ほうれい線が目立つ原因「帯状毛穴」
鏡を見たときに、何となくシワが目立って見えることってありますよね。シワを目立たせている原因は、なにも乾燥のせいだけではありません。中には毛穴が原因でシワが目立っているということもあるのです。
あなたのほうれい線が目立つ原因は、もしかしたら毛穴のせいかもしれません。ほうれい線には、部分的なケアだけでなく、全体的なケアが必要なのです。
ここでは、ほうれい線の解消に繋がる毛穴のケアについて見ていくことにしましょう。
ほうれい線を目立たせる毛穴の正体
毛穴が広がってしまう原因もいくつかありますが、大きく分けると「乾燥」「加齢」が挙げられます。
加齢が原因の毛穴の特徴・・・涙状の形をしていたり、楕円型の毛穴がある、皮膚を上に引っ張ると毛穴が目立たなくなる、と言った場合は加齢による毛穴だと考えられます。
ほうれい線を目立たせてしまう毛穴というのが、この加齢による毛穴で「たるみ毛穴」と「帯状毛穴」の二種類があります。
たるみ毛穴とは?
たるみ毛穴とは、小鼻の脇から頬にかけてできる楕円型の毛穴です。本来、毛穴は丸い形をしているのですが、年齢により肌のたるみが生じることで、毛穴の形状が変化し、横長に歪んでしまった状態です。
帯状毛穴とは?
たるみ毛穴が進行し、毛穴同士が繋がって発生した長細い毛穴のことです。毛穴は線のような縦型になると、シワのように見えます。それが口周りに発生すると、ほうれい線をよりくっきりと目立たせてしまうのです。
そのため、帯状毛穴になる前に、たるみ毛穴を解消してあげることが重要なポイントになります。
たるみ毛穴や帯状毛穴できてしまう原因
たるみ毛穴の原因は加齢であると先程述べましたが、なぜ加齢によってたるみが生じてしまうのか?その原因について見ていきましょう。
<関連記事>
・敏感肌の原因・改善策について
弾力成分の減少
皮膚の構成は、外側から「表皮、真皮、皮下組織」と、大きく分けて3つから出来ています。皮膚のハリや弾力に深く関わってくるのが真皮です。真皮には、コラーゲンやエラスチンといった網目状のタンパク質と、保水効果のあるヒアルロン酸が存在しており、お肌の土台となる役割を担っています。
しかし、年齢によって、これらの成分は減少していき、お肌の土台は次第に緩んでいきます。それまでピンっと張っていた皮膚は、緩んでしまった土台によってたるみ、毛穴の形状も歪んでしまうという訳です。
乾燥
たるみ毛穴や帯状毛穴も、乾燥が大きく関係してきます。
例えば、土を想像してみてください。水を与えた土はふっくらとイキイキとしていますよね。水を与えず、干からびてしまった土は乾燥し、亀裂が入ってしまっているところもあります。お肌もまさにこのような状態です。乾燥した肌は、水分が少ないために毛穴が目立ってしまう訳です。
加えて、加齢により、水分量や水分保持力が低下してしまうと、肌のバリア機能も衰えてしまいます。バリア機能が弱まったお肌というのは、紫外線など外部の影響を受けやすく、乾燥の悪化を招きますし、しわやほうれい線の発生を促してしまいます。
皮脂の過剰分泌
毛穴が開いてしまう原因は、過剰な皮脂分泌もひとつに挙げられます。皮脂が多いとその分毛穴に詰まりやすくなります。
毛穴内に溜まっている汚れや古い角質が皮脂と混ざり合って、黒く酸化してしまいます。毛穴が黒く見えたり、ニキビができやすくなってしまいますので要注意です。
ターンオーバーの乱れ
お肌の生まれ変わりであるターンオーバーが、28周期で正常に行われると、皮脂や古い角質といった肌に不必要なものを排出できますが、年を重ねるとともに、この機能は低下してしまいます。
剥がれ落ちるはずの角質等がお肌に居座ってしまうことで、角質層は分厚くなり毛穴の中に溜まっていきます。この状態でメイクや皮脂など、更に汚れが蓄積されることで、大きな角栓ができ、毛穴が大きくなってしまいます。
たるみ毛穴や帯状毛穴を予防・改善する方法
以上のように、たるみ毛穴や帯状毛穴を作る原因は様々あります。こうした毛穴によって、ほうれい線を目立たせない為には、どのようにしてケアしたらよいのでしょうか。
毛穴の汚れをクリアに!
