CHAP UPやBUBKA・イクオスなどメジャーな育毛剤(医薬部外品)にも配合されているグリセリン。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、育毛剤だけでなく非常に多くの商品に配合される成分なんです。
90%以上の化粧品にグリセリンは使われていますし、実は普段口にしている食品にも多く使用されています。
子供の頃によく食べた駄菓子「ビックカツ」にも用いられていたりと、何かと日頃から接していることが多い成分。
幅広いジャンルで活躍しているグリセリンですが、そんなに万能な成分なのでしょうか?また育毛剤に使用されることでどのようなメリットがあるのかについても気になるところだと思います。
グリセリンは保湿力が売り!使いやすくて配合しやすい成分
多くの商品に配合されているグリセリンのセールスポイントは高い保湿力。まず第一にこれが挙げられます。
そして安全性が非常に高く、安価で水にも溶けやすい。これらの要素が合わさり多くの商品に利用されているのでしょう。
グリセリンそのものが低刺激で副作用やアレルギー反応を起こしにくい成分。
- 高い保湿力を持っている
- 安全性が高く低刺激
- 非常に安価
- 水に溶けやすく混ぜやすい
総合的に優れていることは何となくわかったかと思います。
私達の身体にも常に存在している
グリセリンはアルコールの一種であり、天然由来のものと合成のものがあるのです。
大半は植物(大豆油)や海藻・動物(獣脂)などから生成されていますが、医療などには化学合成されたグリセリンが使用されることも多いようです。
一般的には合成品はよくないイメージがあるかもしれませんが、どちらもそれほど大きな差はありません。
- 天然…オーガニックで安心。不純物が混ざるケースも。
- 合成…不純物がなく安全性が高い。ややコストがかかる。
これをみてどちらが良いと感じるかは好みの問題でしょうか。グリセリンに関しては天然or化学合成のものなど気にしすぎる必要はありません。
そもそもグリセリンは人間の体内にも存在している成分で、中性脂肪として存在しているものなんです。だからこそ食品として口にしても害がないのです。
食品・医療・医薬品など商品別の役割
化粧品に使われるや、食品・医療でも使われている。と、そんな話を聞いてもいまいちピンとこないかもしれません。
なので用途別にグリセリンがもたらす効果を簡単に説明してみましょう。
| 商品 | 効果・役割 |
|---|---|
| 化粧品 | 保湿力が高く潤いのある肌へ。肌荒れ防止作用。 |
| 食品 | 甘味料・保存料・保湿剤・増粘安定剤。虫歯になりにくくする働き。 |
| 医療 | 保湿剤や潤滑剤。血管拡張作用。利尿作用。便秘解消。 |
ざっくりと説明すればこんな感じですかね。実はグリセリンは舐めると甘くて、食品の甘味料として使用されることが多いんです。
また先程も話したように医療では、ややコストがかさむと言っても不純物がなく安全性の高い合成品を使用することがほとんどですね。
グリセリンとニトログリセリンって関係あるの?
グリセリンと聞けば「ニトログリセリン」を思い浮かべる人もいるかもしれません。
ニトログリセリンって…爆薬(ダイナマイト)に使用されるヤツだよね…。。こんな事を連想する人もいるでしょう。
グリセリンと硫酸・硫酸の混合物を反応させて合成したものがニトログリセリンです。
確かにニトログリセリンの成分はグリセリンからなりますが、両者は全くの別物と考えて問題ありません。
「グリセリン=ニトログリセリン=危険」こんな心配は無用!グリセリンは無害ですので化粧品・食品に配合されていても安心なのです。
グリセリンがもたらす育毛効果は頭皮の潤いがメイン
問題はグリセリンがもたらす育毛効果って何?ってことだと思います。
ここにたどり着いた人の大半が育毛剤に含まれるグリセリンの効果を知りたいのであり、正直に言えば他の商品に使用されている理由や効果なんてどうでもいいですよね。
少し前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題に入りましょう!
育毛剤にもグリセリンが配合される理由は上記の要素がポイントになります!
