コットンウィック (Cotton Wick)のすすめ
JPVフォーラムに書いてもよかったのですが、きっとまとめて読める方がよいかと思うのでこちらに掲載します。
そもそも私がGenesisアトマイザーをメインのデバイスにしている理由は、SilicaやEkowoolなどに代表されるグラスファイバー系のウィックから出る、石鹸のような独特の香りが非常に気になってしまうからです。電子タバコの味は主管によるもので人それぞれ感じ方が異なり、この臭いをまったく感じないかた、感じても気にならない方がいらっしゃるのですが、私は直ドリップの306/510アトマイザーにも含まれるわずかなグラスファイバーを、ピンセットで全部抜いてしまうくらいダメなのです。リキッドを吸いたいわけであって、それ以外の味がすることが許せないというのもあります。
そんな中、先日Takajinさんと打ち合わせをしているときになにげにコットンウィックを試してみたらと勧められ、そういえば試したことないなぁと思って実践してみることにしました。他にもJPVでXiupoonyuさんなども好みで使っておられたり、ECFで私と同じように石鹸臭がダメな方がコットンで幸せになっているのを読んで確認しました。
うん、これありですよ、きっと。
■コットンの種類
まだコットンに移行してから日が浅いので、いうほどの情報がありませんが、一般的には大きく3種類のものが使われているようです。
・コットンボール、コットンパフ、コットンロール
注射時の消毒やお化粧落しに使用するいわゆるコットン。どこでも買えますが綿100%のものを使います。除菌されたものや色が付いたものがありますが、私はオーガニックコットンを使っています。
・ガーゼ/チーズクロス
メッシュタイプのもので#10~#90くらいのメッシュ状の編み込みになっています。耐久性はありますが目が細かい分リキッドの保持力がやや弱く、またリキッドを垂らしてから一晩寝かせて使うと具合がよいという話もあります。せっかちには向きません。
・コットン糸、コットンウィック
ウィックの場合はワックスや芯が入っていないものを使います。コットン糸はコットンボールと同様に電子タバコのウィックとしてはポピュラーなようです。
■煮込み
そのまま使う人とボイルする人がいますが、オーガニックコットンを購入したのでケミカルが含まれていないとしても不純物が混ざっているかも知れないです。ということで煮沸します。熱湯の入った鍋で15分ほどボイル。その後、流しで水道水を注ぎながらゆすいで不純物を浮かせて取り除きます。
なおコットンパフでボイルしたところ、見事に形が崩れてしまいましたので、これならコットンボールでもいいよねと思いました。パフを使うのはせっかちでボイルしない場合の方がいいかもです。
■コットンのウィック特性
コットンウィックの利点は
・雑味がない
・経済的
・ウィック交換のしやすさ
あたりになると思いますが、それ以外にもドラッグストアなどから容易に入手できる手軽さがあります。雑味のなさもGenesisのステンレスメッシュには及びませんが、かなりクリアな味が出ています。ウィック交換はコットン糸を使用した場合にはSilicaメッシュと同様にはできませんが、パフなどであればコイルを巻いてからウィックを通すことが可能なので、その部分でより利点があると言えます。
その逆に弱点は、
・ウィック寿命が短い
・ドライ気味になったときに味が持たない
というところがあります。もちろん数時間でダメになってしまうようなものでもなく、2日に渡って同じウィックを使っていますが味に大きな劣化というのは見られません。
■セットアップ
ウィック交換の便利さを持ちたかったのでアマゾンで購入したコットンパフを使用します。サイズが5x6cmなので、6cm以上の長さが欲しい場合は、より大きいものやコットンボールを使用して下さい。
Amazon オーガニックコットンパフMサイズ 200枚 362円
コットンボールはこっち
この価格で200枚入っていますので、1週間に1枚使っても4年は買わずにすみ、ウィック当たりのコストも0.6円以下となります。
まずはImmortalizerで2日間使用した後のウィックの状態を見て下さい。リキッドの色が結構強いリキッドを使用していたのですが、ほどいてみるとコイル部分はやはり少し焦げています。コイルを外してもやや焦げ付きがみられるので、このあたりが寿命に関係するのかなと思います。
ファイバーであれば多少ドライになってもそのまましばらく吸っていることもありますが、コットンウィックの場合にはドライになったらすぐにリキッドを補充して、常にウェットにしておくことが必要だということが分かりました。慣れないせいで焦がしてはいますが、2日使ってこの程度で済んでいるので、ウィックとしては機能は果たしているかなと思います。
焦げることでコイルよりもウィックの方を先に交換したくなるので、コイルをそのままにウィックだけを交換してみます。コイルが焦げ付いていますが、拭くとコイルの形が変わりそうなので軽く無水エタノールを浸した綿棒で拭き、あとはドライバーンで焦げを飛ばします。
