父が臭い!タバコを辞めたら加齢臭が出てきた⁈タバコと加齢臭の関係は?
思春期になった女の子の扱いは難しいもの。小さい頃は、「パパの匂いが好き!」と言って、布団に潜り込んできたこともあったのに…。中学を卒業する頃から、「パパ、臭い!」と真顔で抗議。まだ、抗議している間が花だったかと思うこの頃。
父親がいる部屋には寄り付かなくなってしまいました。家内曰く、「あなたの体臭が気になるのよ。タバコの臭いがひどいでしょ。これをきっかけに、タバコ、辞めたら?健康にもよくないし。」タバコ臭いのが、嫌だったわけね。
それなら、…。しかし、中年男性の体臭問題は、けっこう、ややこしいものです。思春期の娘を再びパパのファンにさせるニオイ対策をご紹介します!
タバコは加齢臭をひどくする
中年になると、職場での立ち位置が難しくなります。指示に従って行動していれば大過なく過ごせた若い頃と異なり、対外的には会社の顔として振るまわなくてはなりません。会社に戻れば、部下の教育もしなくてはならないし、その部下たちも、自分の価値観とは異なる言動が多いものです。ストレスが溜まり、ついついタバコに手が伸びるという中年は、少なくありません。
健康にいいはずがないのは分かっていても、吸っている間は、束の間の安らぎが得られる。リラックスタイムを求め、タバコとサヨナラできない人は、多いようです。
しかし、タバコを吸っていると、加齢臭は、確実にひどくなります。加齢臭の原因となる活性酸素が体内に増えるためです。最近の調査では、タバコを吸う時には活性酸素が発生するのに、吸った後の煙には活性酸素が含まれていないことが明らかになりました。つまり、発生した活性酸素は、ことごとく体内に取り込まれていることになります。
タバコが加齢臭に悪影響をもたらす2つの理由
加齢臭は、活性酸素が体を酸化させることで発生するニオイです。体の中の脂肪分が酸化して、皮膚の表面から皮脂として分泌され、脂肪酸と過酸化脂質が結びつくと、ノネナールというニオイ成分が発生します。加齢臭の原因物質は、ノネナールです。
このノネナールを生成するうえで影響を及ぼすのが、タバコに含まれる一酸化炭素です。タバコを吸うと、体内に一酸化炭素が取り込まれます。体内に取り込まれた一酸化炭素は、中性脂肪などの脂肪を酸化させてしまいます。酸化された脂肪が、ノネナールを生成するもとになります。
タバコを吸っていると、加齢臭がひどくなるもう1つの理由は、体の酸化を防ぐビタミンをタバコが破壊してしまうためです。加齢臭を内側から予防するには、抗酸化作用のある食品を積極的に摂ることが大切です。
しかし、抗酸化作用のある食品をせっせと食べても、タバコを吸うと、努力が水の泡になってしまいます。例えば、ビタミンCなら、1日に摂取する量が、わずか1本のタバコで破壊されてしまいます。
加齢臭予防!タバコを無理せず辞めるには?
