ランディングページとは?LP作成の基本・効果の上がる作り方

2014/10/20
  • LPO

そもそも「ランディングページ」ってなに?

「ランディングページ(LP)」とは、ユーザーがオーガニック検索や広告リンクから最初に訪れるウェブページ(着地ページ)のことを指します。

一般的に、広告からの流入用に設ける専用ページ(多くは1ページのみ)だけを指して、ランディングページと呼ぶ傾向がありますが、本来はそういったページに限らず、外部からの入口となるページは全て、ランディングページに該当します。

「ランディングページ」が重要とよく聞くけど、なぜ?

ランディングページがなぜ重要だと言われるのでしょうか。
もし、ユーザーのサイト訪問目的やモチベーションと、ランディングページの内容とがミスマッチしていた場合、そのユーザーは自分が目的としていた商品や情報がそのサイトにはないと判断し直帰してしまいます。

この直帰の割合(直帰率)は、平均して40~60%あると言われています。
つまり、サイトに流入した半数程度のユーザーが直帰(離脱)しているのが現状で、せっかく広告やSEO施策などにコストをかけて集客したユーザーの半数を取り逃してしまっているという、大きな機会損失がランディングページで生まれています。

このように、ランディングページの良し悪し(主にユーザー目的とコンテンツとのミスマッチの有無)によって直帰率が大きく変わり、コンバージョンへの影響が大きいことから、ランディングページへの対策はとても重要だと言われています。

最適なランディングページはどう作ったらいいの?

では、ミスマッチのない適切なランディングページとはどういうページでしょうか。

ランディングページには、大きく分けて2つのパターンがあり、それぞれに対して対応が異なります。

  1. オーガニック検索から流入するランディングページ(ウェブサイト下層ページ)
  2. 広告から流入するランディングページ(1枚型専用ページ)

A: オーガニック検索から流入するランディングページの場合

多くの場合、ユーザーはウェブサイトのTOPページから流入してくるわけではなく、オーガニック検索から下層ページに位置するそれぞれの詳細コンテンツページへ直接流入します。

しかし、多くのウェブサイトでは、TOPページから下層ページへユーザーが回遊することを想定した設計がされているため、下層ページ単体ではコンテンツ量が少なく、前提となる情報や知識はトップページなど下層ページに到達する前のページに掲載されています。

ところが、検索から直接流入したばかりのユーザーはその前提の知識を持たずにページを閲覧するためコンテンツ全体のストーリーやシナリオの一部分だけしか理解させられず、「分かりにくい」、「情報が足りない」と思ってしまいます。

これが、直帰に繋がる大きな理由となります。

この場合は、以下のポイントを分析し、注意して、サイトを見直す必要があります。

  1. このページだけを見て、ユーザーがコンテンツ全体のストーリーを理解できるか?
  2. 付随情報が足りない場合、そのトピックスへ移動できるリンクが最適な位置にあるか?
  3. キービジュアルやアイキャッチ、イメージ画像等の訴求は下層ページだからと手を抜かずされているか?
  4. そのページを閲覧して、次に必要と思われる情報へのナビゲーションリンクは適切に配置されているか?

つまり、ランディングする詳細ページでは、そのページから流入するキーワードからユーザーが求める情報・ニーズを確実に表現し、さらにキーワードに繋がるストーリー全体の流れも丁寧に説明しておくことが大切です。

大げさに言えば、サイトの各下層ページもTOPページと同様の扱いで、緻密に構成しなければなりません。

流入キーワードの多くは、SEO対策キーワードですが、想定していない意外なキーワードの組合せからの流入も考えられるので、Googleアナリティクス等のアクセス解析ツールから、流入キーワードをチェックしておく必要があります。

さらに、ポイントの2)「付随情報が足りない場合、そのトピックスへ移動できるリンクが最適な位置にあるか?」は非常に重要です。

コンテンツの前後の関係をしっかり繋げることはSEO内部対策としての効果も抜群で、ユーザーにやさしいページ作りが、そのまま検索エンジンからの評価にもつながり、検索順位UPに貢献してくれるでしょう。

