公開日:2017/05/25 最終更新日:2017/06/14
毛穴パックはイチゴ鼻に逆効果?炭酸水ですべすべ鼻に
イチゴの種に似ていることから「イチゴ鼻」とよばれる鼻の毛穴の黒いブツブツ。取り除こうと毛穴パックすると、肌にダメージを与えて逆効果になることもあります。イチゴ鼻の原因と改善の効果が期待できる炭酸水を使ったお手入れ方法をご紹介します。
厄介なイチゴ鼻はなぜできる?
酸化した皮脂があのブツブツのイチゴ鼻へ
皮脂は、皮脂腺から送り出されて毛穴というトンネルをくぐって肌の表面へ排出されます。しかし、様々な原因により毛穴に皮脂が詰まってしまうことで、毛穴が黒ずんでしまうのです。
どうして皮脂が詰まると、イチゴ鼻をつくってしまうのでしょうか?それは、酸化が大きく関係しています。酸化は簡単にいうと、サビです。例えば、リンゴやバナナを皮を剥いた状態で放置して置くとどうなるでしょう。皮を剥いて空気に触れた果肉部分は、茶色く変色してしまいます。これが酸化する、という事になります。
過剰すぎる皮脂で毛穴に皮脂が詰まる
イチゴ鼻になるのは、皮脂の量も関係しています。肌には、乾燥肌やオイリー肌など人によってさまざまな肌質があります。オイリー肌で皮脂の量が過剰すぎると、皮脂の通り道である毛穴のトンネルは大渋滞してしまい、毛穴に立ち止まる時間がなくなります。その大渋滞の中、次々に皮脂腺が送り出す皮脂が毛穴に詰まって酸化し、あの嫌なイチゴ鼻を作ります。
皮脂の量が過剰であればあるほど、詰まる原因になるため、イチゴ鼻になりやすいです。皮脂が過剰になるのは、元々の肌質やホルモン、食生活などの原因があります。
ターンオーバーが正常に働かず皮脂が詰まる
私たちの肌の表面には、角質がミルフィールのように何層にも重なった角質層という層があります。角質は、古くなると自然に剥がれ落ち新しい角質になり、肌が生まれ変わるターンオーバーが行われます。しかし、このターンオーバーが正常に行われないと、古い角質はどんどん肌の表面へ溜まっていきます。
溜まった角質は、毛穴の中に入って皮脂の出口を塞いでしまいます。そして毛穴のなかに溜め込んだ皮脂が酸化して、イチゴ鼻になるのです。皮脂のテカリなど気にならない人は、角質によって毛穴が塞がれている可能性があります。古い角質が肌表面へ溜まっていくとイチゴ鼻だけでなく、くすみの原因にもなってしまうのです。
毛穴パックに潜む落とし穴とは?
汚れを無理矢理引っこ抜き、毛穴が広がる
毛穴パックを鼻から剥がす時は痛みもありますが、汚れがびっしり付着していると、とてもスッキリとした気分になりますよね。しかし、毛穴の皮脂などの汚れを無理矢理引っこ抜くので、汚れがあった毛穴にはポッカリと穴が開いてしまった状態になります。毛穴パックを何度も繰り返していくうちに、毛穴は徐々に広がってしまうのです。
毛穴が広がると、毛穴に詰まる皮脂などの汚れの量が増え、イチゴ鼻を悪化させてしまう原因になります。イチゴ鼻をどうにかしたいと思って行っていた毛穴パックには、毛穴を広げる落とし穴があるのです。
乾燥を防ぐために皮脂が過剰に
角質層には、天然の保湿成分があり、潤いを保つ他に紫外線などの外部からの刺激を守るバリア機能の役割があります。私たちの肌にとっても大切な層です。しかし、毛穴パックを使うことで毛穴の汚れだけではなく、この角質層も無理矢理一緒に剥がしてしまうことになります。
天然の保湿成分が剥がれてしまうと、かわりに潤いを与えようとして皮脂の量が過剰に分泌されるので、イチゴ鼻の原因になるのです。また、バリア機能もなくなるため紫外線などの刺激がダイレクトへ侵入し、肌内部の潤い成分であるヒアルロン酸の細胞を減少させ、肌内部の潤いがなくなり乾燥がちになると皮脂腺が活発に働き、皮脂が過剰で毛穴に詰まる可能性があります。
傷などによる色素沈着
毛穴パックは毛穴の汚れを強力に引っこ抜く形で汚れを除去しますが、引っ張ることで毛穴には小さいながらも沢山の傷がついてしまいます。繰り返し毛穴パックを行っているうちに傷が悪化してしまい、炎症が起こる原因にもなるのです。
傷が炎症にまで発展してしまうと、表皮の1番下にあるメラノサイトという細胞が、ダメージを受けてしまった肌をこれ以上傷つかないようにメラニンが含まれている表皮細胞で守ろとします。何度も繰り返しているうちにメラニンが蓄積して色素沈着を起こし、色素沈着によるイチゴ鼻を作ってしまう可能性もあるのです。
イチゴ鼻への炭酸水の効果とは?
