大人ニキビの治し方~化粧品は薬じゃないけど自分で解消するコツは?
私スキンケアマンは医者ではないので、「大人ニキビの治し方はこれだ!」とか「こうすれば大人ニキビは完全に消え去る♪」などと断言することはできません。
しかし、自分の実体験をもとに、「コレコレこうすれば、だいたいニキビは落ち着くよね」くらいはお話しすることができます。
今回はスキンケアマン流・大人ニキビの治し方を解説してみます。
スキンケアの前に見直すこと
以下のページで、大人ニキビができる原因について解説しました。
上の記事の要点をまとめると、毛穴の出口が詰まり内部に皮脂がたまることがニキビ発生メカニズムのきっかけとなります。
※クリックで拡大表示します。
ただ、それはあくまできっかけやスイッチ。毛穴の出口が詰まったり、皮脂過剰の状態におちいってしまうプロセスには、さまざまな要因があります。
つまり、上の画像1番のもっと前の段階に、大人ニキビ発生の根本原因があるのです。
では、その根本原因とは何なのか?私が学んだこと、あるいは自分の経験上、だいたい次の3つがあげられます。
1.生活習慣やホルモンバランスの乱れ
2.ストレス
3.間違ったスキンケア(←だいたいこれが多い)
ですからこれら3つのうち、あなたが思い当たることを一つひとつ解決していくことが大人ニキビを治す方法といえます。
生活習慣が乱れているなら食事や睡眠に気を付ける。ストレスがたまっているならストレス要因から離れてみる。また、ダイエットによる無理な食事制限、あとは喫煙などもホルモンバランスを乱す原因につながりますね。
あなたのできる範囲でいいです。少しでも改善してみてください。
この根本原因を少しでも取り除かないと、いくら外側からスキンケアしてもニキビは治りません。
例えば私の場合、ニキビで悩んでいた頃というのは、月に何日か夜勤のある仕事をしていました。当然、睡眠のリズムはメチャクチャ。精神的・肉体的ストレスもきついものがありました。
現在はその仕事を辞めたことで、大きなストレスからは解放されています。
でも、多くの人は仕事や生活環境を変えるなんて、そう簡単にはできないでしょう。ニキビのために仕事を辞めますなんて、そもそも言えないですもんね(汗)
そんなあなたは、先ほどあげた根本原因の3つ目「間違ったスキンケア」を見直してみてください。
というか、大人ニキビで悩む多くの女性は、ほぼほぼこの「間違ったスキンケア」が一番大きな原因となっているケースが多いです。
間違ったスキンケアなら止めればいいだけ。以下を読んで、心当たりがある項目は改善しましょう。
大人ニキビを治したいときの正しいスキンケア方法
まず大前提としておさえておいてほしいことがあります。それは、化粧品でニキビは治せないということ。
化粧品にできることは、肌の自然治癒力をサポートして、ニキビが出来にくい肌環境を整えてあげることです。
ネット上には、「これを付ければきれいサッパリ♪」なんて言って商品を紹介している個人ブログや業者サイトが多いですが、私はそんな嘘はつきませんよ(笑)
ただ、間違ったスキンケアを続けていれば、ニキビは治らないばかりか逆に悪化させてしまうのは事実です。
たとえ間違っているという自覚がなくても、それは肌の自然治癒力をジャマすることにつながるし、逆にニキビが出来やすい肌環境にしてしまう可能性があります。
では、大人ニキビを治したいときの正しいスキンケア方法とは何でしょうか?具体的には次の4つがあげられます。
1.洗浄剤を使った洗顔をやめる
2.殺菌系のニキビケア専用化粧品の使用をやめる
3.毛穴や角栓にたいして余計なことをしない
4.保湿の本当の意味を理解し正しくおこなう
一つひとつ見ていきましょう。
1.洗浄剤を使った洗顔をやめる
大人ニキビを繰り返す人が、知らず知らずにやっている間違ったスキンケアはだいたいこれです。実際、スキンケアマンもそうでした(汗)
ニキビができると、見た目の悪さやイライラも手伝って、つい皮脂をしっかり落としたくなりますが、これが逆効果。皮脂は落とせば落とすほどよけいに分泌され、いつしか皮脂過剰の状態におちいってしまうからです。