案外綺麗になりましたね。
使いやすいようにパフを切ってコイルの中を通るように指で丸めます。ウィックの中心にコイルが来るようにしたら後はいつも通り上を結んで完成。あっという間です。
■セットアップその2
これはこれでよいとして、コットンボールの方もセットアップを試します。こちらは丸まっているので使いにくいのかなと思っていましたが、ほぐしてみると結構長くハサミで切らなくても好きな太さに整えられるので、パフよりも使いやすいかも知れません。
Nimubusを使ってデュアルコイルを試しますが、これにはマイクコイルという方式を採用してみようと思います。マイクロコイルは、リボンワイヤーの理論に基づいて、同じ電圧、抵抗値であればヒーティングエリアの面積が大きい方が、煙量とフレーバーの乗りがよいという考え方。なるべく直径を小さく隙間を無く巻くことでコイルの巻回数を増やして効果を高めるというものです。
キャンドルウィックなどではウィックの太さが決まってしまうのでできませんが、パフであれば容易に指でよじって細くしてしまうことが可能なので、この方法で味の美味しさを狙っています。
マイクロコイルを準備するには、1.5~2.0mm程度のドリルビット、あるいは楊子などを使います。ドライバーのネジを利用して仕上げをきれいに巻く手段などもあるようですが、細いものであれば特にスレッドがなくとも指で隙間の調整が可能です。
ワイヤーは32ゲージではやや抵抗値が高いので30ゲージあたりがちょうど良いかと思います。ワイヤーの長さはこの表から、30ゲージであれば7cm程度にして最後に両端を5mmづつ切断すれば、6cmで1.7~1.8Ωあたりを狙えます。
↑JPVのXiupoonyuさん作成のテーブルを張らせていただきました。リンクはこちらです。
30ゲージのコイルを9回巻いてデュアルで1.2Ωになりました。ドライバーンをしてからコットンボールをほぐしてウィックを作成、これをコイルに通して余分な部分を切り落として完成です。
1時間ほど吸ってみてから撮影したのが下の写真です。デュアルのパワーもありますが、やはりコイル部分がほんのりと焦げが入っているのが見えるでしょうか。常にウェットにしておくこと、これを忘れなければ数日間は問題ないく使えると思います。
■まとめ
グラスファイバーがダメな私にとってはコットンは救世主でした。ファイバー臭というものがあるのと同様に、コットン臭というものがあって、それに気づかないだけなのかも知れませんが、少なくとも私はこれで2日過ごすことができました。
この方式が優れているのは、リキッドの味を変えるためや、あるいは古くなったウィックを交換するときに、コイルを巻き直すことなくウィックだけを差し替えることが可能な点です。またウィックを抜いた状態でのドライバーンもできますので、出先などでもコットンさえ持っていればメンテナンスが容易にできてしまうところが優しいです。
ファイバーの味に慣れない。リキッドの味見を色々したけども巻き直すのが面倒、などの場合に有効な手段だと思います。
<<コメントはJPVapers.comのこちらのスレッドまでお願いいたします>>
まだコットンに移行してから日が浅いので、いうほどの情報がありませんが、一般的には大きく3種類のものが使われているようです。
・コットンボール、コットンパフ、コットンロール
注射時の消毒やお化粧落しに使用するいわゆるコットン。どこでも買えますが綿100%のものを使います。除菌されたものや色が付いたものがありますが、私はオーガニックコットンを使っています。
・ガーゼ/チーズクロス
メッシュタイプのもので#10~#90くらいのメッシュ状の編み込みになっています。耐久性はありますが目が細かい分リキッドの保持力がやや弱く、またリキッドを垂らしてから一晩寝かせて使うと具合がよいという話もあります。せっかちには向きません。
・コットン糸、コットンウィック
ウィックの場合はワックスや芯が入っていないものを使います。コットン糸はコットンボールと同様に電子タバコのウィックとしてはポピュラーなようです。
■煮込み
そのまま使う人とボイルする人がいますが、オーガニックコットンを購入したのでケミカルが含まれていないとしても不純物が混ざっているかも知れないです。ということで煮沸します。熱湯の入った鍋で15分ほどボイル。その後、流しで水道水を注ぎながらゆすいで不純物を浮かせて取り除きます。
なおコットンパフでボイルしたところ、見事に形が崩れてしまいましたので、これならコットンボールでもいいよねと思いました。パフを使うのはせっかちでボイルしない場合の方がいいかもです。
■コットンのウィック特性
コットンウィックの利点は
・雑味がない
・経済的
・ウィック交換のしやすさ
あたりになると思いますが、それ以外にもドラッグストアなどから容易に入手できる手軽さがあります。雑味のなさもGenesisのステンレスメッシュには及びませんが、かなりクリアな味が出ています。ウィック交換はコットン糸を使用した場合にはSilicaメッシュと同様にはできませんが、パフなどであればコイルを巻いてからウィックを通すことが可能なので、その部分でより利点があると言えます。
