免疫力が低下すると体臭がきつくなります。
体臭がきついのは何かの病気かもしれません。
体の臭いがきつくなっても気が付かない人もいますが、体調があまり良くないときは”何か変”と気付くことが多いです。
体臭には口臭や足の臭い、脇の下や頭皮、耳の後ろの臭い、中高年になれば加齢臭がよく言われますし、過度なダイエットによる体臭などもあります。
体臭がきつくなるというのは、何かの病気が隠れている場合だってあります。
糖尿病は甘酸っぱい臭いがします。胃の調子が悪いときは酸っぱい、もしくは卵の腐ったようなニオイがします。
腎臓や肝臓の病気はアンモニアの臭いやドブのような臭いがします。痛風になった人は古くなったビールの臭いなどがするそうです。
このように何となく体臭が気になる、最近、体臭がきつくなったという自覚症状があれば、病気の早期発見のきっかけになるかもしれません。
余談ですが犬の臭覚は非常に優れていて、人の癌の初期段階でも尿や体臭で分かる犬もいるといいます。
また、尿の臭いから様々な癌の識別ができる研究が盛んだということを聞いたことがあります。
このように体臭や尿の臭いがいつもと違うときは、何らかの病気や感染症に罹っているかもしれません。HIV感染の有無も自分ですぐにわかるようになればいいですね。
免疫力が低下すると体臭がきつくなる理由とは
不規則な生活習慣や乱れた食生活によって免疫力が低下してしまいます。また、体を酸化させる活性酸素も増えてしまいます。
活性酸素により体内に体臭の原因となるノネナールという物質が発生しやすくなります。
疲労やストレスが溜まると肝機能の低下でアンモニア臭の体臭になります。疲労臭ともいわれているようです。
偏食や不規則な食生活により腸内環境は悪化して腐敗臭が発生しやすくなります。体臭や口臭がひどくなります。
腸管はからだの免疫力の70%をつくっているので、腸内環境がよろしくないと免疫力も低下します。
下痢や便秘は大敵です。
免疫力が低下しますと常在菌(カビ菌)が増殖して、脂漏性皮膚炎やカンジダ症になる人が多いです。脂漏性皮膚炎は皮脂の多いからだの部位にできます。
頭皮や顔、胸や背中、脇の下などに皮膚が赤くなり痒みが起きます。そして脂っぽい強い皮脂臭の体臭になります。
カンジダ菌は体中のどこにでもいます。
口の中でカンジダ菌が増殖すれば口腔カンジダ症となり、口臭がきつくなります。
性器にできれば性器カンジダ症となり、尿と混じった悪臭になります。
カンジダ症は女性が多いとされますが、包茎の男性もカンジダ性亀頭包皮炎は多いです。
会議室やエレベーターの密室にいるとき、自分の体臭に気付かれないかと気にする人も多いようです。
健康な人でも加齢になるほど体臭の原因となるノネナールが発生しやすくなり、これが加齢臭となります。
免疫力の低下により体臭がでてきますので、疲労やストレスを溜めない、体を冷やさない、食事は抗酸化作用のある食べ物を食べて活性酸素を増やさない、あまり激しい運動はしない、寝不足にならないようにするなど、生活習慣には気を付ける必要があります。
病気による免疫力の低下で体臭が酷くなることもあります。
免疫力が低下したことにより、ウイルスや細菌にも感染しやすくなります。
また、癌や糖尿病になったら免疫力が低下します。
体臭が気になり始めたら病気を疑ってみることも必要です。
HIV(エイズウイルス)は免疫力をどんどん低下させていく感染症ですから、体臭がきつくなってもおかしくありません。
体臭がきつくなったら免疫力が落ちてきているのかな、と日頃の生活で感じることができれば、病気の早期発見のきっかけにもなります。
人によっては免疫力が低下したために、足の水虫菌が増殖して足の臭いが前よりも強烈になるかもしれません。
腋臭(ワキガ)の方は、臭いがさらにきつくなるかもしれません。
カンジダ症を経験している人は何度となく再発を繰り返すかもしれません。
