美容液成分たっぷり!オルチャン肌作りに全国の美人の湯へ行こう
しっとりツヤツヤの肌の日は、それだけでハッピーな気分に。自宅で最近話題の美容液パックや、エステで美肌ケアをしている女子も多いのでは?女子にとって、美肌は自分たちを幸せにしてくれる大切なエレメント。日頃のケアにプラスして、たまには「美人の湯」といわれる温泉にでかけて集中美肌ケアをしてみませんか。日本三大美人の湯の紹介とともに、上手な美人の湯の探し方などをご紹介いたします。2016年12月15日 最終更新
日本は火山大国。全国各地で温泉が湧いています。沢山ある温泉の中でも、女性なら誰でも気になるのが「美人の湯」ではないでしょうか。温泉には、さまざまな成分が溶け込んでいます。泉質によって、デトックス、美白、アンチエイジング、お肌のクレンジング、保湿など美肌の効果はまったく違ってきます。
基礎化粧品を選ぶように温泉もしっかりと選びたいもの。白く透き通った美しいオルチャン肌に変身できるよう、さっそく「美人の湯」探しましょう。
美肌の4要素を再確認!
ここ数年、韓国の美女たち(オルチャン)のような透明感があって、みずみずしく、キラキラ輝くような玉のような肌が人気。そういえば、温泉美人という言葉があるように、温泉地に住む女性も透明感があってハリとツヤのある肌の人が多いかも。
実は、オルチャン肌と温泉美人の肌には共通点があります。それは、洗浄(清潔)、美白、保湿、栄養の4要素。4つの要素が全てそろったとき肌がとっても美しくみえます。この4要素を簡単に得られるのが温泉。いわゆる「美人の湯」と呼ばれる温泉です。
「美人の湯」を見分けるにはコツが必要
何故、「美人の湯」探しにコツが必要なの?
■適応症に「美肌効果」という文字はない
温泉の入り口などに掲げられている適応症に、美肌に良いという文言は一切ありません。神経痛や関節痛、高血圧などという記載はあるのに、何故、美肌に関する記載はないのでしょう。それは、美肌づくりは療養ではないと考えられているからです。
■「美人の湯」の泉質の種類じゃない
適応症に書いてなければ、泉質で探せばいいのでは。確かに泉質は、「美人の湯」探しの手掛かりになります。けれども、「美人の湯」という種類があるわけではありません。11種類の泉質の中から「美人の湯」を探し出さなければなりません。
このように、ひと口に「美人の湯」といっても、その見つけたかにはコツが必要となります。そこで役立つのが、温泉分析書の見方です。
「美人の湯」の必須条件はコレ
美肌という適応症はありませんが、このような泉質に入ると肌が美しくなるということは科学的に証明されてはいます。現在、11種類の泉質の中で、「三大美人泉質」と呼ばれるものがあります。
■硫黄泉(硫化水素型)
美白ケアで大切なことは、シミなどの原因となるメラニン色素を抑えること。硫黄には漂白作用があるといわれています。そのため、硫黄泉には美白効果が期待できます。さらに、硫黄泉には血行を良くする作用もあるので、血行不良による肌のくすみも解消できます。
■硫酸塩泉
硫酸塩泉には、肌に潤いを閉じ込める保湿力があります。さらに、皮膚の弾性を回復する作用もあるので、硫酸塩泉に浸かったあとはしっとりとしてハリのある肌を実感することができます。
■炭酸水素塩泉
「美人の湯」、「美肌の湯」と称されることが多いのが炭酸水素塩泉。炭酸水素塩泉には、古い角質を除去する作用があります。だから、お風呂から上がったあとは、さっぱりとした滑らか肌に変化していることが多いです。
Ph7.5以上のお湯も美人の湯
「美人の湯」かどうかの見極めは、泉質だけではなく水素イオン濃度でも行うことができます。温泉分析書にPh 7.5以上と記載されていれば、「美人の湯」です。アルカリ性の温泉は、肌が石鹸をつけたようなツルツルとした感触になるのが特徴。
