満員電車や車の中などの密室や、プライベートや営業で外を駆け回った後などに気になるのが汗のにおいです。
友達やパートナー、同僚がワキガで「耐えられないけど、どうやって伝えたらいいんだろう」悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方に今回は、なるべく傷つけずにワキのニオイを指摘する方法をご紹介します。
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どうして臭うの?
わきの下のアポクリン腺から分泌される汗は、タンパク質などの栄養成分を多く含んでいます。
どうして自分で気付かないの?
あの強烈なにおいを、どうして本人が放っておいているのかと、憤りを感じている方もいるかもしれません。
ワキガの人は、気付いてるのでしょうか。
- 気付いてはいるけど、開き直っている人
- 全く気付いていない人
- 気付いて対策をしているけど、臭ってしまっている人
このように、3パターンいます。
(1)気付いてはいるけど、開き直っている
1番目の「気付いてはいるけど開き直っている人」に対しては、今のままでは臭いは緩和しません。
(2)全く気付いていない
2番目の「本人が全く気付いていない」場合に関して、「こんなに臭いのに気付かないなんて」と思うかもしれません。
しかし鼻は順応性の高い器官のため、自分のにおいには慣れてしまい、自覚症状がないケースは多いのです。
喫煙者が自分自身のタバコの臭いに鈍感だったりするのと同じですね。
ワキガの人は家族もワキガの場合が多いため、より嗅覚が鈍ってしまうというのが、ワキガを自分で気付くのが難しい理由のようです。
(3)気付いて対策をしているけど、臭ってしまっている
3番目の「気付いて対策をしているけど臭ってしまっている人」に対しては、少し指摘するのを待ってみてください。
本人も自覚して迷惑をかけないように試行錯誤している最中に、他人から指摘されるのは精神的につらいのではないでしょうか。
デオドラントをまめに付け直していたり、脇汗パットを使用している、汗ふきシートを持ち歩いている場合は、本人も気付いていて、なんとか治そうと努力しています。
どうしても耐えられない場合は、おすすめのデオドラントを紹介するなど、アドバイスをしてあげるとよいでしょう。
彼氏や彼女がワキガだったら自分もうつるの?
ワキガの彼氏や彼女と寝起きを共にしていると、朝起きたときに自分の髪や体、衣服にワキガ臭がしみついてしまうことがあります。
自分までワキガになってしまったと思ってブルーになっている人もいるかもしれませんが、ワキガが伝染することはありません。
ワキガは体質です。
遺伝的に素養を受け継ぐことはあっても、他人から病気のようにうつされるものではありません。
自分からもワキガ臭がするとすれば、それは一時的にニオイ物質が移っただけです。
お風呂に入って体を洗ったり洋服を洗濯すれば、ニオイは取れますのでご安心を。
ただし服のニオイは、皮脂分と混じり合ってなかなか落ちない場合があります。
そんなときは中性洗剤や漂白剤、重曹などを活用して、根本的な汚れを取り除くことが重要です。
相手の洗濯物と自分の洗濯物は、実際に洗濯するまでの間は分けて保管しておけばニオイ移りを防げます。
ワキガはフェロモンの一種
ワキガ臭はもともとは異性をひきつけるためのもので、一種のフェロモンです。
文明が進むにつれて、体臭で情報を判断する必要性は薄くなり、現代の日本ではワキガ臭は完全に邪魔もの扱いされています。
しかし海外ではワキガ臭は当たり前のものですし、否定的にみられるものではありません。
日本でも、一部の匂いフェチの人からはワキガ臭が好まれているのです。
人間は遺伝子が離れている人の体臭にひかれやすい傾向にある、という研究結果が明らかにされています。
これは、より強い子孫を残すための本能が、まだ私たちに残っているためです。
(※遠い遺伝子を掛け合わせたほうが、遺伝的に強い子どもが産まれるため。)
年頃の女性が父親のニオイを毛嫌いするようになるのは、単に加齢臭うんぬんが原因ではなく、遺伝子レベルで至極当たり前の話なのです。
ただし女性の場合、子どもを産んでからは逆に、遺伝子が近い人の体臭を好むようになります。