HIV感染による体調不良も、生活習慣による免疫力低下の症状と区別がつきません。
抗HIV薬でを病気の進行を抑止しなければ、免疫力がゼロ(免疫不全)になるまで体は衰弱してしまいます。
この状態をエイズ(AIDS)と言われていますが、何も治療をしなければ今でも”死の病”になります。
HIV感染症は通常は性行為でしか感染はしません。
あとは感染者の注射針が刺さったなどの医療事故や母子感染ですが、今では対処方法が確立されています。
性行為での感染は避妊具であるコンドームをしていれば、HIVは感染力が弱いウイルスですので他の性感染症と比べて感染しにくいです。
それでも早期発見しにくい感染症のため、HIVキャリアというウイルス保有者は増加の歯止めが効いていない状況といいます。
コンドームをしない性行為が過去にあり、体臭など気になる症状がある場合は、念のためにHIV検査をお勧めします。
HIV感染症の症状は、免疫力が低下することで起こる体調不良です。
HIV感染は初期症状が感染から2か月以内に出現しています。
風邪やインフルエンザの症状に似ているされています。
そんな症状はないので感染はしていないと安心するのは危険です。
HIV感染の初期症状など何も出ない人も50%はいるからです。
自覚症状がなければ感染に気付くきっかけはありません。
エイズを発症させる前に、口臭が酷い、体臭が気になる、帯状疱疹になった、脂漏性皮膚炎が治らない、性器カンジダ症を繰り返す、風邪を一年中引いている、肌荒れが酷い、ニキビや吹き出物がよくできるなど、原因不明の体調不良が気になっていませんか。
免疫力低下の体調不良は人によって違います。
これがHIV感染症の症状だ!とするものがありません。
一般的な体調不良ですので、体臭がきつくなっても、40才以上の中年の方であれば、”加齢臭かもしれない”と勘違いするかもしれません。
「数か月前、もしくは数年前の性行為は大丈夫だったかな」、
「一度っきりの相手との性行為だったけど、コンドームを行為の途中からしてしまった」など、思い当たることはありませんか。
「体臭がきつくなったね」、と家族や友人から言われたことがきっかけで、HIV検査を受けて感染が発覚できれば早期発見になります。
HIV感染者のブログにも”体臭が酷くなった”とする記事を見かけました。
あのハリウッドスターのチャーリーシーンは、頭痛が酷くて治らないので脳腫瘍と思って病院に行ったそうです。
自発的に病院に行って、たまたまHIV感染が発覚することもあります。
しかし、一番多いのはエイズを発症させてしまった後になって、HIV感染が発覚するケースです。
それだけ早期発見が難しい感染症になります。
HIV感染症の治療方法は日々進歩しており、病気の進行を抑えてコントロールできる病気です。
早期発見であればあるほど治療薬の効果も高いそうです。
エイズを発症したら、悪性腫瘍ができたり、肺炎が酷かったり、衰弱が酷かったり、認知症や失明などの危険にさらされます。
エイズの治療が優先され、回復したのちHIV感染症の治療が始まります。
少なくても数か月の入院になるでしょう。
「体臭や口臭が酷くなったときに、HIV検査を受けていればよかった」、と後悔するかもしれません。
そうならないためには、自発的にHIV検査を受けてみることをお勧めします。
何らかの気になっている体調不良があるときは、HIV専門医がいる拠点病院がおすすめです。
保健所は無料でHIVを含めた性感染症の検査が受けられます。
病院や保健所に行けない方は郵送検査の方法もあります。
陽性反応が出たときは、速やかに拠点病院や保健所に相談してください。
これから結婚を考えている方や、気になる行為がありながら、これまでに一度も性感染症の検査を受けたことがない方は、まとめて検査されるとより安心できるでしょう。
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