お尻の黒ずみに市販薬はNG!その理由と賢い市販薬の使い方

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「何となく普通のクリームよりもオロナインとかアットノンとかの市販薬の方が効きそう」とお尻にも使用できる市販薬は黒ずみに効くかも!考えてる方は多いのではないでしょうか。

市販薬は、身体の不調を治すもののため、自然現象でできてしまったお尻の黒ずみを治すのは少し難しいです。

お尻の黒ずみを効果的に治したいのであれば、「市販薬」ではなく「医薬部外品」というものを使用したほうが良いです。

今回は、市販薬が黒ずみに効かない理由から、正しい市販薬の使い方、医薬部外品が黒ずみに効く理由までまとめましたので、ご参考にして頂ければと思います。

1、お尻の黒ずみに市販薬が効かない2つの理由

お尻にも使用できると言われている市販薬(オロナインやワセリンなど)で、お尻の黒ずみを治すことはできる?という疑問を持っている方も多いと思いますが、「使用する目的が違う」「黒ずみを治す成分が入ってない」の2つの理由から、お尻の黒ずみを市販薬で治すのは難しいです。

市販薬(正式名称:OTC医薬品)とは、薬局やドラッグストアで処方箋がなくても購入できるお薬のことをいい、軽い身体の不調(病気の初期症状)を治したり、病院に行くまでの応急処置としての使用が目的で販売されています。

お尻の黒ずみは、ニキビ・かぶれ・蒸れから来る「炎症」や「長時間の座りっぱなしによる圧迫」などから、肌を守ったり炎症を鎮める役割のある黒い色素(メラニン色素)が肌に定着してしまったことでできます。

つまり、黒ずみは肌を外部刺激から守るために作られるもの(自己防衛本能)です。

市販薬は「初期の病気を治すこと」が使用目的のため、病気ではなく自然現象でできてしまう黒ずみには効果は期待できません。

また、黒ずみを治すには、メラニン色素の生成を抑制することができる「美白成分(ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など)」が入っていた方が効果的です。

美白成分が含まれている商品はほぼ全て「医薬部外品」になるため、市販薬とは呼びません。商品のどこかに「第〇類医薬品」と記されているもののみ市販薬と呼びます。

そのため、「市販薬は初期の病気を治すもの」「黒ずみを治す美白成分が入っていない」の2つの理由から、お尻の黒ずみに市販薬は効かないと言われています。

 

2、市販薬はお尻の「ざらつき」や「ニキビ」に使うと良い

市販薬はお尻の黒ずみを治すのには不向きですが、黒ずみと一緒に出来やすい「ニキビ」「ざらつき」「乾燥」などの改善には効果的です。

市販薬の中で、お尻のニキビ・ざらつき・乾燥に効果的な製品は「オロナイン」「白色ワセリン」「アットノンEX」「ニノキュア」「ザラプロ」「ケラチナミンコーワ」の6つです。

黒ずみを治す効果は期待できませんが、潤いを与えることで、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が促進され、肌の調子が上がる効果が期待できます。

しかし、市販薬は症状の「応急処置」といった役割が強いため、症状が改善したらすぐに使用を中止し、市販薬以外の保湿クリームに変えることをおススメします。

また、市販薬には必ず「○日使用して改善が見られなければ使用を中止し、医師に相談してください」と注意書きがあるため、それに従いなるべく長期使用は避けるようにしてください。

以下に、黒ずみ以外の肌トラブル(ニキビ・炎症・ざらつき・乾燥)に効果的な市販薬をまとめましたのでご参考ください。

【市販薬の正しい使い方と注意点】

市販薬効果・効能正しい使い方分類注意点
肌のターンオーバーの促進

保湿・抗炎症

プクッと膨れてしまっている傷跡や火傷跡のみに塗り込む6日以内に使用を中止する
ニキビ・傷跡などに雑菌が入らないように保護する役割

 

←左に同じ第3類医薬品特になし
角質を柔らかくする(角質融解作用)

保湿・抗炎症

・ざらつき・乾燥が気になる箇所に適量塗り込む2週間以内に使用を中止する

 