B.広告から流入するランディングページの場合

リスティング広告や、バナー広告、その他インターネット広告は、訴求内容やターゲット設定がしっかりされているので、
一枚型の専用ランディングページでの対応が効果的
です。

また、コンバージョンを目的として広告出稿するケースが多いため、直帰率は70~90%と非常に高い傾向にありますが、商品説明や提供サービスの説明をじっくり、順を追って解説できるのでコンバージョンに結びつきやすい傾向にあります。

この1枚型の専用ランディングページの作成ポイントについては、多くのブログや記事で具体的に紹介されていますので、ここでは押さえておくべきポイントのみお伝えしたいと思います。

  1. ターゲットを絞り込み、なぜ、その商品やサービスが必要となるか納得できる問題点を提示する
  2. 問題点の解決に何が必要なのかを論理的に説明し、商品やサービスが有効であることを伝える
  3. 商品、サービスの何が素晴らしいのか(仕組み、素材、技術、サポート…)、ベネフィット、他の類似サービスとどこか違うのかを具体的に伝える
  4. 商品、サービスを利用した事例、感想、体験を伝え、第三者からの客観的意見を取り入れる
  5. 購入や導入の流れをシンプルにし、手間がかからないようにする
  6. オファーを用意して購入や申込を後押しする
  7. ページ内の不要なリンクを全てなくす

一枚型専用ランディングページの場合は、これら、ウェブサイト全体の内容をすべて解説するのでコンテンツ量が非常に多くなりますが、長くなってもいいので、端折らず、じっくり説明するようにしてください。
必ず効果は出てきます。

縦型LPはコンテンツが長いため、コンテンツの順序によっては、効果的でない場合があります。
例えば、サービスの詳細内容と利用者の声の場合、どちらを先に読み込むかによって、その後のユーザーの動きやコンバージョンが変化する場合があります。

このような縦型LPは作成して終わりではなく、配置順序やキャッチコピーなど、必ずABテストを実施してデータを分析し、一番効果の高いパターンを見つけ出してください。

専用ランディングページを用意すれば全て解決?

コンバージョンUPに効果的だからといって、
単純に専用ランディングページを用意すればいい、というわけではないので注意が必要です。

例えば、単価が安く衝動買いできるような商品と高額な商品とでは、
ユーザーの商品に対する捉え方や検討期間が大きく異なります。

前者のような低単価商品であれば、直ぐに商品購入できるようにランディングページだけで完結させると効果的ですが、後者の高額商品の場合、購入までに検討時間がかかることが考えられるため、1枚のランディングページだけでは情報不足となってユーザーが不安を感じ、コンバージョンにつながりにくくなることも考えられます。

ランディングページから、詳しい情報が得られる本サイトへ誘導してから、最終的なコンバージョンまで誘導したほうが良いことも考えられますし、場合によってはそもそも専用ランディングページが不向きであることも考えられます。

専用ページとしてのランディングページを作成する場合、自社サービスの特徴やコンバージョンまでのシナリオをしっかりと考慮することが重要です。

ランディングページ最適化(LPO)を活用する

ECサイトなら、Web接客ツールを活用する

LPOを利用することで。キャッチコピーや、訴求内容をユーザーの属性や行動から最適化することができますが、特にECサイトにおいては、ユーザーに合わせて個別にクーポンを表示したり、キャンペーンを訴求するにはWeb接客ツールの利用が有効です。

  • 初回訪問のお客様のみや、流入元、広告別に異なるクーポンを表示
  • 性別や年代に合わせておすすめ商品を表示
  • コンテンツの表示位置に合わせて、特別なメッセージを表示
  • カートの金額に合わせ送料無料のご案内

など、それぞれのお客様の行動に合わせリアルタイムに接客することで、 ランデングページの離脱やコンバージョン改善が見込めます。