ダイエットの基礎知識

犬にとって肥満は大きな負担となります。しかし、だからといって無理なダイエットをさせてしまうと、体だけでなく精神面でも悪影響が出てしまうことに。

ワンちゃんができるだけストレスなく痩せるためにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは効果的な犬のダイエット方法について解説します。

愛犬の肥満は飼い主が原因

とても耳の痛い話なのですが、じつのところワンちゃんが太るケースは、そのほとんどが飼い主に原因があるとされています。

たとえば、かわいくてついつい食事を与えすぎていませんか?ワンちゃんは自分がどれくらいの食事を必要としているか、理解していません。

だからこそ、おねだりされるままにあげていると、どうしてもカロリーオーバーになってしまうことが多く、太る原因になります。

また、忙しくてなかなか散歩に行けない、あるいは家から出したくなくてつい運動を怠っているなどということはありませんか?

ワンちゃんは人間と同じで、適度な運動を必要としています。食べる量を制限したとしても、体を動かさないのであれば消費できるカロリーは少ないですし、代謝も下がり、太りやすい体質になることでしょう。

ワンちゃんが太ってきたと感じたら、きちんとダイエットをさせてあげましょう。まずは普段の食生活や運動習慣を見直し、徐々に改善していってみてください。

重要なのは、人間と同じだと思わないこと。人間はある程度自分で負荷をかけてダイエットすることができますし、体重管理をすることもできるでしょう。

しかし、犬は人間に比べて体にかかる負担が大きいため、無理することは危険です。人間と同じように体重が減っていくわけではないので、愛情を持って長い目でダイエットに取り組むようにしましょう。

たとえば、人間は一か月で数キロ痩せることができますが、ワンちゃんはそうはいきません。

だいたい8週間ほどかけて、現在の体重の15%ほどを落とすくらいが目安になります。体重の減り方やダイエットは、犬と人間では全然違うのです。

ダイエット方法は複数を組み合わせて

ワンちゃんが負担なくダイエットをするには、食事による方法と運動による方法をバランスよく組み合わせることが大切になります

たとえば、犬のダイエット方法には食事制限が必須ですが、やみくもに分量を減らすのは禁物です。

分量は同じでカロリーの低いものに変更したり、全体に分量を減らしても、上げる回数を増やしたりというように、一見すると食事が減っていることがあまりわからないように工夫をしてあげましょう。

分量を減らすだけではワンちゃんの負担になったり、精神的なストレスを与えかねません

おやつも減らすべきですが、こちらも突然減らすのではなく、ごほうびをあげたいときだけ与えたり、少しずつ分量を調整したりと工夫してあげてください。

また、食事のダイエットとともに、適度な運動を取り入れましょう。

とはいっても、人間のようにストイックに走るなどではなく、いつもより多めに散歩をする、一緒におもちゃを使って遊ぶなど、楽しみながらやることをおすすめします。

注意しておきたいのは、無理な運動は避けるようにするということ。太っているときに無理に運動をすると、痩せるどころか内臓や体に負担がかかってしまい、病気を引き起こすことにもなりかねません

少しずつ粘り強く、ワンちゃんのダイエットに付き合ってあげましょう。

まとめ

犬がダイエットをするとき、その方法は人間と同じではありません。ワンちゃんは体が小さく、無理な食事制限や運動をすればより負担がかかることになってしまいます。

とはいえ、愛犬にはずっと健康でいてほしいもの。お互いに楽しくダイエットできるように、食事や運動に気をつけてみましょう。

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人間に生活習慣病があるように、犬もまた、太っていると病気になりやすい性質を持っています。

病気から遠ざけ元気でいてもらうためにも、ワンちゃんの体重管理や健康管理に気を配ることは必須

与えるフードが原因で肥満、病気担ってしまうこともあるので、普段の生活にも注意が必要です。

太るとどんな病気になるのか?予防するにはどうしたらいいのか?太ったワンちゃんの病気と対策を解説します。

太った犬がかかりやすい病気とは

ワンちゃんが太ったとき、どのような症状を引き起こすのでしょうか。ここではいくつか代表的な病気を紹介します。

まず、脂肪が増えると、必然的に体内に流れる血液が多くなってしまい、心疾患などの病気を引き起こすことがあります。

また、負担がかかるのは心臓だけでなく、肝臓にも負担がかかり、肝疾患になることも。

そのほか、人間と同じように、高血圧や糖尿病に悩まされるようになることも珍しくはありません。そう、犬も人間のように、生活習慣病にかかってしまうのです

これらの病気はワンちゃんの健康を損ね、寿命を短くしてしまいます。特に糖尿病は一度かかると治りにくく、長生きするのは難しいといわれているのです。

さらに、ワンちゃんは人間に比べて体が小さいですから、負荷がかかる割合も大きくなります。

また、人間のように不安や病状を訴えることが難しく、飼い主が異常に気付いて揚げなければなりません。

たとえば糖尿病であれば、いつもより異常に水を飲むといった症状が挙げられます。

ほかには、肥満になることで体が重くなり、関節や骨に負担がかかりすぎるということがあります

ひざが悪くなって動けなくなったり、脱臼してしまったりと、最悪動けなくなる事態にも。

また、足腰だけではなく、背骨が変形してしまうなどといった症状も起きます。肥満はじつにさまざまな病気を引き起こし、ワンちゃんの健康を簡単に損ねてしまうのです

病気から守るために飼い主ができること

前述したような恐ろしい病気からワンちゃんを守るためには、飼い主が日々の生活に気をつけてあげる必要があります。

一番注目しておきたいのは、毎日の食事内容です。犬が毎日食べる食事には、太る要因が多く隠されています。

高カロリーだったり、添加物が多かったりと、ワンちゃんに余分な負担をかけていませんか?

食事はカロリーを調整して、なおかつ高たんぱく質のものを与えてあげることが大切です。あまりに低カロリーだとその他の栄養も乏しくなってしまうので、適正の範囲内に収まるようきちんと軽量して与えるようにしましょう。そして、おやつが意外にも肥満の原因になっていることが多いので、おやつを見直すことも重要です。

それだけではなく、食事と同じくらい気をつけたいのが、日々の運動です。

きつい運動をこなす必要はありませんが、適度に散歩をしたり、一緒に遊んであげたりすることはダイエットとしてもコミュニケーションをとるうえでも重要なことです。

毎日の運動の質や量を一度、見直してみるとよいかもしれません。

また、自分でできることだけをするのではなく、ときにはプロの相談を仰ぎましょう

定期検診に行ったり、獣医さんに適切な食事やおすすめの運動を聞いたりして、見識を深めることも大切です。

プロのほうがよく知っているのは当然のこと、自分が何も知らないからといって恥じる必要はありません。

むしろ、病院で相談したことで結果病気が見つかることもあるでしょう。まわりの人たちの力を借りながら、ワンちゃんの健康生活の水準を高めてあげてくださいね。

まとめ

ワンちゃんの肥満が引き起こしてしまう病気は、決して気軽に扱えるものではありません。

ワンちゃんの寿命を短くしてしまったり、体を動けなくしてしまったりすることがあるものです。

できることならそんなことにならないよう、日頃から生活に気をつけてあげたいところです。

毎日の生活を見直し、定期的に病院で診てもらいながら、できるだけ太らないように見守ってあげましょう。

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