シミを薄くしたい!消したい!効果のあるクリームの使い方

ファンデーションを塗っても隠せないシミ。スキンケアではなかなか消えない…。と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

スキンケアで実際にシミを薄くすることは可能なの?手術やレーザーじゃないと消せない?と思っている方も多いと言われています。もちろん手術やレーザーに比べると時間はかかりますが、スキンケアでもシミを改善させることは可能です。リスクも少ないので「シミを薄くしたい」「シミを消したい」と考えているなら、まずはシミに対するスキンケアから始めてみましょう。

今回はシミを改善するスキンケアとして人気のあるクリームについてご紹介します。クリームの種類や使い方についても詳しく解説していきますので是非チェックしてみて下さい。




1. シミの種類

シミを改善させたいと思っているのなら、まずはシミの種類について知っておきましょう。シミにはいくつかの種類があり、その種類によってケア方法も変わってきます。代表的なシミの種類は以下の4つです。

1-1.老人性色素斑

紫外線が原因となって現れるシミ。シミの中では最も多く、ほとんどがこれに当てはまると言えるでしょう。とくに顔にできやすく、盛り上がりなどがない平坦なシミであることが多いです。また、丸く円のような形状となって出てくることが多くなります。

1-2.肝斑

30代から40代の女性に多く見られるシミの種類。紫外線も原因の1つではありますが、ホルモンバランスの乱れが大きな原因となっていると考えられています。そのため妊娠中やピルを服用している時にホルモンバランスが変化し、現れることがあります。普通のシミと同じケアでは改善できないという特徴があるため、特別なケアが必要となってきます。

1-3.炎症性色素沈着

名前の通り、色素沈着によってできたシミのことを言います。ニキビや肌荒れなどの炎症が慢性的にできるとその部分が色素沈着してしまいます。

通常はニキビなどの炎症が治まれば色素の沈着は改善されていきます。しかし炎症を繰り返すと色素沈着が繰り返されて、なかなか改善できないシミへと変化してしまいます。

1-4.そばかす

そばかすには先天性のものと後天性のものがあります。先天性のものは遺伝などが原因となり現れます。ほほの上、鼻や目元に普通のシミよりも小さいシミのように現れます。
後天性のものは老人性色素班と同様に紫外線などが影響して現れます。そのためケア方法も老人性色素班とほとんど同じになります。

2. シミの種類別おすすめクリーム

ご紹介した4つの種類のシミは、クリームを使って改善することが可能です。しかしそれぞれのシミの種類に合ったクリームを使わなければなりません。そこでシミの種類別におすすめのクリームをご紹介します。

2-1.できているシミを薄くするクリーム

どんな種類のシミでも、「ハイドロキノン」という成分が配合されているクリームなら薄くしたり消すことが可能です。ハイドロキノンは「シミの漂白剤」と言われている成分。シミの原因となっているメラニンの働きを抑えたりメラニンそのものを減少させる働きを持っています。できているシミを薄くすることができる成分として、様々な美白成分の中で最も効果が高いと言われています。

<注意点>
ハイドロキノン配合の化粧品は他の成分が配合されている美白化粧品と比べると高い効果があると言われています。しかしその効果の分、肌への影響も大きくなります。ハイドロキノンの配合濃度が多いと肌への刺激を感じることが合ったり、中には赤みやヒリヒリが現れることがあります。ハイドロキノンで副作用が出るかどうかは肌質によっても変わります。使用する前には必ずパッチテストをして試すようにしましょう。

2-2.メラニンを抑えるクリーム

厚生労働省がその効果を認めている、シミの原因であるメラニンを抑える作用のある成分はいくつかあります。中でも代表的なものは、以下の成分です。

  • アルブチン(αアルブチン)…ハイドロキノンの誘導体でメラニンを除去する
  • ビタミンC誘導体…メラニン生成を抑え、色素を還元する作用もある
  • ルシノール…ハイドロキノンに似た構造ですが、安全性が高い
  • コウジ酸…チロシナーゼの活性化を抑える
  • リノール酸S…チロシナーゼという物質を分解し、メラニンの生成を抑える
  • カモミラET…メラニンを生成するメラノサイトの活性化を抑える
  • 4MSK…ターンオーバーを促進してメラニンの排出を促す

これらの成分は、ハイドロキノンに比べるとシミを薄くする作用は低いですが、メラニンの働きを抑えることが可能です。そのため、老人性色素班や炎症性色素沈着といったメラニンが原因となっているシミの予防に役立ちます。特にビタミンC誘導体はメラニン色素を還元する作用があるため、シミを薄くする作用が期待できます。

2-3.肝斑を薄くするクリーム

肝斑はハイドロキノン以外の美白有効成分だとあまり効果が得られません。しかし肝斑にも効果がある成分としてもう1つ知られているのが「トラネキサム酸」という成分です。トラネキサム酸は色素沈着してしまった部分を抑制する作用があります。肝斑の治療のためにトラネキサム酸の配合された薬を服用する場合もあります。

クリームでもトラネキサム酸が配合されているものは肝斑を薄くする作用があると考えられています。肝斑以外のシミにも効果があるので、肝斑がある方はトラネキサム酸が配合されているものを使用するといいでしょう。

3. 蒸しタオルを使って浸透を高める

クリームでシミの改善をしたいと考えている方にご紹介したいのが、蒸しタオルを使って浸透力を高める方法です。もちろん普通にシミ対策のクリームを使ってもいいのですが、美白成分の効果を高めたいなら、浸透力をアップさせる蒸しタオルを使ったケアをやってみましょう。

3-1.蒸しタオルを使ったケア方法

蒸しタオルを使ったケア方法をご紹介します。
蒸しタオルを使った方法はエステなどでも行われています。毛穴をしっかり開かせて角質を柔らかくすることで肌への浸透力を高めてくれます。

  1. クレンジングと洗顔をする
  2. 通常のスキンケアをする
  3. シミを改善させるためのクリームを少し多めに塗る
  4. フェイスタオルを少し水に浸して絞る
  5. 電子レンジで500W~600W・30秒から1分ほど温める
  6. 温めたタオルをあごの下に当てて蒸気を顔に当てる
  7. 暑すぎない程度の温度に冷めたら、顔全体にタオルを当てる
  8. クリームがタオルについてしまわないようにタオルはあくまでも軽く当てる
  9. 3分経ったらタオルを外してクリームを肌に馴染ませるようにマッサージをする
  10. 肌に馴染んだらハンドプレスをする
  11. 最後に冷やしたガーゼや化粧水などで顔を冷やして毛穴を引き締める

3-2.蒸しタオルケアの注意点

蒸しタオルを使ったケア方法は非常に簡単ですが、その分注意しなければならない点もあります。実践する前には注意点もチェックしておきましょう。

  1. タオルで火傷をしないように、加熱しすぎないこと。顔に当てる前に必ず少し冷やして温度を確認しましょう。
  2. 蒸しタオルを使ったケアは毎日行うと肌に負担をかける可能性があります。週に2回程度に留めておきましょう。
  3. 使用するタオルは必ず清潔なものを使用しましょう。

まとめ

ファンデーションで隠れないようなシミの場合は改善までに時間がかかることもあります。
まずはシミ対策用のクリームでのケアをすることをオススメします。
シミの改善方法で最も手軽に試せる方法はクリームです。シミが気になったら、まずはクリームでのケアから始めてみましょう。
特に副作用がみられるハイドロキノンなどの成分が配合されたものを使う際は但し書きを良く読んでから使用しましょう。

 





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