなイメージや暗いイメージを持つ方が多いと思いますが、ここ最近では吹き出物とは呼ばずに「大人ニキビ」と呼ばれています。名称が違うだけでイメージがガラッと変わりますよね!
大人ニキビと呼ばれている吹き出物がなぜできてしまうのかご存じでしょうか?
一般的に食生活や生活習慣の乱れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどが原因とされています。また、吹き出物ができる場所によっても原因が異なるので、吹き出物は「身体のどこかが不調ですよ」というサインを出してくれている場合もありますので、吹き出物ができたらそのまま放置しておくのではなく、原因をつきとめて適切なケアをしましょう!
また、「吹き出物」は20代以降にできるものを指すので、ニキビとは違うことも理解しておきましょう。
毎日スキンケアをしている方や、生活習慣や食生活も気をつけている方でもできてしまう厄介な「吹き出物」。
今回は吹き出物ができてしまう原因とケアの仕方や予防の方法を詳しく解説させていただきますので、吹き出物に長い間悩まされている方はぜひご参考になさってください。
目次
1.吹き出物とはいったい何なのか?
出典 | 大人ニキビ専門の情報サイト-大人ニキビらぼ-
ここで区別しておくことは、ニキビと吹き出物の二つです。
一般的に「ニキビ」は思春期の10代にできるもののことを指し、「吹き出物」は20代以降にできるものを指します。
しかし、20代以降にできる吹き出物は思春期とは、ライフスタイルや身体機能が違うために治療しにくいという特徴があります。
1-1.思春期ニキビと大人ニキビの違い
出典 | OZAKI CLINIC
思春期の脂性肌ニキビは、年齢とともに肌トラブルが治ってくることが多いのですが、ニキビが頻繁にできるときは、気になってつい手で触ってしまったり、髪の毛でニキビを隠そうとすることで、さらに悪化してしまうことが少なくありません。
これに対し、大人になってからできるニキビは、主に乾燥肌とホルモンバランスの乱れが原因によるものが多いです。
ニキビ発生場所も、額よりも口のまわりなど、男性ホルモンが活発な場所にできることが多いのです。また、大人のニキビは、肌のターンオーバーが乱れて乾燥し、古い角質が肌に蓄積されて毛穴を防ぎ、外に出にくくなった皮脂にアクネ菌が繁殖して起こります。というのも、思春期と違い、女性ならばメイクを毎日することが多いためで、メイク汚れが肌に残ることもニキビ発生の大きな原因になります。さらにストレスや睡眠不足などの日々の生活習慣や、生理によるホルモンバランスの乱れからニキビができやすくなります。
1-2.吹き出物の原因とは
出典 | ふちゅう美容矯正院
吹き出物ができる原因の一つは、身体のホルモンバランスの乱れによるものです。
思春期時のニキビは成長過程によるホルモンバランスの乱れが主な原因と言われています。
一方、20代以降の吹き出物は、睡眠時間が不規則であったり、ストレスが溜まっていたり、偏った食生活などの生活習慣の乱れが原因でホルモンバランス(男性ホルモンが)たくさん分泌された皮脂が毛穴につまって吹き出物が発生してしまうという内容になります。
ここからさらに詳細に見ていきましょう。
内臓環境悪化のサイン
東洋医学は「皮膚は内臓のごみ捨て場」と考えているそうです。
吹き出物というものは、洗顔や摩擦等の外的な問題ではなく、体内から生じる内的な問題であると考えます。内蔵が何らかの理由で虚弱になった時、皮膚にダイレクトにその症状が現れてくるというものです。内蔵をしっかりと整えることで代謝や冷えも改善され、その結果、吹き出物も改善されていくという考えです。吹き出物の原因を探る時、体の内部も気にかける必要が十分ありそうですね。
