塩素除去
こんにちは、アマリリスです。
我が家はお風呂場のシャワー&給湯口に、
塩素除去のヘッドを取り付けています。
洗濯ももちろん、そのお風呂の残り湯を使うことが多いのですけれど。
軟水のほうが泡立ちがよいとのことですが、塩素を取ると硬水になると仰るかたがいまして。
もしそれが事実なら、うちは泡立ちの悪い部類ということになりますよね?
洗濯していて、特に泡立ちの悪さなどは感じないのですが。
また、上記のほかにデメリットはあるのでしょうか?
私はほとんど塩素なしのお湯&水で洗濯&お風呂など済ませているのですが、注意点などありましたらご指摘アドバイス、お願いします。
Re: 塩素除去
猪ノ口 幹雄アマリリスさん、こんにちは。
> 軟水のほうが泡立ちがよいとのことですが、塩素を取ると硬水になると仰るかたがいまして。
水道水に含まれる塩素は浄水場でアンモニアなどの分解(前塩素処理)や殺菌(後塩素処理)のために使用され残留しているもので、有機物との反応によって簡単に除去することができます。
一方、水中に含まれるカルシウムとマグネシウムが硬度成分であり、煮沸法やイオン封鎖法、イオン交換法によって軟化するものであって、塩素が除去されたところで硬度が変化するものではありません。
http://www.live-science.com/honkan/theory/kousui.html
「塩素を取ると硬水になる」というのは全くのデタラメです。
> また、上記のほかにデメリットはあるのでしょうか?
> 私はほとんど塩素なしのお湯&水で洗濯&お風呂など済ませているのですが、注意点などありましたらご指摘アドバイス、お願いします。
洗濯やお風呂用の水を塩素を除去することによるデメリットはないと思います。
また、お風呂や洗濯に使用する水をわざわざ塩素除去しなくても、人の肌に接触するだけで、塩素は簡単に消えますから、肌の健康な方に先に入浴してもらうか、柑橘類の皮などを先に入れ、残り湯を洗濯にお使いになることをおすすめします。Re^2: 塩素除去
アマリリス2003年09月27日Re^3: 塩素除去
びしアマリリスさん、こんばんわ^^。
>軟水のほうが泡立ちがよいとのことですが、塩素を取ると硬水になると仰るかたがいまして。
No.1222 にはこうお書きになっていますが、参照なさった URL 先では
「塩素を取ると硬水になる」とは仰っていない気がしますが…。
塩素除去の方法にもいろいろあると思いますが、質問なさった方がお使いのものでは、
「亜硫酸カルシウムとコーラルサンドを使っている」ということで、硬度成分が
(ごく微量にしろ)溶け出す可能性はある、ということではないでしょうか。
アマリリスさんの No.1222 では、塩素除去の方法について触れておられなかったので、
猪ノ口さんは、より一般的な方法を想定して回答なさったのだと思います。
ですから、どちらも説得力がある回答だとわたしは思います。2003年09月27日塩素除去の方法について
猪ノ口 幹雄アマリリスさん、 びしさん、みなさん、こんにちは。
水道水の残留塩素は、肌の敏感な方には刺激になり得ますね。
塩素は還元反応によって容易に除去されますので、市販の脱塩素シャワーヘッドが有効だと思います。
浴槽については、塩素に刺激を感じない肌の持ち主に一番風呂を浴びて貰います。その人の肌が脱塩素のための生贄になってくれるのです(笑)。
塩素除去シャワーヘッドを使うと硬水になるのか?というお話でしたが、塩素の除去方法についての正しい理解が必要だと思いますので、先ずその説明をしますが、塩素除去シャワーヘッドなどでは硬度は変化しません。
ビタミンC(アスコルビン酸)での塩素除去を反応式で表しますと以下のようになります。
C6H8O6 + NaClO → C6H6O6 + H2O + NaCl
(ビタミンC+次亜塩素酸ナトリウム → 酸化ビタミンC+水+塩化ナトリウム)
硬度が変化すると考えられるのは、亜硫酸カルシウムを用いたものですが、亜硫酸カルシウムを用いた塩素除去シャワーの原理は以下の通りです。
CaSO3 + HClO → CaSO4 + HCl
(亜硫酸カルシウム+次亜塩素酸 → 硫酸カルシウム+塩酸)
CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + CO2 + H2O
(炭酸カルシウム+塩酸 → 塩化カルシウム+炭酸ガス+水)
ということで、硫酸カルシウムは水に不溶ですが、塩化カルシウムは水に溶けるので、この分のカルシウムイオンが水に溶け込みます。