酷い炎症には使用不可

 

■長期で市販薬を使うならハイチオールCやチョコラBBの方が良い

直接黒ずみを改善する力はありませんが、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進させ、肌の調子を内側から整える「ハイチオールC」や「チョコラBB」などの飲むタイプの市販薬の方が黒ずみの改善に効果を期待できます。

これらには、メラニン色素の抑制・肌のターンオーバーの促進をする働きがある「L-システイン」と「ビタミンC」という成分が配合されており、シミ・くすみの改善に役立ちます。

お尻の黒ずみをピンポイントで治す働きはありませんが、身体全体の肌の調子を整える働きがあるため、肌ケアの補助として飲むのがおすすめです。

ただし、市販薬はあくまでも「応急処置や初期の症状の改善が目的」のため、症状が改善したり、しばらく飲んで効果が見られなければ、服用を中止してください。

飲むタイプの市販薬の効能や注意点・飲み方については以下のページに詳しくご紹介していますのでご参考ください。

 

3、お尻の黒ずみの改善に期待ができるのは医薬部外品

お尻の黒ずみを保湿クリームなどで治したいのであれば、厚生労働省が認可している「美白成分」が配合されている「医薬部外品」を使用したほうが効果を実感できます。

医薬部外品とは、厚生労働省が「この成分は〇〇(シミや薄毛など)の改善に有効である」と認めた成分(有効成分)が配合されている美容品のことをいい、「美白化粧品」や「除毛クリーム」などがこれに当てはまります。

【市販薬と化粧品の違いと特徴】

分類特徴
処方箋
(医療用医薬品)
医師が処方し、薬剤師が調合をするお薬のこと

病気の治療をするもの

処方箋があるお薬全般
市販薬
(OTC医薬品
第〇類医薬品)
ドラッグストアや薬局で処方箋がなくても購入できるお薬のこと

初期の症状を治療するもの

オロナイン
バファリン
ロキソニン など
医薬部外品
(薬用化粧品)
厚生労働省が効果があると認めた成分が配合されている美容品のこと

治療ではなく、症状の予防・緩和が目的

美白化粧品
育毛剤
除毛クリーム など
化粧品有効成分の入ってない美容品のこと

美を維持するもの

【基礎化粧品全般】
馬油
ニベア(青缶) など

市販薬や処方箋は「病気を治す役割(治療)」で、医薬部外品や化粧品は「身体をキレイにしたり健康にしたりする役割(予防)」「症状の緩和(改善)」と、認識しておくと分かりやすいかと思います。

お尻に限らず、黒ずみを治すという行為は「治療ではなく症状の予防・改善」となるため、医薬部外品の方が、効果を実感しやすくなります。

医薬部外品に分類される保湿クリームの詳細や効果的なお尻ケアの仕方、お尻の肌トラブルの予防法の詳細は、以下の記事でご紹介していますのでご参考ください。

また、美白成分は美容クリニックや皮膚科でも処方箋としても出してもらうことができ、医薬部外品よりも高く・確実な効果が期待できます。

主に、美白成分の中で最も効果の高い「ハイドロキノンクリーム」を処方してもらうことが可能ですが、刺激が強いため医師と相談をしながらの使用が推奨されています。

ハイドロキノンクリームの詳細や注意点、使い方については以下の記事で詳しくご紹介していますので、ご参考ください。

まとめ

如何だったでしょうか?市販薬は「黒ずみを治す成分が入っていない」「使用する目的が違う」の2つの理由からお尻の黒ずみには向いていません。治したいのであれば、「医薬部外品」と書かれた保湿クリームを使った方が効果を期待できます。

お尻にも使用ができる市薬品(オロナインやアットノン・ニノキュアなど)は、お尻の黒ずみよりも「ニキビ」や「ざらつき」「乾燥」の改善に役立ちます。しかし、市販薬はあくまで応急処置として使用するのが正しい使い方のため、症状が改善したり、数日使っても改善が見られなかった場合は、すぐに使用を中止しましょう。

今回の記事でお尻の黒ずみに効果的なクリームは何なのか?が分かったと思って頂ければ幸いです。