「太ももが筋肉太りで太い」は大半が間違い
太ももが筋肉太りで細くならないと悩む女性を私は多数見てきましたが、実際に太ももが筋肉太りになっている人は非常に稀でした。
実際に太ももが筋肉太りだったケースは、30数人中で1人だけだったのです。
この事実から言えることは、あなたが筋肉太りだと自分で思っていても、太ももが太く見える原因は筋肉太りではなく他にある、という可能性がかなり高いということです。
というより、恐らくあなたの太ももは筋肉太りではないでしょう。
では、太ももが太い本当の原因は何なのでしょうか?
その原因は、太ももの脂肪です。太ももに筋肉がついているから太く見えるのではなく、太ももに脂肪がついているから太く見える、というのが真実です。
実際、太ももが筋肉太りだという女性のほぼ全員は、太もも以外の体全体にもそれなりに脂肪がついていました。
よって、あなたの場合も、太ももが筋肉太りで太いわけではなく、太ももに脂肪がついているから太いという可能性がかなり高いです。
実際に太ももの写真を見れば一発で判断できますが、恐らく筋肉太りではないでしょう。
しかし、本当に筋肉太りが原因だった場合は、どうやって太ももの筋肉を落とすべきなのでしょうか。
次に、太ももの筋肉を落とす方法について書いていきます。
太ももの筋肉を落とす方法
太ももの筋肉は落とすことができるのか、できないのか?この疑問に回答するなら、太ももの筋肉を落とすことは可能です。
では、太ももの筋肉を落とす方法として、何をするべきなのでしょうか?
体の特定部位の筋肉を落とす方法を書く前に、まずは筋肉が退化するしくみを書いておく必要があります。
筋肉を増やす時には筋トレを行います。人間の体には、よく使う(負担をかける)部分を強化するようなしくみが備わっているからです。
だから、太ももの筋肉を増やしたい場合は、スクワットなどの筋トレを行います。
逆に言うと、人間の体はよく使わない部分が退化するようになっています。
要するに、太ももの筋肉を使わなければ、太ももの筋肉が自然と退化して減っていくわけです。
筋肉の退化については、無重力空間で過ごした宇宙飛行士は、筋肉量が減ってしまうことがよく知られています。
無重力空間で過ごしたために筋肉量が30%も減少した事例もあったのです。
また、入院生活などでずっと寝たままで過ごした人の場合も、筋肉が退化して筋肉量が減少することが知られています。
では、意図的に太ももの筋肉を落とす方法を想定した場合、どうするべきでしょうか。
まず、陸上競技のトレーニングなどで太ももに筋肉がついた(激しく太ももの筋肉を使う運動を繰り返して筋肉がついた)場合、その運動をやめればよいです。
運動をやめれば、太ももの筋肉は退化して(減って)いきます。
陸上部のような激しく太ももの筋肉を使う運動部にも所属していなかった場合、あなたの太ももは筋肉太りではない可能性が高いです。
太ももが筋肉太りになる事例は、太ももの筋肉を繰り返し激しく使う人に限定されるからです。
太ももの筋肉を激しく使うような運動をしていない人の場合、自分では筋肉太りだと思っていても、脂肪太りである可能性がかなり高いのです。
いいえ、まず脂肪太りだと考えて間違いないでしょう。
太ももが脂肪太りで太いのであれば、普通にダイエットをすることで細くできます。
太ももの筋肉太りにマッサージは効果がある?
なぜ太ももの筋肉太りがマッサージで解消可能だと考えるのかは、恐らく、そういったこと(マッサージで解消させる方法)を書くサイトがあるからでしょう。
しかし、太ももの筋肉太りにマッサージを行っても効果はありません。
筋肉の発達と退化のしくみを考えればわかりますが、筋肉は使えば発達し(増え)、使わなければ退化し(減り)ます。
要するに、筋肉量の増減に関わるのは「筋肉を使うかどうか」であり、マッサージの有無は筋肉量の増減とは何ら関係がありません。
恐らく、詐欺的なリンパマッサージと同様の発想から、「筋肉太りにマッサージを行う」という発想が生まれたのだと思います。
痩身エステのリンパマッサージは詐欺ですが、もし痩身エステで太ももの筋肉太りが解消できると言っているなら、それも同様に詐欺です。
太ももの筋肉太りはマッサージで解消できない、こう考えておきましょう。
自転車でついた太ももの筋肉を落とすには?