しかし、水道水の残留塩素は0.1ppmのオーダーなので、この反応による硬度分の上昇も0.1ppmオーダー程度で、石けん使用への影響はほとんど感知できない程度ではないかと考えられます。
> 猪ノ口さんは、より一般的な方法を想定して回答なさったのだと思います。
全くその通りです。
しかし論点が少しそれますが、アマリリスさんが紹介された部分に、ミネラル水の生成を謳う浄水器について「カルシウムなどのミネラル成分が溶け出してマイルドになる」との記述がありますが、間違った情報が一人歩きすると困りますので、その問題点を指摘しておきます。
少し古い資料ですが、「たしかな目」(国民生活センターの商品テストと暮らしの情報誌)の1994年12月号から、商品テスト「浄水器とイオン整水器」の内容をご紹介します。
「生成した水のミネラル量が多くなるとうたっている根拠は、浄水器の場合はカートリッジに入っている麦飯石やサンゴ石などからカルシウムなどのミネラルが溶け出すというもの。 ー中略ー
ミネラル水生成機能をうたっている浄水器4銘柄の生成水に含まれるカルシウム量は、いずれも水道水や参考品と変わらなかった。」
同号に「麦飯石ってどんな石?」との記事があり、以下のように書かれています。
「この石(猪ノ口註、麦飯石のこと)に限らず、天然石に水を通しただけでは、石は溶けません。酸性の水なら別ですが」。(国立科学博物館)
「長い年月を経て風化して溶ける場合には確かにカルシウムやアルカリ成分は溶け出しやすいが、通常は溶けることはない。」
この時にテストされた1機種である「セコム安全水ホームユニット」はろ過材として活性炭、天然石フィルター(沸石、磁鉄鉱、方解石、重長石)を使用し「水道水からおいしいミネラル水をつくる」「高い制菌力を保持」と謳って、1993年の秋から新聞やテレビにおいて作家のC.W.ニコルや俳優の渡辺文雄を起用した大々的な広告・宣伝を展開しましたが、水道水の水質基準の百倍以上の一般細菌の検出が指摘され、消費者からの苦情や消費者団体の厳しい追及のもと、翌年の4月に販売停止に至りました。
ミネラル水の生成を謳う浄水器については、何ヶ月も何年も水につけておけば、ppmレベルのミネラル分は溶け出すかもしれませんが、カートリッジの中を水が通過する程度ではミネラル生成どころか雑菌の養殖場になるということですね。
またさらに論点はそれますが(たびたび書きますが)、炭を塩素除去に使用される方が結構多いと思いますので、炭と活性炭との違いを書いておきます。
活性炭は炭やヤシ殻、ペカンの殻などいろんな原料を900℃ぐらいの高温で蒸し焼きにして作った多孔性の炭で1g(指の先っちょ程)当たり700〜1000平方メートルもの表面積を持っています。
活性炭(炭素C)による塩素除去は以下のような反応式になります。生成される塩酸の量はわずかで、水のアルカリ成分とただちに中和されてしまいます。
2Cl2 + 2H2O + C → 4HCl + CO2
(塩素+水+炭素 → 塩酸+炭酸ガス)
炭を塩素除去に使う場合は塩素と接触する表面積を大きくすることが大切ですから、できるだけ細かく砕き大量に使用する必要があります。2003年09月29日説明不足でした
アマリリス> アマリリスさん、こんばんわ^^。
びしさん、いつも参考になる書き込み感謝しています。
>
>
> >軟水のほうが泡立ちがよいとのことですが、塩素を取ると硬水になると仰るかたがいまして。
>
> No.1222 にはこうお書きになっていますが、参照なさった URL 先では
> 「塩素を取ると硬水になる」とは仰っていない気がしますが…。
、これはですね、そのURLではなく、知人に言われたのが最初なんですよ。で、どうにも納得しかねていて、ここへ書き込ませてもらったんです。で、その直後にこのURLを見つけたんです。
本当に書き方が悪くてすみませんでした。
>
> 塩素除去の方法にもいろいろあると思いますが、質問なさった方がお使いのものでは、
> 「亜硫酸カルシウムとコーラルサンドを使っている」ということで、硬度成分が
> (ごく微量にしろ)溶け出す可能性はある、ということではないでしょうか。
>
> アマリリスさんの No.1222 では、塩素除去の方法について触れておられなかったので、
> 猪ノ口さんは、より一般的な方法を想定して回答なさったのだと思います。
> ですから、どちらも説得力がある回答だとわたしは思います。2003年09月27日次の投稿