禁煙は、難しいものです。病院にも禁煙外来という科があるほどです。医師の指示に従いながら、頑張って続けないと無理。そう悲壮な決意を固めると、よけいストレスが溜まってしまいます。
まずは、口臭を改善するところから始めていきましょう。ヤニのニオイを除去するだけでも、他の人への印象は、ずいぶんと良くなるものです。マウスウォッシュでうがいをするようにしてみましょう。
オススメのマウスウォッシュは、「デンタルリンスローズ」。口内洗浄をし、うがい後の息をバラの香りにしてくれるというものです。「オトコがバラの香りなんて…」と照れることはありません。貴方のニオイに強烈なNGを出しているのは、女性。そうした女性にウケる香りを身にまとうのが、加齢臭対策の王道とも言えます。
しかも、この「デンタルリンスローズ」には、嬉しい副効果が。使い続けていると、自然にタバコを吸いたくなくなるのです。なぜか?タバコの風味が以前と違ってくるためです。「なんか、おいしくない」と感じて、タバコに手が伸びる回数が徐々に減ってくると言われています。
タバコの風味を変えているのは、マツエキスが含まれているから。「デンタルリンスローズ」には、茶エキス、ゲンチアナエキス、ハマメリスエキス、セイヨウトチノキ種子エキス、甘草エキス、ブドウ葉エキス、セイヨウオトギリエキス、セイヨウキズタエキス、アルカニ花エキス、マツエキスが含まれています。配合されている10種類の天然植物成分のうち、セイヨウマツから抽出されたマツエキスがタバコの風味を変えるとされています。
タバコを辞めると加齢臭が出る⁈
タバコを辞めると、比較的速やかにヤニ臭さは体から消えます。強烈なヤニ臭が消えて、加齢臭が臭ってくるということも。タバコを辞めたことで、新たに加齢臭が出てきたというのではなく、ヤニ臭の陰に隠れていた加齢臭が表舞台に出てきたというわけです。
加齢臭を感じさせないように、タバコを復活させようと、ゆめゆめ思わないようにしてください。中には、加齢臭対策として、ポマードをつけるという人もいますが、これは、禁じ手。ニオイをごまかそうと別の強いニオイをつけると、両者が混じり合って悲惨なことに。周囲の陰口がヒートアップすることになります。
タバコを減らす努力を始めたタイミングで、加齢臭対策に本腰を入れましょう。食事には、以前から注意を払ってきた、もしくは家族が気をつけてくれていたという人は、もう一品、加えてみましょう。お酢です。
特にオススメなのが、黒酢。毎日、大さじ1杯くらい摂取することで、かなりの体臭改善効果が期待できます。お酢の中には、多様な有機酸が含まれていますが、その中のクエン酸に体臭予防の効果があります。
加齢臭対策の初級編 石けんを替える
タバコを辞めようと思い立ったら、同時に石けんを加齢臭用のものに変えましょう。タバコを辞めたら、1ヶ月くらいして、加齢臭に変化が見られたという人もいます。タバコによって酸化が進んでいた体内環境に変化が生じるためでしょう。
しかし、タバコをキッパリ辞めてから、加齢臭に変化が生じるまでの期間は、人さまざま。タバコを辞めた後に表舞台に出てきた加齢臭が顰蹙を買うようでは、気持ちが萎えてしまいますよね。そうならないためには、加齢臭対策を早めに始めましょう。
最初に実行したいのは、体を洗う石けんを加齢臭用のものに替えること。皮脂の酸化を防ぎ、ニオイを除去するポリフェノールが含まれているものが、効果的です。加齢臭に悩む多くの人に愛用されているのが、柿渋入りの石けん。
皮脂の分泌量が多い胸、背中、えり、耳の裏などを丁寧に洗うようにしましょう。
加齢臭対策の中級編 ミョウバン水を携行する
加齢臭用の石けんでバッチリ体を洗っても、時には寝ている間に加齢臭が復活しているということも。シャワーを浴びる時間的な余裕があれば良いですが、毎日のことです。復活した加齢臭をシャワーで落としている暇がない人にオススメなのが、ミョウバン水。安価で、消臭効果が高いことが注目されている人気の品です。
水1500㎖に対してミョウバン50g。空のペットボトルに入れてよく混ぜ、1~3日おいて液が透明になったら、使えます。スプレー器に入れて、持ち歩きましょう。気になるところにシュッとひと吹き。肌が弱酸性に保たれ、加齢臭が抑制されます。
加齢臭対策の上級編 運動をする
運動をすると、活性酸素の発生を抑えることができます。また、皮脂の量も減らすことができるので、一石二鳥。デスクワークの方は、特に意識して運動を日常生活に取り入れるようにしましょう。
オススメなのは、ジョギング、ウォーキング、サイクリング、エアロバイクなどの有酸素運動。30分程度の有酸素運動を週に2~3回行なうようにしましょう。脂肪酸が燃焼し始めるのは、有酸素運動を行なってから20分ほど経ってからと言われています。
また、30分ほど有酸素運動を行なうと、汗の成分がアルカリ性から水に近い酸性に変わってくるとされています。酸性に汗の成分が変わると、雑菌の繁殖が抑えられ、体臭が軽くなります。