もし自転車通学などで太ももに筋肉がついた場合、その太ももの筋肉はどう落とすべきなのでしょうか。
上に書いた筋肉の発達と退化のしくみの通り、自転車通学をやめれば太ももの筋肉が自然と落ちていきます。
要は、自転車でついた太ももの筋肉を落とすには、自転車に乗るのをやめればよいのです。その代り、電車通学(電車通勤)に変えるとよいでしょう。
スクワットで太ももは細くなる?
スクワットをすれば太ももが細くなるのか、あるいは、太ももが筋肉太りになってしまうのか、どちらでしょうか。
スクワットは筋トレメニューの1つである通り、太ももの筋肉を鍛える運動です。筋肉は使うと発達するので、スクワットは太ももを太くする運動と言えますね。
部分痩せダイエットのつもりでスクワットをする人がいるのだと思いますが、部分痩せ(ある特定部位の脂肪だけを落とすこと)は体の仕組み上、不可能です。
脂肪は常に体全体から平均的に減ります。
要するに、スクワットで太ももを細くすることは無理だということです。
太ももを細くするダイエット方法
まず、太ももを細くするダイエット方法の第一歩として、太ももの筋肉太りが太ももが太い原因だという思い込みをやめることから始めましょう。
太ももが太い原因は明らかに太ももについた脂肪なので、太ももを細くするダイエット方法は脂肪を減らすことです。
さらに、部分痩せは不可能(太ももの脂肪だけ減らすことは無理)なので、太ももの脂肪を減らすためには体全体の脂肪を減らすことになります。
要するに、太ももを細くする唯一のダイエット方法は食事制限や運動なのです。
もし運動(陸上競技の厳しいトレーニングや通勤時の自転車)が原因で太ももが筋肉太りになったという確信があるなら、運動を避けて食事制限で痩せるようにします。
スクワットのような筋トレが逆効果になるのは上に書いた通りです。
食事制限は太ももの筋肉太りに効果的
なぜ食事制限が太ももの筋肉太りに効果的なのかというと、食事制限で痩せると筋肉も落ちるからです。
また、「自分では太ももが筋肉太りで太いと思っていても、実際はそうではない(脂肪のせいで太ももが太い)」場合も、食事制限は効果的なダイエット方法になります。
食事制限で体全体の脂肪を落とすことが、太ももの脂肪を落とす唯一の方法だからです。
食事制限は太ももが筋肉太りであっても、脂肪太りであっても、両方のケースで効果があります。食事制限は太もも痩せには一石二鳥のダイエット方法だということです。
なぜ食事制限で痩せると筋肉が落ちるのかと言うと、基本的にダイエットをして脂肪を減らす時には筋肉も落ちるからです。
よくダイエットで「筋肉量を維持して脂肪だけ落とす」というような言及がありますが、体の仕組み上、それは不可能です。
ダイエットをすれば必ず脂肪とともに筋肉も落ちます。それは絶対に防げません。
ただ、食事制限中に運動をするなり、たんぱく質を補うなりすれば、ダイエット中に落ちる筋肉量を最小限にすることはできます。
逆に言うと、太ももダイエットの最中にスクワットを避けるのは当然として、ジョギングや自転車のような太ももの筋肉を使う運動も避けたほうが無難だということです。
太ももの筋肉を使わないでダイエットするほうが太もも痩せに有利という観点からも、太もも痩せダイエットは食事制限だけで行ったほうがよいのです。
太ももの筋肉を落とす方法。太ももの筋肉太りは解消可能のまとめ
太もも痩せを(太ももを細くしたいと)考える場合、太ももが太い原因の大半は脂肪太りであって筋肉太りではありません。
だから、太ももが筋肉太りだという固定観念を改めることが先決です。
具体的な太もも痩せダイエットで効果が高いのが、食事制限です。
また、太もも痩せダイエットの最中は太ももの筋肉を使う運動を避け、太ももの筋肉量が維持されるのを防ぎましょう。(太ももの筋肉が減るのを促進させましょう。)