最近、ダイエットをする人の間で「お酒は太りにくい」という情報が頻繁に飛び交っています。
お酒と一言にいっても、ビールや発泡酒、ワインや日本酒など様々な種類がありますよね。
今回はその中でも特に、飲む時間帯などに注意しなければいけないビールについてご紹介ししたいと思います。
夜にお酒を飲むことへの体への影響は賛否両論ありますが、「適量だったら良い」とよく聞きますよね。
特に寝つきの悪い人には、寝酒として寝る前にビール中瓶1本がよいと言われています。
しかし、これらも飲む時間帯によっては「睡眠障害」などの厄介な病気を引き起こしてしまいます 。
確かに、寝酒は寝つきの悪い人にとってはある程度、良い方法かもしれません。
しかし、そのビールで得られる睡眠は継続時間が3~4時間ととても短いため「中途覚醒」 も起こしてしまう恐れがあることも忘れないようにしましょう。
また下記で詳しく後述しますが、他のお酒と比較してもビールには糖質が多く含まれています 。
これらは燃えにく脂肪に代わってしまうため、ダイエット中に寝る前にビールを飲むことは控えたほうが良いでしょう。
ダイエット中にビールが向いているといわれる理由は、アルコール飲料のカロリーの中身によるところが多いようです。
そこで注目したいのが「エンプティカロリー」 というもの。
エンプティとは「空っぽ」という意味を指し、アルコールに含まれるカロリーを総称して呼びます。
そしてエンプティカロリーは、脂肪に変わるよりも前に消費されやすいカロリー とも言われています。
しかし!このエンプティカロリーはビール全体のカロリーの2/3ほど。
残りの1/3のカロリーは、脂肪になりやすく体内に蓄積されやすい糖質のカロリーで構成されています 。
また、ビールは他のアルコールと違い製造過程で砂糖を使用している場合が多いです。
この1/3はエンプティカロリーでないという事実を知ることができれば、自然と「寝る前のビール=太る」という構図は見えてくると思います。
お酒を利用したダイエットで勘違いされがちなのが「おつまみ」 についてです。
「ダイエット中にお酒を控えるのは、一緒に食べてしまうおつまみが原因だから」と認識している人もいるのではないでしょうか。
しかし、お酒によって太るのは、なにも脂っこいおつまみを食べ過ぎてしまうからだけではありません 。
寝る直前にお菓子を食べると太ってしまうのは、皆さんもご存知ですよね。
これは、ビールでも同じことが言えます。
いくらエンプティカロリーを含む飲料であるアルコールでも、摂取カロリーのうち1/3は糖質カロリーを摂取しているのでは、お砂糖を使用したお菓子を食べていることと変わりありません。
なので、「おつまみを食べるから太る」のではなく、「アルコールのカロリー自体に太る要因がある」ということを忘れないように心がけましょう 。
上記でも何度か触れましたが、ここでビールに含まれるカロリーについて、詳しくご紹介したいと思います。
ビールをはじめとするアルコールに含まれるカロリーを「エンプティカロリー」といいます。
このエンプティカロリーは、脂肪になることなくエネルギーとして燃焼されることから、「太らないカロリー」などともいわれます。
たしかに、ビールにもこの「エンプティカロリー」は含まれていますが、全てのカロリーがそうとは限りません 。
およそ1/3はお菓子や、ジュースに含まれるものと同じ、甘い砂糖によるカロリー なのです。
例えば、某メーカーのニールは360mlで154kcal。
このうち、1/3である約50kcal(マカダミアナッツ5個分に匹敵)は砂糖によるカロリー です。
このカロリーは脂肪として蓄えられるカロリーなので、食事やお菓子などと同様に摂取のし過ぎに気を付けなければなりません。
アルコールには脳の睡眠に関する部分を制御してしまう働きがあります。
人間の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるのは有であり、ご存知の人も多いと思います。
このレム睡眠とノンレム睡眠で、特に体や脳をしっかりと回復させるのがノンレム睡眠の時間 です。
しかし、アルコールはこのノンレム睡眠の時間を減らしてしまう作用があります 。
そうすると、寝付きは良くても浅い眠りになりがちです。
その結果、疲れが取れない・熟睡感が得られない、などの不眠の症状が出てくることになります。
不眠症は体の機能の様々な部分に影響を与えますが、しっかり眠れないことで「基礎代謝の低下」というダイエットにとって最もよくない状態へ体が傾いてしまう こともあるので要注意です。
アルコールの利尿作用も中途覚醒などの睡眠障害を
上記で「ノンレム睡眠が短くなる=睡眠の質が落ち不眠症にある」とご紹介しました。
それ以外にも睡眠の質を落としてしまう作用が「アルコールによる利尿作用」 です。
ビールを好んで飲む人は特に、「ビールを飲むとトイレが近くなり、夜中に目が覚める 」という経験はありませんか?
これもビールによって利用作用が働き、中途覚醒(不眠症)を促してしまう原因の一つです。
眠りが浅く短いということは、基礎代謝を下げるだけでなく、中途覚醒などの睡眠障害をも引き起こしてしまいます。
上記のように、ビールには睡眠に障害を与える恐れがあります。
これは、自律神経の働きを乱すゆえに起きる障害です。
また、自律神経が乱れることにより「体が冷える」という症状も現れる ことが多いです。
体の冷えはダイエットだけにとどまらず、健康面に様々な悪影響をあたえます。
外気(冬の冷たい風など)の影響で体が冷えるのと、体の内側(臓器)から体が冷えるのとでは、影響も大きく違ってきます。
前者であれば、「暖かい浴槽につかる」「暖かい飲み物を飲んで体を芯から温める」といった対策がとられますが、後者である場合「自律神経の乱れを治す」ことから始めなければなりません。
一度乱れた自立神経を正常な働きへ戻すことはとても大変 であり、その間、基礎代謝は下がった状態が続き太りやすい体 になってしまいます。
基礎代謝を下げないためにもアルコールによる自律神経への影響をしっかり考慮し、飲む時間や量をしっかりチェックしましょう。
それでは、どんなことに注意してビールを飲む時間を決めれば良いのでしょうか。
方法は意外と単純で、寝る前までに体内にあるアルコールを分解してしまえば良い のです。
仮に体重が60kgの人であれば、ビール500ml代謝するのにかかる時間は3~4時間と言われています。
つまり、就寝予定時刻が夜の12時だとしたら、9時までビールを飲んで、それ以降は炭酸水などにシフトするれば問題ありません。
このように、アルコールの分解する時間をしっかり確保 することで、睡眠の質を低下させることも、基礎代謝を落とすこともなく飲酒を楽しむことができます。
寝つきが悪い人の中には睡眠薬を飲む人もいるでしょう。
しかし、なんとなく薬に頼ることに抵抗があり、ついつい「寝酒」で眠りを確保 しているしている人も多いはず。
ところがそれはとても危険なことなのです 。
アルコールには筋弛緩作用と言って、体の筋肉を緩くする作用があります。
これが問題になるのは、喉の周辺の筋肉を緩めてしまうことです。
筋弛緩作用によって喉の筋肉の力が弱まると「無呼吸症候群」に陥ってしまい 、熟睡できないだけでなく、日中の生活にも大きな悪影響を及ぼす恐れがあるのです。
ビールを飲むこと自体は決して悪いことではありません。
飲む時間帯や量などさえ気をつけておけば、カロリーの蓄積や基礎代謝を下げることなくダイエットが続けられます。
全てを我慢することは大変苦しく、そのようなダイエットは長続きしません。
美味しく飲んでダイエットも成功させましょう!
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