全5室すべてが離れ客室【ほたるの長屋】源泉かけ流しの温泉風呂が全室で満喫できる1日5組限定の宿

古き良き里山の風景がどこまでも続く山鹿市の平山温泉。穏やかな自然が広がる温泉郷には、良質なお湯が楽しめる温泉旅館が散らばるように点在しています。今回紹介するのは、そうしたのどかな田園に寂然と佇む「ほたるの長屋」。1日5組限定というプレミア感は言わずもがな、全5室の客室がすべて離れという贅沢な環境が整っています。見どころ満載のほたるの長屋ですが、最大の特徴は、全客室に100%源泉かけ流しの天然温泉風呂が完備されていること。誰にも気兼ねをせず、心身ともにリフレッシュできる上質な時間が流れているのです。また、和モダンで統一されたセンスあふれる客室のインテリアも、ほたるの長屋が多くのユーザーから高い評価を得ている要因でしょう。宿のオーナーは、自ら厨房を取り仕切る女性シェフの方。女性の目線に立った高い質のホスピタリティは、豊富なアメニティや充実したミニバーといったサービスにいかんなく体現されています。小宿ならではの手厚いおもてなしが享受できるほたるの長屋。その魅力を、「水葵」と呼ばれる客室にスポットをあてながらお伝えしましょう。

ほたるの長屋へのアクセス・新幹線または電車

鉄道でほたるの長屋に向かう際は、九州新幹線・JR鹿児島本線・西鉄天神大牟田線の3路線からアクセスすることが可能。ほたるの長屋では送迎サービスを行っていないため、駅からはタクシーもしくはレンタカーで移動することになります。九州新幹線を利用する場合、新大牟田駅からは約30分、新玉名駅からは約40分の道のり。JR鹿児島本線と西鉄天神大牟田線からは、大牟田駅と玉名駅のどちらで下車しても、45分ほどで宿にアクセスできます。

ほたるの長屋へのアクセス・車

九州自動車道からほたるの長屋にアクセスする場合は、出発地に応じて南関IC・菊水IC・植木ICのいずれかで下車するのが便利。どのICからも、宿までは25分ほどの距離です。ほたるの長屋にある駐車場は25台収容が可能。予約は不要で、無料で利用ができます。上の画像はほたるの長屋の表門。奥に見えるスペースが駐車所です。

母屋でチェックイン

チェックインを行うのは、本館にあたる母屋。駐車場からは、宿の方に母屋まで案内してもらえます。フロントが併設されたスペースはロビー。一角には、販売コーナーが設置されています。

アメニティが選べるロビー

フロントがあるロビーは、テーブルセットが置かれたこじんまりとした空間。壁際に配された棚には、以下でお見せするアメニティ各種が並んでいます。ここで好みのアメニティを選んでから、それぞれの客室へと移動します。

上の画像は、基本的なアメニティがそろったラック。歯ブラシ・ヘアブラシ・剃刀・コットン・ボディーウォッシュボール・レディースセット・足袋などがあり、また、パジャマ代わりの作務衣も置いてあります。

基礎化粧品やバスアメニティも充実したラインアップ。男性用の基礎化粧品もそろっています。1部のアイテムにはテスターがあるので、使い心地を確かめることも可能。合わせて、お香や香油も選ぶことができます。

温泉付き離れ「水葵」・玄関付近

今回紹介する離れの客室は「水葵」。ベッドルーム・リビングルーム・洗面スペース・バスルーム・トイレという間取りになっています。上の画像は玄関を開けた先の三和土。奥には、リビングルームやベッドルームに通じる廊下が見えます。

温泉付き離れ「水葵」・廊下

三和土から伸びる廊下は直線状の設計。2枚目の画像に映っているのは各スペースのドアで、右手前から奥に向かって、ベッドルーム・リビングルーム・トイレ・洗面スペースという並びになっています。

温泉付き離れ「水葵」・ベッドルーム

上の画像はベッドルームとリビングルームの入口付近。向かって左がベッドルーム、右がリビングルームで、2間は襖で仕切ることができます。

ベッドルームは板張りのフロアで、ツイン仕様。縦長の窓がヘッドボード側の壁に2ヶ所穿たれており、落ち着いた和モダン風の内装に仕上がっています。ヘッドボード付近に付いているパネルは、有線LAN用の接続口。なお、Wi-Fiが利用できる通信環境は整っていません。