これは、アルカリ性のお湯が石鹸と同じ効果を持つためです。もちろん、肌の感触だけなく、皮脂の汚れ落ちもよくなります。つまり、美肌の条件のひとつである洗浄効果が期待できるというわけです。
これもポイント!メタケイ酸の含有量
日本にあるほとんどの温泉に含まれているとわれているメタケイ酸という成分を知っていますか。実は、メタケイ酸は、化粧品に使われているほどの優秀な潤い成分。メタケイ酸が100mg以上含まれている温泉は、美人の湯と呼ばれます。
ただ、泉質や水素イオン濃度に比べて、あまり知られていないのが実情。メタケイ酸が100mg以上のお湯なら、入浴するのが賢い選択。
有名どころの美人の湯はココ
日本最古の美肌の湯
■玉造温泉
日本最古の湯として知られている島根県松江の玉造温泉。1,000以上前に書かれた出雲国風土記には「一度入浴すれば肌が若返る」という記載があります。これは、日本で初めて温泉と美肌について書かれた書物といえます。美肌効果の噂は京の都まで届き、あの「枕草子」にまで玉造温泉が書かれています。
そんな玉造温泉の泉質は、もちろん硫酸塩泉。そして、弱アルカリ性のお湯。お肌にハリと潤いを与えるアンチエイジング作用に、クレンジング作用を兼ね備えています。さらに嬉しいことに、潤い成分のメタケイ酸が100mg以上含まれています。「神の湯」として、大昔から人気だったのがよくわかります。
日本三大美人の湯
「日本三大美人の湯」は、1920年の鉄道院によって編纂された「温泉案内」の中で紹介されています。そのため、確かな由来はありません。ただ、現在でも「美人の湯」として人気は高いのは確かです。
■川中温泉(群馬県)
群馬県の吾妻渓谷にある川中温泉。泉質は硫酸塩泉。源泉温度は36度とちょっと低めの温泉です。加温してもぬるめのお湯が特徴。そのため、ゆっくりとお湯に浸かることのできる温泉です。
■龍神温泉(和歌山県)
龍神温泉は、和歌山県を流れる日高川沿いにある温泉。江戸時代には紀州藩の藩湯として使われた由緒ある温泉です。龍神温泉の泉質は炭酸水素塩泉。
余分な皮脂を落とし、お肌がスベスベになるのが魅力のお湯です。龍神温泉のお湯は、肝臓の働きを活発にする作用もあるためデトックス効果も期待できるとか。体の外も中もキレイになれる温泉です。
■湯ノ川温泉(島根県)
島根県の出雲にある湯ノ川温泉。出雲の言い伝えによると、大国主命を慕う八上姫が、旅の途中に湯ノ川温泉のお湯に浸かったところ、疲れが癒されただけでなくより一層美しくなったとか…。
八上姫が浸かったとされる湯ノ川温泉の泉質は、炭酸水素塩泉です。きっと、絹のような滑らかの肌を八上姫は手にいれたのかもしれませんね。
宿に泊まって、惜しみなく温泉成分を吸収
玉造グランドホテル 長生閣(玉造温泉)
パワーストーンの瑪瑙(メノウ)を壁と床に施した「めのうの湯」が人気の宿。メノウは、血液を浄化させる作用があるとして注目されている天然石です。また、大地のエネルギーを宿す石として、ストレス解消にも役立つともいわれています。玉造温泉の美人の湯にメノウのパワーが加われば、オルチャン肌に早く近づけそう。
上御殿(龍神温泉)
上御殿は、紀州藩主である徳川頼宣が湯治に訪れるために建てられた宿。登録有形文化財に指定されている上御殿は、格式がある中にしっとりとした情緒があります。龍神の景色をのんびり眺めながら、美容サポート成分たっぷりのお湯に浸かれるのは贅沢の極みです。
天然の美容液成分に全身包まれに出かけよう
泉質やPh値をチェックすれば、近くにも案外「美人の湯」があるかもしれません。普段のお家でのスキンケアやエステでのケアで物足りなさを感じたら、天然の美容サポート成分たっぷりの「美人の湯」へ出かけてみてはいかかでしょうか。