クレンジングと洗顔のQ&A(良くある質問と疑問)01
Q.クレンジングしたあとは、必ず洗顔(W洗顔)するべき?
A.
W洗顔が必要なタイプと不要なタイプが。
たとえ必要な場合も洗いすぎには注意!
クレンジング(メイク落とし)にもさまざまなタイプがありますが、「その後、洗顔料を使って洗い流して~」の指示がある場合は、石けんやフォームでのW洗顔が必要です。
とくに、オイルタイプは、強力な洗浄料が使われている上に、オイルじたいが肌に残りやすいので、石けんやフォームでのW洗顔が絶対に必要です。
ただし、ヌルつきが残るからと、2度も3度も洗顔したり、しつこくマッサージするのは、絶対にやめてください。
表面の皮脂が取り去られるだけではなく、角質の潤いまで抜けて、肌の中がスカスカになってしまうからです。
いずれにしろ、W洗顔では、洗いすぎによる肌の乾燥にくれぐれも注意してくださいね。洗顔はスピーディーに優しく!
正しい洗顔は美肌のファーストステップです。
Q.今日は日焼け止めしか塗ってないから、クレンジングなしでも大丈夫?
A.
日焼け止めはクレンジングでないと
落とせない
ズバリ、ダメです!日焼け止め(紫外線防止効果のあるメイク下地も含む)もメイクアイテムのひとつ。洗顔だけでは落ちにくい成分も含まれていますから、きちんとクレンジングするべきです。
また、最近の日焼け止めは汗や皮脂で簡単に取れないように化粧もちがよくなっていますから、なおさらクレンジングで丁寧に取り除く必要があります。
特にレジャー用の落ちにくいタイプの日焼け止めを使ったときは、必要に応じて専用のクレンジングを使いましょう!
日焼け止めもファンデーション同様に、落とし残しがあれば、それが毛穴づまりからニキビになるほど、肌トラブルなどに発展する可能性大です。
日焼け止めだけでも、ファンデーションだけでも、家に帰ったら即クレンジングをしましょう!
Q.クレンジングや洗顔のすすぎは、ぬるま湯の方がいい?
A.
肌タイプによって、
ぬるま湯の適正温度も
微妙に違う
ぬるま湯でOKです!皮脂は温度が高くなるほど溶け出す性質があるので、皮脂をスッキリ取り除きたいオイリー肌やニキビ肌んは、ちょっと高めの35~37度前後がおススメです。
ただし、それ以上の温度では、皮脂が流れ出しすぎて肌が乾燥してしまうので、注意しましょう。逆に、肌の潤いを守りたい乾燥肌や敏感肌には、低めの30~33度前後がおススメです。
温度計がなくても、ほとんど水に近いぬるま湯にすればOKです。
肌タイプに関係なく、40度前後が平均の湯船の湯やシャワーでは、洗顔には熱すぎます。バスルームでクレンジングや洗顔をする場会は、シャワーの温度設定を低めに、水圧も弱めに設定して(あまり水圧が強いと肌に刺激となります)、肌の潤いを流しすぎないように気をつけましょう!
Q.クレンジングは、オイルよりミルクの方が肌にやさしい?
A.
肌へのやさしさを選ぶなら
ミルクタイプ!
クレンジングはスキンケアの中で唯一肌から何かを取り去る作業で、肌を傷める危険性の最も高いステップです。その点を頭に入れて2つを比較してみましょう。
まず、人気ナンバー1のオイルタイプ。
メイク落とし力が高く、バッチリメイクも簡単に落とせます。ただし、洗浄成分が強いものを使っている上に、オイルじたいが肌に残りやすいので、石けんやフォームでのW洗顔が必要です。
しかし、一方でW洗顔のしすぎにも注意。肌にもともとある潤いまで洗い流してしまい、肌を乾燥させてしまう危険性が高いからです。また、原料が植物性オイルの場合、逆にクレンジング時に肌に浸透しやすいという注意点もあります。
次に、ミルクタイプ。
近頃は「洗いすぎ」による乾燥トラブルへの懸念から、マイルドなミルクタイプの再評価がはじまっています。ミルクタイプは、洗浄成分もマイルドなものが使われていることが多く、むやみに肌に浸透することもないので、肌へのやさしさはバッチリです!