このように腸内環境は肌の状態と密接に関わっています。疲れや便秘などで腸の中に老廃物が溜まることで、吹き出物として表面に出てしまうというのはよくある症状です。では吹き出物の原因となる、悪化した腸内環境を改善するにはどうしたらよいのでしょうか。
そこで腸内環境を整える方法のひとつとして、「善玉菌を増やす」ということをよく耳にします。肝心なのは、善玉菌を生きたまま腸に届けること。せっかく善玉菌を体内に摂取しても、生きて腸まで届かなければ意味はありません。ヨーグルト等をよく摂取しておけば、課題としてはクリアできるでしょう。
ホルモンバランスの乱れ
特に、女性の方は「生理前になると吹き出物ができやすくなる」という経験は多いと思います。
これは生理前に分泌されるホルモン「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が影響しているからです。この黄体ホルモンが、皮脂分泌を増やして吹き出物やシミをできやすくするといわれています。黄体ホルモンは、ストレスや不規則な生活によっても影響を受けて常に変化し、肌の調子を整える作用のある卵胞ホルモン(エストロゲン)に比べ、活動が優位になる場合があります。
こうしたホルモンバランスによる影響は、ストレスを解消することや適度な運動、不規則な生活を改めることで多少抑えられることもあります。
もし慢性的に治らないのであれば、皮膚科に行くことを薦めます。
皮脂の過剰分泌や老廃物による毛穴の詰まり
毛穴には様々な種類があることをご存知でしょうか?
・軟毛性毛包…産毛を生やす毛穴
・脂腺性毛包…皮脂を過剰に分泌し、吹き出物が出来やすい毛穴
・終毛性毛包…ヒゲや髪の毛等の太い毛を生やす毛穴
吹き出物が出来やすいのが【脂腺性毛包】と呼ばれる毛穴のタイプのようです。
この脂腺性毛包の出入り口を老廃物である角栓が塞いでしまうと、過剰分泌された皮脂が溜まってしまい、毛穴の内部で炎症を起こして、吹き出物を発生させてしまいます。
この毛穴のケアも意識することも重要になってくるでしょう。
冷え性
冷え症に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。冷え症の人はいわゆるUゾーン、顎や口周りに吹き出物ができやすいといわれています。
顎や口周りに吹き出物が出来た時は、胃腸が冷えていないか疑いましょう。胃腸が冷えると、血液の循環は著しく悪くなり、自律神経の乱れ・眩暈・肩こり・頭痛・腸内環境の悪化を招いてしまいます。腸内環境が悪くなると便秘が起こり、これもまた吹き出物を引き起こす原因となります。
常に体温を維持する必要があるので、なるべくお腹を冷やさないように心掛けましょう。
1-3.吹き出物の種類別
吹き出物にはいくつかの種類に分けられます。
白ニキビ⇒黒ニキビ⇒赤ニキビ⇒黄ニキビ⇒紫ニキビという順で悪化していきます。これが主な種類になります。
こういう形で見ると、聞いたことがある方も多いかと思います。吹き出物は段階をふんで進行していくのです。
男性ホルモンの過剰な働きで分泌を促してしまい、角質の乾燥によるバリア機能の低下で、毛穴の出口を角栓が塞いでしまい、皮脂が溜まりやすくなっている状態を初期のニキビ。白ニキビは角栓によって塞がってしまった毛穴のなかに皮脂が溜まり始めている状態になります。
また、毛穴のなかに溜まってしまった皮脂が表皮から出てきて、空気中の酸素に触れて黒く酸化した状態が黒ニキビになります。そこからさらに炎症を起こして赤くなったものが赤ニキビといいます。
その赤ニキビが悪化して膿み、黄色くなったニキビを黄色ニキビになり、その炎症が悪化して、毛穴のなかに血と膿みが溜まって腫れてしまった状態が紫ニキビです。紫ニキビまでに悪化してしまうと、治ったとしてもニキビ跡がクレーターとして残ってしまう場合があるので、早い段階で治療しましょう。
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