前回の章からの続きになります。
まだ見ていらっしゃらない方は、コチラの記事を先に御覧ください。
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先程の記事の続きになります。
「原発性腋窩多汗症」(原因不明の脇の多汗症)の診療のガイドラインで、
まず一番初めに行われる診療が、「塩化アルミニウム溶液」の単純外用です。
ワキ汗の多汗症治療の基本とも言える治療になります。
下の図の赤の点線で囲った部分です。
「塩化アルミニウム単純外用/ODT」の
ODTとは、「occlusive dressing technique」の略で、
溶液を塗った後に密封するという意味です。
多汗症の中から重度の症状に用いられるようなのですが、
ガイドラインをよく読むと、普通に塗った状態との効果を比べた場合と
ほとんど差がないと書いてあるので、実際の治療では行われていないのかも知れませんね。
まあ、お医者さんが判断することなので、
患者の立場としては従うしかありませんが、
とりあえず、こういう処方の方法があると覚えておけば良いと思います。
塩化アルミニウム液について詳しく解説!
塩化アルミニウム液の効果とは?
「塩化アルミニウム液」の効果としては、
汗が出る穴(エクリン汗腺)を変性させることで、
汗を抑える効果と殺菌効果があります。
ですので、
ワキ汗だけでなく、ワキ汗のニオイにも効果があります。
また、長期的に使用することで汗腺を委縮させる作用があるので、
ワキ汗を減らす効果があると言われています。
ワキガにも効果があるそうですよ。
私が普段使っている「オドレミン」という市販されている薬にも
「塩化アルミニウム」が含まれているのですが、
「塩化アルミニウム」の濃度が13%ということですので、
皮膚科で調合する「塩化アルミニウム液」の濃度10~35%と比較すると、
低めの濃度だと言えます。
でも、低めの濃度と言ってもワキ汗とニオイへの効果は充分感じています。
なぜなら、毎日やっている朝のウォーキングから戻った時、
ワキ汗がほとんど出ていないからです。
あと、汗を掻かないからニオイもしません。
この効果には正直ビックリしました!
ちなみに、下の画像が汗を掻いた後の画像です。
色が変わっているのが、汗の部分になります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ただ、刺激が強いので沢山付けたりすると、
脇の下がピリピリして、むず痒くなります。
ですので、痒くなったら一日あいだを開けたりして使っています。
お医者さんの話だと、肌の様子を見ながら
長期的に使用するのが良いとのことです。
もし、痒みが取れなかったり、かぶれてしまうようなことがありましたら、
お医者さんに診てもらうことをおすすめします。
多分、ステロイド等の外用薬を処方してくれると思いますので心配はいりません。
でも、13%の濃度でこの効き目と痒みですから、
35%の濃度って一体どんな感じなんですかね?
めっちゃ効果ありそうですけど、かなり恐怖を感じますね(^^;
ちなみに、この塩化アルミニウム溶液を皮膚科で処方してもらうと、
1000~1500円するそうです。(皮膚科やワキ汗の症状によって違います。)
診察代を含めると2000円前後といったところでしょうか。
市販薬の「オドレンミン」が1500円くらいなので、
まあ大体同じくらいの価格と言えますね。
ただ、効果はありますが、肌への刺激が結構強いので、
皮膚科で「塩化アルミニウム液」を、処方してもらった方が安心と言えます。
でもすぐにでも「塩化アルミニウム液」を試してみたい方と言う方は、
私も使っている市販薬の「オドレンミン」の購入をおすすめします。
BT-A(ボトックス注射)の効果について詳しく解説!
続きまして、
このページの最初にある図の黄色の点線で囲った部分の
「BT-A局注(50-100U/腋窩)」について解説します。
「BT-A局注(50-100U/腋窩)」とは、
脇の下に「BT-A」(A型ボツリヌス毒素)を、
下図の画像の分量「50U、100U」を局部注射するという意味です。
ワキ汗の症状によって、1回に注射する量をお医者さんが決定します。
引用元:製造販売会社:グラクソ・スミスクライン株式会社「患者向け医薬品ガイド」
下の画像のように、脇の下に注射する箇所にマーキングして、
実際の治療が行われます。
※注射している点の箇所です。
う~ん、想像するだけでも・・・。
痛そう!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
BT-A(ボトックス注射)の痛みはどんな感じなの?
皮膚が薄く、しかも敏感な脇の下に直接注射するので、
ボトックス注射の痛みに関しては、
皆さんが凄く気にするところだと思います。
実際に体験した人の口コミ情報を集めて分かったことは、
施術する病院の違いや患者さんが痛みに強いか弱いか
によって様々な意見があることです。
ですので、一方的な感想が書いてある口コミ情報をしてはいけないと思います。
保険診療でボトックス注射をやった場合は、
麻酔クリーム・麻酔シール・局部麻酔などを使わずにアイスノンなどで
脇の下を冷やして注射するという話も聞きますし、
自由診療だと痛みに関するケアも手厚いという話も多く聞きます。
ですので、もしボトックス注射を希望されるのであれば、
事前にお医者さんに痛みに関しての詳しい話を、
尋ねられることをおすすめします。
BT-A(ボトックス注射)の効果について
ボトックス注射の効果についても実際に施術された人の話を
色々と調べてみましたが、様々な見解・実施内容がありました。
ガイドラインでは1回の注射から4か月以上期間を空けることが望ましいと書いてあるのに、
病院によっては、注射して1~2週間たって効果が感じられない場合は、
再度、無償でボトックス注射しますという病院やクリニックもありますし、
施術前に効かない場合もあるという説明を患者さんにしているので、
アフターフォローが全く行われないという病院もあると聞きます。
まあ、このような病院やクリニックは、大抵費用がめっちゃ安かったりするようですが。
しかしながら、もし効果があった場合でもボトックス注射で
ワキ汗を止めることができる期間は4ヵ月~1年と短く、
効果がなくなれば、再度、注射をしなくてはいけません。
しかも、注射するボトックスの銘柄(製造メーカー)や患者さんの体質によって
ワキ汗が止まる期間はまちまちと言ったところですし、
回数を重ねるごとに効果が弱くなるという話も聞きますので、
そのような事があると、予め覚悟しておいた方が良いかも知れません。
ただ、「塩化アルミニウム液」と比べると、
ワキ汗が少なくなる効果を感じられるのは、
「ボトックス注射」の方が断然早いという話です。
忘れてはいけないボトックス注射の副作用について
ボトックス注射による副作用について詳しく調べてみたところ、
以下のようなことが分かりました。
ボトックス注射を推奨している病院(皮膚科)、クリニックでは、
ほとんど副作用はないという見解が多かったです。
一部のお医者さんでは、当医院では副作用が全くないと言えない理由から、
敢えてボトックス注射による治療を行っていないという病院もありました。
総合的に意見をまとめると、確かに非常に少ない確率ではありますが、
副作用を訴える患者さんはゼロではないということです。
そのリスクがあることを踏まえ、患者さんがそれを選択するという話ですので、
慎重に考えてから決断した方が良いと思います。
ちなみに、ボトックスを製造販売している
「グラクソ・スミスクライン株式会社」が公表している情報によると、
以下のような副作用が起こる可能性があるということですので、
ご参考にして下さい。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
引用元:2013 年 2 月作成「患者向医薬品ガイド」グラクソ・スミスクライン株式会社
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『ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その③』に続く。
ベタベタしていた汗がサラサラになって、汗のニオイも消えた!?
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