日本人の約1割、約1000万人の人がわきがに悩んでいると言われています。
わきがは遺伝的な要素が強く、両親のうち片方がわきが体質なら50%の確率で、両方わきが体質なら80%の確率で子供もわきが体質になると言われています。
わきがの原因はわきの下に集中している「アポクリン汗腺」から分泌される汗を、クリネバクテリウムや黄色ブドウ球菌と言った皮膚の常在菌が分解することで、アンモニアなどの臭いのもとを生み出し、これがもう一つの汗腺である「エクリン汗腺」からでる汗とまじりあうことで臭いが拡散してしまうこといあります。
なので、わきが対策としては、まずこの常在菌をしっかり殺菌し繁殖を防ぐことから始まります。
そのためには、わきが対策デオドラントなどを試してみる必要がありますが、中度や重度のわきが体質の方にはデオドラントが効果のない場合があります。
具体的に、綿棒で耳垢を取り、ベットリとしているようなら中度以上のわきが体質と言え、手術による対策以外では解決が難しいと言えるでしょう。
では、わきが手術法にはどのような方式があるのでしょうか?
注意点や特徴、費用なども含めてみてみましょう!
わきが手術を受けるさいの注意点
まず、注意すべきなのはクリニック選びです。
各手術法も、実際に施術をするドクターの技能や知識や経験によって成功率は変わってきます。
できるだけ、施術回数の多いクリニックを選ぶのがよいでしょう。
次に、そのクリニックがきちんとカウンセリングを行ってくれるかを見ましょう。
いいクリニックは当然の如くきちんと話を聞いてくれます。
あなたがどのようなことで悩んでいて、どうしたらそれを解決できるのか?
そういったことをしっかりとカウンセリングしてくれるクリニックなりドクターを探してみましょう。
当サイトでご紹介させていただいているクリニックは、評判もよく、きちんとカウンセリングに対応してくれる医院を選んでいるので、気軽にご相談していただければと思います。
切らないわきが手術法
わきが手術法を大きく分けた時に、「切る手術」と「切らない手術」の二つに分けることができます。
出来ればメスを入れたくないという方も多いと思いますので、こちらでは切らない手術方法をご紹介させていただきます。
ビューホット法
現在の所、選びうる最高の手術法と言っても過言ではないでしょう。
写真にあるような、特殊な機械で高周波(RF)の注射針を当ててわきがの原因となるアポクリン汗腺とエクリン汗腺を破壊することでわきがの臭いを消し去る手術方法です。
従来の手術法で問題となっていた術後のワキ固定やダウンタイムの問題を解決し、汗腺の取残しのリスクや再発防止、痛みの少なさに施術時間の短縮化など、さまざまな点を改善した最先端のわきが施術法だと言えます。
問題点としては、最先端の機器なので使い慣れたドクターは少なく、施術できるクリニックが限定される点と、300000円以上と施術料金が高額になってしまう点が挙げられます。
なお、ビューホット法はデリケートゾーンに臭いが発生してしまうすそわきがの手術としても有名です。
ミラドライ
切らないわきが手術としてはミラドライは最も知名度の高い手術方法であると言ってよいでしょう。
ミラドライは特殊な機器でマイクロ波をだし、わきがの原因である二種類の汗腺を破壊する施術方法です。
こちらも傷が残らず、ダウンタイムやわき固定もない上に施術時間も短いとメリットも多いのですが、ビューホット法同様施術可能なクリニックが少なく、値段も300000~と高額になってしまうのがデメリットだと言えます。
ウルセラドライ
ウルセラドライもまた、切らないワキガ手術として有名で、ウルセラ社の発明したウルセラシステムを用いた施術法になります。
高密度焦点式超音波の働きによりアポクリン汗腺とエクリン汗腺に熱損傷を与え、わきがの臭いに対処します。
こちらもダウンタイムやワキ固定の心配はなく、すそわきがは勿論乳ワキガにも対処できる施術法です。
しかし、やはり施術の出来るクリニックは限られており、費用も300000円~と高めになっています。