頭皮が固く乾燥していると薄毛の原因になる
抜け毛に悩まされたり薄毛に困っている人は頭皮が固く、水分が不足し乾燥してしまっているケースが多いです。
砂漠のように土壌が干上がって乾燥し、カチカチになっている場所には植物は育つことが出来ませんよね?イメージとしては頭皮と髪の毛の関係も同じです。
健康な髪の毛・頭皮を持っている人の頭皮は柔らかく、親指と人差指でつまむことが出来ると言われています。
確かにガッツリつかめる人は稀でしょうが、カチカチでつかめる気配すらない人は頭皮がいい状態ではないということですね。
頭皮が固く乾燥していると薄毛の原因だという事は、改善するには潤いをもたせ頭皮を柔らかく保つ必要があるのです。
皮膚柔軟化と血行促進作用がグリセリンの大事な役割
【保湿・保護・皮膚柔軟化・肌荒れ防止】がグリセリンが育毛・発毛にもたらす為に需要な要素だと話をしました。
それに加えグリセリンには血管拡張作用もあります。
医療ではこの作用を利用して慢性狭心症の傷み軽減・脳圧降下薬・利尿作用などとして活用されています。
この血管拡張作用は血行を良くする働きもあるので育毛・発毛には欠かせない要素。
頭皮が固くなり乾燥している人や抜け毛・薄毛に悩む人のほとんどが頭皮の血行不良に陥っています。この血行不良改善が薄毛治療には欠かせな要素であり、その手助けとなるグリセリンは重要な働きを持っているのです。
グリセリンは髪の毛を生やすのではなく頭皮環境を整える成分
ここまでくればある程度は理解できていると思います。
グリセリンが育毛剤に配合されている理由は「髪の毛を生やしてくれる」からではなく、「髪の毛が生えやすい頭皮環境にしてくれる」からであると言うことを。
要するに悪化した頭皮環境を整える働きを持つ成分がグリセリンなのです。
育毛剤にグリセリンが配合されているから髪の毛が生える!と考えるのではなく、頭皮環境が整う成分が入っている!と考えるのが1番ベストでしょう!
育毛剤の主成分がグリセリンというケースはないので、あくまでも育毛・発毛を手助けしてくれる成分という認識を持っておきましょう。
グリセリンが配合されている育毛剤ピックアップ!配合されていない育毛剤は問題あり?
90%以上の化粧品に使用されていると言われるグリセリンは、当然数ある育毛剤にも使用されています。
保湿効果が高く頭皮を柔らかくする働きを持ち、血行促進作用があるグリセリンはむしろ欠かせません。
確かにグリセリンそのものが発毛・育毛効果を持つ訳ではありませんが、発毛を促す為に重要な役割を担ってくれています。
わかりやすく例えると「名脇役」と言ったところでしょうか!
名脇役であるグリセリンを配合している育毛剤は数多くありますが、配合されていない商品もあるのでしっかりチェックしておきましょう。
メジャーどころの育毛剤にはグリセリンが配合されている
医薬部外品や化粧品に分類される育毛剤は非常に種類が豊富ですが、それらの商品の多くにグリセリンは配合されています。
男性用や女性用問わず、人気上位の育毛剤には殆どの確率でグリセリンが配合されていますね。
もちろん「グリセリン配合!!」とピックアップされる成分ではありませんが、無くてはならない成分です。
やはり健康的な髪の毛を生やす為、正常な頭皮環境でいる為には保湿力や血行促進作用は欠かせないもの。
メジャーどころの育毛剤にグリセリンが配合されているのを見れば、いかに大切な成分であるかが理解できるでしょう。
グリセリン無配合な育毛剤もある!だからと言ってダメな商品でありません!
グリセリンは薄毛対策に役立つ成分ですが、中には配合していない育毛剤もあります。
これらの育毛剤は人気のある商品ですが、グリセリンは配合されていません。
グリセリンが配合されていないという事は、保湿力や血行促進作用に期待できなくてダメな育毛剤じゃないか?と不安に思う人もいるでしょう。
しかしだからと言って上記の育毛剤がダメな育毛剤と言う訳ではありません。
グリセリンが配合されていない代わりに「プロピレングリコール」「1,3ブチレングリコール」「パンテノール」などの成分が配合されているのです。
この成分は保湿効果が高くグリセリンに似たアルコールの一種。グリセリンの代わりに保湿効果を担ってくれているので心配はありません。