あなたのお肌のブツブツは鮫肌!?鮫肌と改善方法!
「小さいころからお肌がなんかザラザラする」「思春期ごろから二の腕の外側やお尻がブツブツしていている」「自分の肌を触るだけで嫌な気分になってしまう」「冬になるとひどくなっている気がする」思い当たることはありませんか?
もしかすると、そのザラザラやブツブツは鮫肌(さめはだ)かもしれません。もし、どこか心当たりがあるなら、これから鮫肌の特徴や改善策を見ていきましょう。
鮫肌とは?あなたの思っているのは鮫肌!?
鮫肌(さめはだ)という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、実際にどんな状態のお肌か、理解出来ていますでしょうか。
鮫肌とは、正式には「魚鱗癬(ぎょりんせん)」と言います。皮膚表面が乾燥してカサカサとなり、魚のうろこのような形になってしまっている状態です。手足やお尻などに発症しやすく、冬に症状がひどくなる傾向があります。
また、鮫肌は「毛孔性苔癬(毛孔性角化症)」のことを指す場合もあります。これは『二の腕のブツブツ』といえばイメージしやすいかもしれません。多くの人が鮫肌だと思っているのはこちらでしょうか。
二の腕以外に、背中やふくらはぎ、太もも、お尻など、体の広い範囲に現れることもあります。ブツブツの正体は毛穴に詰まった角質です。毛包の中の角質が肥厚して、角栓を形成し、ふさがっている状態です。
鮫肌の原因
鮫肌はどうして出来てしまうのか。正しい知識を得て、間違ったケアをしてしまわないようにしましょう。
遺伝
鮫肌は遺伝的な要素が大きいです。物心つく前からザラザラしたお肌になっていた場合は「魚鱗癬」の可能性が高いです。思春期ごろから二の腕などに発症するのは「毛孔性苔癬」でしょう。
どちらも遺伝によって発症することがあります。もし、両親に鮫肌、もしくは若い頃に鮫肌だった場合、遺伝によるものかもしれません。これは、ビタミンAの代謝の関係があるのではないかと考えられています。
ビタミンAの不足
ビタミンAが不足してしまうと乾性肌に傾きます。理由としては、汗腺や脂腺の機能が低下して皮脂膜が減少したり、皮膚の角化が不完全になり角質の保湿機能が低下するためだと考えられています。
つまり、皮膚表面の油分が少なくなる上に、表面が荒れてしまい、乾性の肌になってしまいます。
そして、皮膚の角化が正常に行われないことで、角質が厚くなってしまい、詰まってしまうことで二の腕などにできるブツブツが出来て、鮫肌となってしまいます。
鮫肌になると何が問題!?
鮫肌は良性疾患のため、生命に関わる重篤な病気を引き起こしたり、他人に感染したりする心配はありません。発症することで一番問題になるのは、見た目ではないでしょうか。
外見が気になる思春期に多く発症することもあり、汚く見える、人目が気になる、二の腕を見せるファッションが楽しめない、モチモチ肌になりたい、などの悩みを持つ女性が多いようです。
見た目以外大きな問題はほとんどありませんが、かゆみを伴う場合がありますので、掻かないように気をつける必要があります。
つい掻いてしまい肌を傷つけてしまうと、雑菌が進入して炎症が起こり、肌荒れや跡が残る原因になることがあります。
鮫肌は放っておくと治る!?