わき切開による手術
現在でも主流なのはこちらの手術方法です。
実際の施術方法によりどこ程度切開するか違います。
1cm前後の小さな穴をあけてする手術もあれば、3~4cmの穴を空けて切除する方法もあります。
3~4cmの傷口
傷口としては大きめの部類に入ります。
医師の目視による施術となるので、効果は高いという特徴もあります。
完全摘出法・コンプリートトリートメント法
もっともオーソドックスな施術法ですね。
わきの下を切開し、ドクターが汗腺を目視で切除する手術方法です。
術後にわきを固定し、1週間ほどは安静にしなければならないと言う欠点はありますが、200000以下という値段で受けることが出来るのはメリットだと言えるでしょう。
取残しの問題は少し怖いですが、湘南美容外科クリニックのように、臭いが再発したら無料で再手術してくれるところもあります。
1~2cmの傷口
小さな穴を開けてそこから器具を挿入する手術法です。
マイクロ完全摘出法
湘南美容外科自らが最強の消臭効果を持つ手術法と自負する施術法で、完全摘出法と同様ドクターが目視で汗腺を切除する方法です。
違うのは傷口の大きさでシリコンバッグ豊胸手術で使用される器具や技術を応用することで傷跡を少なくすることに成功しました。
臭いの除去率は90%以上を誇り、万が一臭いが発生しても無料で再手術を行ってくれる点も大きな魅力だと言えるでしょう。
問題があるとすれば、費用が300000円~程と比較的高額な点であると思われます。
ベイザーシェービング法
1cm前後の傷口からベイザーと呼ばれる特殊な機器を使いベーザー波と呼ばれる超音波の力を使い、わきがの原因となる汗腺を焼き尽くす手術法です。
ニオイの除去率は90%を超え、血管や神経などを傷つける心配もない安全性の高い施術法と言えます。
ただ、扱う器具の関係から、施術できるドクターが少なく、350000円~の費用が掛かってしまうのが難点だと言えるでしょう。
ソノペット法
わきの下に1~2cmほどの穴を開け、超音波の力で汗腺を破壊していく手術方法です。
完全摘出法よりも施術時間やダウンタイムは短く、手術費用は200000円~と他の手術方法よりもコストが抑えられる点が魅力だと言えるでしょう。
電気凝固法
高周波電流によって汗腺を凝固させる手術方法です。
すそわきがや乳わきがなどにも対応でき、軽度から中度のわきが体質の方にはお勧めの施術法であると同時に、重度の方にはあまり向かない方法であるとも言えます。
費用は150000円前後と他の手術法に比べてコスト面で抑えられるのは大きな魅力と言えるでしょう。
レーザーシェービング法
1cm前後の小さな穴から特殊なシェービング機械でレーザーを照射し、汗腺を取り除く施術方法です。
費用は150000円前後と他の施術法に比べると費用は抑えられますが、ニオイの除去率は60%前後と控えめな点にも注意しましょう。
ボトックス
デオドラントではどうにもならず、手術に踏み切れない場合に有力な選択肢になるのがボトックス法だと思われます。
ボトックス注射をすることで、半年前後は臭いが収まりますが、何度も注射を打ちに行く必要があるので、やはり手術による根本的解決が望ましいと言えそうです。
100%の正解はないため、この点に関しては担当の専門医師と相談して決めるのがよいでしょう。
どの手術法にしようか迷ったら
傷口を残したくない、切りたくない、予算がある場合はビューホット法が、ダウンタイムなどを気にしないのなら完全切除法がよいと思われます。
手術に踏み込むにはお金もかかりますし、勇気もいると思います。
成功確率は100%である訳ではありません。
だからこそ、いいドクターとの出会いが重要になります。
まずは専門医に相談をし、しっかりとカウンセリングを受けてみましょう。
先述したように、よいドクターはしっかり話を聞いてくれ、最適な答えをあなたに提案してくれることでしょう。
この記事をお読みの方が、臭いに悩まないよき人生を送れますように。