炭酸水で汚れを吸着して排出
炭酸水には、タンパク質を磁石のように引きつけ、吸着する働きがあります。皮脂などの毛穴に詰まっている汚れはタンパク質でできているため炭酸水はまさに、ぴったりのアイテムです。毛穴の中の汚れを炭酸水が吸着し、毛穴の外へ排出する効果が期待できます。
しかも毛穴パックとは違い、無理矢理毛穴の中の汚れを引っ張り出すわけではないので、毛穴には傷や広がりなどの負担もかかりません。また、毛穴がキレイになると皮脂の酸化を防ぐのでイチゴ鼻になりにくくなります。
炭酸水の泡が毛穴を引き締める
炭酸と言えばシュワシュワですよね。この炭酸の泡が肌をマッサージする働きをしてくれます。肌は柔らかくなり、血流促進の効果も期待できます。血流がアップすると、細胞が必要とする栄養分を隅々まで行きとどけることが可能になります。
しっかりと運ばれた栄養を、コラーゲンやヒアルロン酸など美肌に欠かすことのできない細胞がきちんと吸収し、細胞が元気になります。すると、活発に動き出した細胞が、毛穴をキュッと引き締め、皮脂などの汚れが溜まりにくくなる上に、毛穴を小さくし目立たなくしてくれるため、イチゴ鼻改善への効果が期待できるのです。
炭酸水で新陳代謝アップ
炭酸水で肌の代謝がアップすると、ターンオーバーが正常に行われるようになり、古い角質がきちんと剥がれ落ちてくれるようになります。古い角質が剥がれ落ちることで新しい角質が生まれ、角質による毛穴の塞ぎを防止できます。
また、肌のゴワつき感も感じにくくなり、ゆで卵のようなつるんとした肌質へ導いてくれます。組み合わせで、しっかりと適切なアフターケアを行うことで、より効果を感じることができるでしょう。
マスターしよう!炭酸水を使ったケア方法
優しく汚れを吸着する炭酸水洗顔
毛穴の汚れを落とす炭酸水洗顔は、毛穴パックのように無理に毛穴から汚れを引っ張り出すのではなく、毛穴に優しく入り込み汚れを洗い落としてくれます。それでは、なぜ炭酸水が毛穴の汚れを落としてくれるのでしょうか?皮脂や角質は主にタンパク質で構成されています。炭酸水に含まれている二酸化炭素はタンパク質に反応する性質を兼ね備えています。二酸化炭素を含んだ炭酸水が毛穴に詰まった汚れに吸着し、洗い流してくれるのです。
- いつもの洗顔料を炭酸水を使って泡立てる。
- 洗い流す際は炭酸水を使って洗い流す。
これだけで、炭酸水洗顔が簡単にできちゃいます。先に洗面器に炭酸水をいれておくと洗い流す時にスムーズです。
頑固な毛穴よごれに炭酸水パック
より頑固な毛穴汚れに対しては炭酸水パックを行ってみてはいかがでしょうか?
- 炭酸水洗顔後、コットンにたっぷりの炭酸水を含ませる。
- 炭酸水を含ませたコットンを軽く絞り、鼻の上に乗せる。
- 3分ほど放置したら剥がす。もちろん、顔全体にしてもいいです。
ゆっくりと炭酸水を毛穴に浸透させていく方法です。パック後、お肌へのアフターケアも忘れずに行ってください。
飲む事で肌やお腹にも良い影響のある炭酸水
炭酸水を使った肌ケアをご紹介しましたが、炭酸水は飲むことでも体によい効果を与えてくれます。炭酸の刺激で腸内の活動に期待が出来るのです。
起床直後にまずは一杯、炭酸水を飲み続けてみましょう。血行が良くなることで大腸の働きも活発になり、便秘の解消が期待できます。便秘が解消されることで老廃物が体の外に排出され、お肌にも良い影響をもたらしてくれるのです。外からも中からもダブルで炭酸水を取り入れてあげることで、美肌の他にも、ダイエットなどにと効果が期待でき一石二鳥ですよ。
炭酸水でもうイチゴ鼻と言わせない
- 炭酸水で汚れを吸着して排出
- 泡で細胞を活発にして毛穴を引き締める
- 新陳代謝をアップしてターンオーバーを正常に
イチゴ鼻の改善には、ダメージの大きい毛穴パックより炭酸水でのケアがおすすめです。