たるみ毛穴や帯状毛穴のケアは、まず毛穴をキレイに保つことから始めましょう。その為にはクレンジングが重要です。このとき、クレンジング剤はたっぷりと使用して、お肌の負担を軽減しましょう。
大人の肌は、クレンジング剤の脱脂力で乾燥が悪化してしまいますので、できればミルクやクリームタイプのクレンジング剤を使用したいところです。洗い上がり「さっぱり」と言うよりも「しっとり」に仕上がるようなクレンジングが理想です。
そして弾力のあるたっぷりとした泡で優しくあらいあげた後は充分なすすぎを忘れないようにしてくださいね。
保湿化粧水や食事で失われた成分を補う!
真皮層で失われたコラーゲンやヒアルロン酸は、化粧水や食事で補ってあげましょう。
化粧水と言っても何でも良い訳ではありません。コラーゲンやヒアルロン酸といったハリ弾力成分の他、加齢による毛穴の場合は、皮膚細胞を修復する働きのある「レチノール」や「ビタミンC誘導体」といった抗酸化成分が配合している美容液も効果的です。
食事では、肉や魚などの良質なたんぱく質を適度に、ビタミン豊富な緑黄色野菜を積極的に摂るようにしましょう。タンパク質とビタミンは、コラーゲンを生成する原料となります。
お肉は脂肪分が多いため、食べ過ぎには注意が必要です。低カロリーの鶏肉や、高タンパクでヘルシーな豆腐がおすすめです。
その他ケア!
他にも、ストレスを溜めないこと、煙草を吸わないこと、しっかりと眠ることが美肌への近道です。
特に、喫煙は、コラーゲン生成をサポートするビタミンCを破壊してしまいますので、お肌の為にも健康の為にも絶対に控えたい所です。
このように、日頃からできるケアを怠らないように気をつけましょう。
自己流マッサージはたるみ毛穴や帯状毛穴を悪化させる!
加齢による毛穴にはマッサージが効果的です。血行が促され、代謝が活性化しますので、キメが整ったり肌ハリがアップします。しかし、間違った方法で行ってしまうと、たるみ毛穴は悪化してしまいますので注意しなくてはなりません。
マッサージによる摩擦に注意
乳液やサラっとしたタイプのクリームや、ケチって少量のクリームでマッサージを行っている方はいませんか?滑りのない状態でお肌をマッサージしてしまうと、摩擦が生じてしまいます。
摩擦による肌への負担は、毛穴やほうれい線を引き起こすだけでなく、シミといった肌トラブルの原因ともなりますので注意しなくてはなりません。
力の入れすぎに注意
たるみを解消しよう!という気持ちを込めたくなるのは分かりますが、力を入れすぎて行っている方が多く見られます。力が強いと、皮膚は伸ばされてしまいます。
ゴムで例えて見ましょう。最初は何度も引っ張っても強い弾力を保っていますが、使っているうちに段々と弾力性は無くなってきますよね。お肌も同じように、無暗に皮膚を伸ばしてしまうと、たるみは悪化してしまうんです。
美顔器ローラーにも注意
同様に、皮膚を引っ張って伸ばす働きがある「美顔器ローラー」にも気を付けなくてはなりません。どこでもできちゃう手軽さが人気ですが、やり過ぎると逆効果となる場合もあります。
行う頻度や、使用時間など、説明書をしっかりと確認して正しい方法で行うようにしてください。
- たるみ毛穴や帯状毛穴がほうれい線を目立たせている!
- たるみ毛穴や帯状毛穴の予防には毎日のスキンケアが大切です!
- マッサージのやりすぎは逆効果となる場合もあるので要注意!
自分でマッサージを行う際は、造顔マッサージのような、ついつい力が入ってしまうものではなく、スキンケアの最後、保湿クリームを塗るついでに軽く優しくマッサージする程度がおすすめです。下記では、軽いマッサージにも適した保湿化粧品・クリームを紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。