ベッドの正面は、備品や設備がまとまったスペース。上の画像では、左からクローゼット・ミニバー・入口のドアという配置になっています。

温泉付き離れ「水葵」・クローゼット

画像では確認できませんが、クローゼットは上下段の構造。上段にあるのはハンガーや浴衣一式で、下段にはセーフティーボックスが置いてあります。作務衣はフロントで選んだアイテム。また、袖なしと袖ありの羽織も用意されています。

温泉付き離れ「水葵」・ミニバー

快適な居心地を演出してくれるのは、豊富にそろったドリンクやスナック。ミニバーのカウンターにあるのは、お茶とコーヒーのセット・ポット・カップ・ミネラルウォーター・スナック・伝票などです。スナックは有料で、伝票に値段が記載されています。

冷蔵庫に装填済みのドリンクもバラエティ豊富。ビール・ノンアルコールビール・赤ワイン・白ワイン・チョコラBB・水素水・サイダー・ミカンジュースなどが入っており、いずれも有料です。

温泉付き離れ「水葵」・リビングルーム

ベッドルームの奥はリビングルームで、琉球畳が敷かれた和室の仕様。無駄を排したシンプルな造りですが、テーブルは掘りごたつ式になっています。客室に到着していただけるのは、お茶とお菓子です。

温泉付き離れ「水葵」・トイレ

廊下に面したトイレのドアは引き戸。ウォシュレットで、室内には簡易の手水鉢が設置されています。

温泉付き離れ「水葵」・洗面スペース

廊下の突き当りは脱衣所を兼ねた洗面スペース。洗面台の下には、バスタオルとフェイスタオルが置いてあります。2枚目の画像で左端に映っているドアはバスルームです。

上の画像は、母屋で選んだアメニティ各種。歯ブラシ・ヘアブラシ・ボディーウォッシュボール・レディースセット・シャワーキャップ・ヘアバンドなどが並んでいます。

温泉付き離れ「水葵」・バスルーム

バスルームは趣のある石造りで、浴槽に注がれているのは100%源泉かけ流しの平山温泉のお湯。窓を開ければ、半露天風呂のようなスタイルになります。

洗い場にあるシャワーは1基。洗い場は広々としたスペースで、使い勝手が考慮された設計となっています。

ほたるの長屋の夕食

食事は、夕食も朝食も部屋出し。夕食は会席膳で、オーナーシェフが仕上げる繊細な風味の料理がじっくり味わえます。今回お見せするのは9月の主なメニュー。前菜には、平山温泉の恵みが詰まった食材が使われています。

新鮮な魚介類が並ぶお造りは2皿構成。自分で山葵を擦っていただきます。

野菜を使った料理も滋味に富んだ味わい深さ。焼き物は地茄子と燻秋刀魚焼き、揚げ物は林檎と松茸コロッケのカダイフ揚げです。

お肉料理は厳選牛のせいろ蒸し。お肉の下には、かぼちゃや茸類が敷かれています。

夕食は麺料理付きで、いただけるのは稲庭うどん。釜焚きの栗ご飯とセットになっているのはもずく川蟹汁です。食後には、デザートとしてアイスクリームが出てきます。

ほたるの長屋の朝食

朝食のメニューも和食。多種多彩なおかずが並んだかごは、2人前の盛り付けです。

朝食は、さまざまなおかずを少量ずつ味わうというスタイル。煮物・漬物・佃煮・お造りなど、和朝食に欠かせない料理が用意されています。焼き魚は甘鯛。ほろっとした優しい風味の身は、御飯との相性も抜群です。

のどかな田園風景に溶け込むように建っているほたるの長屋。リピーターが絶えないほたるの長屋の魅力は、快適な居心地が体験できるモダン調の離れ客室にあると言えるでしょう。今回お見せしたのは和洋2間構成の水葵ですが、どの客室に滞在しても、静かにくつろげる環境がしっかりと整備されています。さらに贅沢なひと時を過ごしたい人には、メゾネットタイプの「葦の穂」がおすすめ。1階がリビングルーム、2階がツインのベッドルームというゆったりとした間取りになっています。もちろん温泉風呂付きですが、浴槽の一部は深さが120cmあり、立ち湯を楽しむこともできるのです。ほたるの長屋は、見どころの尽きない客室がそろった贅沢な宿。和みの時間がたっぷりと満喫できること間違いなしです。