その逆に弱点は、
・ウィック寿命が短い
・ドライ気味になったときに味が持たない
というところがあります。もちろん数時間でダメになってしまうようなものでもなく、2日に渡って同じウィックを使っていますが味に大きな劣化というのは見られません。
■セットアップ
ウィック交換の便利さを持ちたかったのでアマゾンで購入したコットンパフを使用します。サイズが5x6cmなので、6cm以上の長さが欲しい場合は、より大きいものやコットンボールを使用して下さい。
Amazon オーガニックコットンパフMサイズ 200枚 362円
コットンボールはこっち
この価格で200枚入っていますので、1週間に1枚使っても4年は買わずにすみ、ウィック当たりのコストも0.6円以下となります。
まずはImmortalizerで2日間使用した後のウィックの状態を見て下さい。リキッドの色が結構強いリキッドを使用していたのですが、ほどいてみるとコイル部分はやはり少し焦げています。コイルを外してもやや焦げ付きがみられるので、このあたりが寿命に関係するのかなと思います。
ファイバーであれば多少ドライになってもそのまましばらく吸っていることもありますが、コットンウィックの場合にはドライになったらすぐにリキッドを補充して、常にウェットにしておくことが必要だということが分かりました。慣れないせいで焦がしてはいますが、2日使ってこの程度で済んでいるので、ウィックとしては機能は果たしているかなと思います。
焦げることでコイルよりもウィックの方を先に交換したくなるので、コイルをそのままにウィックだけを交換してみます。コイルが焦げ付いていますが、拭くとコイルの形が変わりそうなので軽く無水エタノールを浸した綿棒で拭き、あとはドライバーンで焦げを飛ばします。
案外綺麗になりましたね。
使いやすいようにパフを切ってコイルの中を通るように指で丸めます。ウィックの中心にコイルが来るようにしたら後はいつも通り上を結んで完成。あっという間です。
■セットアップその2
これはこれでよいとして、コットンボールの方もセットアップを試します。こちらは丸まっているので使いにくいのかなと思っていましたが、ほぐしてみると結構長くハサミで切らなくても好きな太さに整えられるので、パフよりも使いやすいかも知れません。
Nimubusを使ってデュアルコイルを試しますが、これにはマイクコイルという方式を採用してみようと思います。マイクロコイルは、リボンワイヤーの理論に基づいて、同じ電圧、抵抗値であればヒーティングエリアの面積が大きい方が、煙量とフレーバーの乗りがよいという考え方。なるべく直径を小さく隙間を無く巻くことでコイルの巻回数を増やして効果を高めるというものです。
キャンドルウィックなどではウィックの太さが決まってしまうのでできませんが、パフであれば容易に指でよじって細くしてしまうことが可能なので、この方法で味の美味しさを狙っています。
マイクロコイルを準備するには、1.5~2.0mm程度のドリルビット、あるいは楊子などを使います。ドライバーのネジを利用して仕上げをきれいに巻く手段などもあるようですが、細いものであれば特にスレッドがなくとも指で隙間の調整が可能です。
ワイヤーは32ゲージではやや抵抗値が高いので30ゲージあたりがちょうど良いかと思います。ワイヤーの長さはこの表から、30ゲージであれば7cm程度にして最後に両端を5mmづつ切断すれば、6cmで1.7~1.8Ωあたりを狙えます。
↑JPVのXiupoonyuさん作成のテーブルを張らせていただきました。リンクはこちらです。
30ゲージのコイルを9回巻いてデュアルで1.2Ωになりました。ドライバーンをしてからコットンボールをほぐしてウィックを作成、これをコイルに通して余分な部分を切り落として完成です。
1時間ほど吸ってみてから撮影したのが下の写真です。デュアルのパワーもありますが、やはりコイル部分がほんのりと焦げが入っているのが見えるでしょうか。常にウェットにしておくこと、これを忘れなければ数日間は問題ないく使えると思います。
■まとめ
グラスファイバーがダメな私にとってはコットンは救世主でした。ファイバー臭というものがあるのと同様に、コットン臭というものがあって、それに気づかないだけなのかも知れませんが、少なくとも私はこれで2日過ごすことができました。
この方式が優れているのは、リキッドの味を変えるためや、あるいは古くなったウィックを交換するときに、コイルを巻き直すことなくウィックだけを差し替えることが可能な点です。またウィックを抜いた状態でのドライバーンもできますので、出先などでもコットンさえ持っていればメンテナンスが容易にできてしまうところが優しいです。
ファイバーの味に慣れない。リキッドの味見を色々したけども巻き直すのが面倒、などの場合に有効な手段だと思います。
<<コメントはJPVapers.comのこちらのスレッドまでお願いいたします>>