二の腕になどに出来るブツブツは10~20代でピークになり、30代になると自然に消えていくことが多いですが、中高年になっても治らないケースもあります。
これは個人差がありますので、どうしても気になったり、かゆみや赤みがある場合は、治療を検討してみても良いでしょう。自宅でもケアできる方法をこれから紹介していきますので、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
鮫肌の改善方法
スキンケアを敏感肌用に変える
鮫肌の場合、お肌のターンオーバーが正常に働いていない状態が続いています。お肌の炎症を鎮め、薬の依存しないためにも、乾燥肌用や敏感肌用のスキンケアに変えてみましょう。
そして生活習慣を正すことで、お肌本来のチカラによって皮膚の再生が行われ、改善する可能性があります。
もし、「どんなものを使ったらいいの?」とスキンケア用品で迷っているならば、「みんなの肌潤糖」という商品をおすすめします。
「お肌のザラザラが治った」という口コミでなんと2分に1個のペースで売れているスキンケア用品です。
砂糖を原料とした、新発想の保湿ケア化粧品でもあり、赤ちゃんでも安心して試すことが出来ます。
尿素配合クリームやサリチル酸ワセリンを使う
尿素やサリチル酸ワセリンには、皮膚の角質を柔らかくする効果があり、角質軟化剤と呼ばれています。
お肌のザラザラやブツブツの原因は、肥厚した角質が詰まってしまうことです。角質を柔らかくして、少しずつ余分な角質を落とし、正常な状態の皮膚表面にしていくことが出来ます。
皮膚科でも塗り薬として処方されるので安心だと言えそうですが、少し根気がいるので諦めずに塗り続けるようにしましょう。
トレチノインの効能を利用する
トレチノインとはビタミンA誘導体のことです。ビタミンAを外用剤に配合することは医薬品では昔から行われてきたことですが、最近では美容皮膚科の分野で非常に薬理作用・美容効果の高いビタミンA誘導体が使われるようになっています。
トレチノインは皮膚のターンオーバーの促進作用、真皮内でのコラーゲン産生促進作用などがあります。角層がなめらかになり、角化細胞間の水分保持能力があがり、皮膚がみずみずしくふっくらとさせる効果があります。
ただし、刺激が強く皮膚が赤くなるなどの炎症を起こしたり、その後に引き続く色素沈着を残すことがあります。また、紫外線に対する防御機能が低下するため、紫外線対策も必要となります。
このような副作用があるので、個人輸入などで入手した薬品を使って自己流のトレチノイン治療をするのは危険ですので、絶対にしないようにしましょう。
化粧品に配合されているレチノールは皮膚に吸収される過程で一部がテチノイン酸に変換されるだけなので、効き目もマイルドですが、副作用の心配もほとんどありません。
体は洗いすぎない
体のザラザラや、ブツブツがどんなに憎くても、体をゴシゴシ洗い過ぎないように気をつけるようにしましょう。ゴシゴシ洗ったからといって、なくなることはありません。
皮膚を傷つけてさらなる炎症を起こすきっかけになってしまうだけです。お肌のターンオーバーを乱す原因にもなってしまいますので、優しく洗い、しっかりと保湿してターンオーバーが正常に行える環境を整えてあげましょう。
医療機関に相談する
生命に関わるような皮膚疾患ではありませんが、やはりきれいに治したいなら、皮膚科などに相談するのが一番良いでしょう。皮膚科では、ケミカルピーリングやトレチノイン治療などがあります。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に薬剤を塗って、角質を薄くはがし、皮膚のターンオーバーを促進させることを言います。
市販品でもピーリング剤が手に入りますが、皮膚科の方がより効果の高いものを使用してくれるでしょう。
永続性はないため、定期的に施術を受ける必要がありますが、塗り薬よりは効果が高いとされています。
トレチノイン治療
ニキビの治療にも使われるトレチノインを使った外部薬には、皮膚のターンオーバーを早める作用があることから、継続して塗ることで新たなブツブツが出来にくくなるとされています。
ただし、新しい皮膚は刺激に弱い状態であるため、紫外線対策などが必要になります。
肌質改善
鮫肌の「毛孔性苔癬」の治療方には、肌の深部にアプローチして、肌質を改善するという方法もあります。主に使用される2種類の方法としてレーザー治療とダーマローラーという治療法があります。
施設によって受けられる治療が変わってきますので、あなたの望む治療が受けられるかどうか、クリニックに問い合わせて検討することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。なかなか治りにくくて、悩みの種となる鮫肌ですが、自然と治ることもあることが分かりましたね。小さい頃から鮫肌なのか、思春期くらいから鮫肌が発症したかにもよって、異なるものだということも分かりましたね。
いくつか改善方法をご紹介させていただきましたので、焦らずにゆっくりと自分のお肌と向き合って、あなたの望むようなきれいなお肌を手に入れましょう。