また、W洗顔が不要なものがほとんどで、肌を乾燥させるおそれも少ないので、乾燥肌や敏感肌にオススメといえます。ただし、洗浄成分がマイルドゆえにメイク落ちがイマイチなものが多数で、メイク落とし力が強いものを入手するのが困難です。
また、W洗顔いらずはいいけれど、それだと肌がスッキリしない気がするのも、事実です。
肌にやさしいクレンジングとは、「メイクをきちんと落とせること」「肌を乾燥させないこと」の2つを両立させているものです。
結論!バッチリメイクを素早く簡単に落とせるのはオイルタイプですが、肌を傷めにくいのはミルクタイプです!
Q.最近よく聞く、洗顔料を使わない「洗わない洗顔」って何?それって肌にいいの?
A.
ぬるま湯で
顔をゆすぐだけの洗顔法
乾燥肌や敏感肌に
とてもオススメ!
最近、美容通の間で大きな話題を集めているのが、石けんやフォームなどの洗顔料を使わずに、ぬるま湯で顔をゆすぐだけの「洗わない洗顔」です。
「洗わない洗顔」は「洗いすぎ」による乾燥トラブルを予防するため、いつしか美容のプロの間でムーブメントとなった、究極の洗顔法です。
エステティシャンや皮膚科医のなかにも愛好者が多数います。「洗わない洗顔」といっても、本当に顔を洗わないのではなく、ほとんど水に近いぬるま湯で顔をゆすぐだけです。
このとき毛穴を軽く揉み出すようにすると、毛穴の汚れが取れやすくなります。肌がもともと持っている潤いを少しも損なわないので、乾燥肌や敏感肌にはオススメですが、洗顔で皮脂や角質をしっかり取り除くのが望ましいオイリー肌やニキビ肌にはオススメできません。
Q.クレンジングするとき、ついでにマッサージをするといいんですよね?
A.
クレンジングでの
マッサージはかえって
汚れを肌に擦り込む
ことに・・・
ズバリ、ダメです!
クレンジングのついでにマッサージなんて、もってのほか。クレンジングのときに手を動かすのは、顔全体になじませるためで、マッサージとはまったく別の意味合いです。
クレンジングには洗浄成分として界面活性剤など肌に長時間のせておくべきではない成分も配合されています。
だから、メイクが浮き上がったら、素早く洗い流すべきです。いつまでもマッサージしていると、その洗浄成分と落したメイクなどの汚れを、かえって肌に擦り込むことに・・・。
とくに、植物性のオイルを使ったオイルタイプは肌に浸透しやすいので、要注意です。
マッサージは、クレンジング → 洗顔 → 化粧水とステップを踏んだ肌に、あらためて専用のマッサージクリームなどを使ってやりましょう!
Q.洗顔後は、手触りがキュッキュするくらいがいい?
A.
キュッキュするのは、
洗顔料と水道水のせい。
汚れ落としとは関係ない!
これも多くの人が大きな誤解をしているところです。洗顔後、肌がキュッキュするのは、洗顔料に含まれる成分と水道水に含まれるカルシウムが結び付いたキュッキュする物質が、肌に吸着したからです。
ちなみにヨーロッパなどでカルシウム分の多い硬水で洗顔をするとびっくりするくらいキュッキュします。また、洗顔料によってはカルシウムと結びつく成分が含まれていないものもあり、どんなに洗顔してもキュッキュしないものもあります。
要するに、肌がキュッキュするのを、汚れ落ちのサインと思いこむことじたいが、勘違いというわけです。肌は洗顔後もシットリしているくらいが理想的です。
洗顔後は、キュッキュどころか、フワフワとやわらかな手触りを目指すべきです!
Q.洗顔料などは、弱酸性の方が良い?
A.
洗顔料が弱酸性である意味はナシ!
弱酸性・・・。「弱い」という一文字からして、肌にやさしそうな雰囲気が漂いますね。しかし、人の肌はもともとが弱酸性なのです。
弱酸性とは、微生物や細菌などが侵入しにくく、外からの刺激に強い、PH4・5~6・5のことです。
ほとんどの化粧品は、肌と同じ弱酸性でつくられていますが、洗顔料やピーリングなどは効果をあげるために、弱アルカリ性につくられています。
こうしたアイテムを使うと、一時的に肌も弱アルカリ性に傾きますが、肌にはアルカリ中和能という機能があり、時間がたてば元のPH値に自然に戻ります(ただし強いピーリングの場合は中和の作業が必要です)。
そうでなくても化粧水を使えば、すぐに弱酸性に戻すことができます。要するに、洗顔料の弱酸性にあまりこだわる必要はないということです。