データクレンジング - ヘルプ
始めに
SAP Support Portal でのシステムデータ
SAP Support Portal では、お客様のシステムデータが実際の環境ランドスケープを厳密に反映していることが理想的です。お客様の会社で標準開発、テスト環境、および本稼動環境のモデルを採用している場合、システムデータは 1 つのインストレーション内で同じ 3 システムの形式により表されている必要があります。会社の実際の環境ランドスケープを把握することで、データクレンジング作業を正しく行うことが可能になります。
システム名やシステムタイプ(本稼動、開発、およびテスト)の変更など、システムデータを調整するための単純なシステムデータの編集は、より複雑な変更の前に行う必要があります。システムの削除や別のインストレーションへの再割当、インストレーションの削除など、必要に応じてさらに変更を加えることができます。SAP BusinessObjects システムの再割当の場合は、ターゲットインストレーションを同じまたは別の契約に結び付けることができますが、ターゲットインストレーションで十分なライセンスキーを使用できる必要があります。また、インストレーションの名前を変更することもできます。これらのすべての作業は、「システムデータ更新」領域で行うことができます。
SAP BusinessObjects システムの場合、いくつかの追加データクレンジングオプションを使用して、一部の重複した過去のシステムエントリーをクリーンアップできます(これは以前、システムが複数のライセンスキーを必要とし、システムデータの 1 つの物理システムエントリーとして表示できない場合に必要でした。これは現在、2011 年 Q1 のライセンスキー依頼プロセスの調整により可能になっています)。
- SAP Support Portal で実際のシステムランドスケープに合致するように、SAP BusinessObjects システムに対してシステムマージ機能を使用して、重複したシステムデータを統合します。この機能により、インストレーションにおいて、重複した不要なシステムから定義済みのターゲットシステム(複数のインストール済みコンポーネントおよびライセンスキーを備えた物理システム)にライセンスキーを転送し、不要になったシステムを削除します。この機能は、SAP BusinessObjects システムに対してのみ使用可能です。
- 移行した SAP BusinessObjects システムのシステム ID 名を BOB システム ID に変更し、ランドスケープ内で一意にします。この変更(選択したシステムの編集モードで実施)は一度だけ実行でき、元に戻せません。
- SAP BusinessObjects システムのシステムデータ更新を簡単に行うため、SAP Solution Manager と SAP Support Portal 間のシステムデータ同期機能を使用することもできます。システム ID に加えて、SMYS でシステム番号を入力していただく必要があります。インストレーションにシステム ID が重複していない場合は、SMYS で [System Number] ボタンを使用してその番号を取得できます。重複したシステム ID が存在する場合は、システムデータランディングページにあるライセンスキー検索を使用して、正しいシステムを特定できます。その後、システムデータ同期を有効化するためにシステム ID の名前を一意な名前に変更してください。
注記:システムデータの定期的なクレンジングは、ライセンス監査を通じて有効なシステムのみを管理できるようにするためにも重要です。新しいシステムデータ概要レポートは、お客様の会社のシステムデータに関する詳細な概要を提供するので、このタスクを行う上で役立ちます。
データクレンジングのガイドライン
システム
お客様のカスタマーレベル、インストレーションまたはシステムデータに対してデータクレンジング作業を実施する場合は、不要になったシステムまたは使用されなくなったシステムから作業を始めることをお勧めします。それらのシステムを特定するには、無効なシステムのクリーンアップ機能を使用して、「無効」と見なされたすべてのシステムの一覧をご確認ください。
無効なシステムとは、少なくとも 18 カ月の間、サービス(SAP EarlyWatch Alert など)が配信されていないシステム、インシデントが登録されていないシステム、および(マニュアルまたは SAP Solution Manager で)システムデータが更新されていないシステムのことです。これらのシステムは、システムランドスケープで不要になったか使用されなくなった場合、削除できます。
次の基準をチェックして、システムがまだ必要であるか削除可能であるかを特定することをお勧めします。これは、SAP BusinessObjects システムにも適用されます。SAP BusinessObjects データ移行などの結果、一部の重複した過去のシステムエントリーが削除可能として一覧表示される可能性があるためです。
- 存在しなくなったシステム
- ライセンスキーがないシステム(キーが必要である場合)
- 有効なライセンスキーがないシステム
- 有効な保守契約がないシステム
- 製品バージョンとライセンスキーが同一のシステムに対する重複するエントリー(特に SAP BusinessObjects システム)
- ランドスケープに導入した製品バージョンよりも下位の製品バージョンを示すシステム(SAP BusinessObjects システムでは、以前、ライセンスキー依頼機能を使用して製品バージョンをアップグレードしたときに重複したシステムが登録されていましたが、この動作は修正され、現在は製品バージョンをアップグレードしたときにシステムを維持できるようになっています)
インストレーション
システムをクリーンアップした後、インストレーションデータの更新ページにあるインストレーションのクリーンアップ機能を使用してインストレーションをクリーンアップすることもできます。インストレーションを削除できるのは、割り当てられているシステムがない場合に限られます(システムを削除するには、上述のシステムについてのセクションをご参照ください)。さらに、インストレーションを削除する前に、このインストレーションに付与されているすべての S ユーザー権限を削除していただく必要があります。"Supported by" 列にエントリーがあるインストレーションは、関連する契約を SAP と結んでいない(つまり、パートナーまたはリセラーと結んでいる)ため、削除(または更新)できません。
次の基準をチェックして、インストレーションがまだ必要であるか削除可能であるかを特定することをお勧めします。
- システムがないインストレーション
- 有効な保守契約がないインストレーション
- 無効なインストレーション(有効なプラットフォームデータなし)
インストレーションが削除されても、引き続きインストレーションのインシデントにアクセスできますが、割り当てられている契約のライセンスはライセンスキーに使用できなくなります(別のインストレーションへの追加割当がない、古い SAP BusinessObjects 契約にのみ関係があります)。高度なインシデント検索機能を使用すると、削除されたインストレーション番号を入力してそれらのインシデントを検索できます。削除されたインストレーションの概要は、削除済インストレーション番号一覧で確認できます。
カスタマー
カスタマーインストレーションのクリーンアップ後に、残っているデータがない場合には、重複したカスタマーレコードの削除をご検討ください。削除をご依頼いただく場合は、各国の SAP 契約部門にお知らせください。
カスタマーの削除をご依頼いただく前に、次の点を管理していただく必要があります。
- 有効な契約がまだこのカスタマーに関連付けられているかどうかをチェックします。
- S ユーザーとその権限のクリーンアップが必要である可能性があります。
- 影響を受けるカスタマーに属する S ユーザーを、必要な権限とともに別のカスタマーで再登録しなければならない可能性があります。
- 影響を受けるカスタマーに対して権限を持つ、ほかのカスタマーに属する S ユーザーを更新する必要があります(その際、コンポーネント XX-SER-SAPSMP-USR を指定してインシデントを登録することにより、影響を受ける S ユーザーの概要をご依頼いただくことができます)。
- 影響を受けるカスタマーに属する S ユーザーを、必要な権限とともに別のカスタマーで再登録しなければならない可能性があります。
FAQ
これに該当するのは、SAP パートナーが製品のサポートを担当しているインストレーションです。このツールでは、これらのインストレーションを削除できません。これらのインストレーションを削除するには、契約部門宛てにインシデントをご登録いただく必要があります。