私たちのお肌は、皮脂や水分、皮膚常在菌などが絶妙なバランスを取りながら健康な状態を維持しています。
脱脂のしすぎや、意図的に角質を剥がす行為は、この絶妙なバランスを崩すことにつながるのです。
ニキビが気になりだしたら即、洗顔フォームや石けんの使用をストップしてください。わざわざ洗浄剤で刺激を与える意味はありません。
そのまま完全に ”ぬるま湯洗顔” へと移行できればベストですが、きっと「洗浄剤を使わないとなんとなく気持ち悪い…」と感じるでしょう。
でも、日常生活で顔に付く汚れのほとんどは、ぬるま湯だけで十分に落ちるんですよ。もちろん、メイクをしていればクレンジングは必須なのでしかたないですが、最低限、朝はぬるま湯洗顔にしてみてください。
2.殺菌系のニキビケア専用化粧品の使用をやめる
サリチル酸やイソプロピルメチルフェノールなどの殺菌剤は、悪い菌だけでなく、お肌にとって必要な皮膚常在菌までも殺してしまいます。
使い続けると肌本来の自浄作用である殺菌システムを狂わせ、よりニキビがひどくなるという悪循環に。詳しくは、以下のページで解説しています。
お肌にムチ打って、力ずくで何とかしようとする殺菌系は使わず、ビタミンC誘導体(APPS)入りの化粧水を使いましょう。
ビタミンCのもつ抗酸化作用や皮脂分泌のコントロール作用で、お肌の自然治癒力をサポートしてあげるというアプローチです。
また、メラニン色素還元作用もあるので、残ってしまったニキビ跡にも効果的です。
3.毛穴や角栓にたいして余計なことをしない
毛穴パックやコメドプッシャー、爪での角栓押し出し、ピーリング。これらはやらなくていい間違ったスキンケアです。
毛穴は皮脂を排出するための器官、角栓は外部から雑菌が入るのを防ぐためのパーツ。体にとって必要だからあるんだし、それぞれが役割を持って仕事をしています。
角質だってお肌の防御壁ですし、ピーリングで意図的に剥がすということは、その内側にある未熟な角質をあらわにすることになります。角質は古くなれば、お肌に備わっている酵素分解によって勝手に剝がれていきます。
それを無理やりどうこうしようというのは、お肌にとってみれば余計なお世話。機能を妨害されれば、そりゃお肌だってひねくれますし、ニキビも作りますよ(笑)
もしやっているのであれば、今すぐ止めましょう。
4.保湿の本当の意味を理解し正しくおこなう
ニキビが出来にくい肌環境のために、保湿はとても重要です。なぜなら、乾燥が進んでしまうと、お肌はより多くの皮脂を分泌して肌を守ろうとするからです。
常に適度な保湿ができていれば、お肌の皮脂量もちょうど良い状態をキープできます。
ただ…、多くの女性が保湿と思って行っていることは、だいたいが加湿であるケースが多いですね。
保湿と加湿はぜんぜん違います。加湿はお肌を短い時間湿らせるだけ。蒸発によってむしろ乾燥を引き起こし、ニキビ発生を招くことさえあります。
上のページで書いたとおり、正しい保湿とは肌の中から湧き上がる水分を逃がさないことがポイント。そのためにはセラミドの補給とゲルによる水分保持力アップがカギとなります。
大人ニキビの治し方・まとめ
1.生活習慣やホルモンバランスの乱れ
2.ストレス
3.間違ったスキンケア(←だいたいこれが多い)
上記の根本原因を解決しなければ、いくら外側からスキンケアしたところで大人ニキビは治らないし、何度も繰り返します。
まずは一つひとつ思い当たることを潰していきましょう。
ただ、間違ったスキンケアが大きな原因であることが多いので、それを見直すことでニキビ解決につながります。そのためには以下をチェックしてみてください。
1.洗浄剤を使った洗顔をやめる
2.殺菌系のニキビケア専用化粧品の使用をやめる
3.毛穴や角栓にたいして余計なことをしない
4.保湿の本当の意味を理解し正しくおこなう
ニキビができると見た目が恥ずかしく、つい焦ってアレコレしてしまいがちですが、たいていは裏目に出ます。
お肌の機能を妨害するのではなく、自然治癒力をサポートしてあげるような、正しいスキンケアを行う。これが大人ニキビを治すコツです。