出産後は「子孫繁栄」という意味で、第一に子どもを守らなければならないため、嗜好に変化がおこるのです。
これもまた本能のなせるワザといえるでしょう。
きついワキガ臭でも、人によってはいい匂いに感じるケースもあります。
またワキガ臭とひと口に言っても、「この人のワキガ臭はダメだけど、こちらのワキガのニオイは大好き」といったこともあるそうです。
本能的に、遺伝子情報をニオイのなかに感じ取っている結果なのでしょう。
できるだけ傷つけずに伝えよう
体臭はデリケートな問題です。
少なからず指摘された人はショックを受けてしまうかもしれません。
しかし、耐えきれないほどのわきの臭いは、教えてあげるのが優しさです。
今はさまざまなデオドラント剤が売っていますし、ハードルは高いですが最終手段として病院で手術をするという方法もあります。
これから、5パターンのにおいの伝え方をご紹介します。
相手の性格にあった伝え方で、思いやりをもって教えてあげてください。
(1)一般例として話す
これは本人に直接臭いを指摘するのではなく、話のなかにさりげなくワキガの話を混ぜ、本人が気付くのを待つ方法です。
ワキガは耳垢が湿る、衣類のわきの部分が黄ばむ、家族から遺伝しているなどの特徴があります。
それを利用して「耳垢が湿ってる人ってワキガの人が多いらしいよ」「腋の下が黄色くなるとワキガの可能性が高いんだって」など自分でチェックするように仕向けるのです。
この方法だと相手のプライドを傷つけずに済みます。
また「自分でなかなかワキガだと気付かないらしいから、たまにチェックしてるんだ」など話すのも、相手が気づくきっかけになるかもしれません。
(2)ワキガ仲間として話す
「実は自分はワキガなんだけど、あなたもじゃないかな?」と自分も腋臭に悩んでいる仲間として話す方法です。
この方法だと、相手の恥ずかしさを軽減できます。
周りの人に聞かれないように、ふたりきりのときに話すのがポイントです。
(3)直球勝負!ストレートに話す
本音を言い合える親友や恋人、家族に伝える場合におすすめです。
このときに「迷惑をしている」など傷つけるような言葉を使うのはやめましょう。
いくら親しい仲でも、デリケートな問題です。
「この制汗剤がよかった」「食事を変えるといいんだって」など相談にのり、一緒に解決策を考えるというスタンスで伝えましょう。
子どもがワキガの場合は、学校でのいじめにつながらないよう、ストレートに話し、ケアの仕方を教えてあげた方がよいですね。
傷つけたいわけじゃない、あなたのことを思っているということも一緒に伝えられればよりよいです。
(4)目上の人から伝えてもらう
あまり親しくない職場の同僚が臭う場合、あなたから伝えてしまうと人間関係がこじれてしまう可能性があります。
また男性が女性に伝える場合も難しく、最悪の場合セクハラ扱いされてしまうかもしれません。
そのため会社では上司など、上の立場の人や信頼できる同性から、伝えてもらうのがベストです。
相手に対し悪意はないことと、業務に支障をきたす旨を伝えて、対応してもらいましょう。
そのほかに「お客様から制服のニオイについて指摘があった」という伝え方もおすすめです。
(5)褒めながら伝える
仕事や部活をすると、どうしても汗をかきます。
そこで、汗を頑張りの勲章として褒めながら、デオドラント製品を渡すという方法もあります。
旦那や彼氏・彼女などのように、プレゼントを渡しても違和感のない間柄の場合に有効です。
相手が汗だくになっているタイミングで「お疲れさま。今日頑張った?汗だくだね。職場(学校)で困るだろうからこれ使って」とデオドラント製品を渡してみてください。
汗をかいたらケアをする、という習慣がつけばニオイは改善されます。
また相手と同居している場合、汗のにおいをおさえるボディソープなども市販されていますので、こっそりに変えてみるのも効果があるかもしれませんね。
大事なのは、愛情をもって一緒に対処していく意志を伝えること!
ワキガはとてもナイーブな問題ですが、自分が臭っていることを知らないまま過ごすのもつらいものです。
どのように伝える場合も不満をぶつけるのではなく、相手の気持ちを考え、心に寄り添っていくことが大切です。
ぜひこの記事を参考にして、伝えてみてください。