睡眠をとるだけでカロリーが消費される?!
世の中には色々なダイエット方法が存在しています。例えば普段から何気なく摂っている食事の内容を吟味し、カロリーやタンパク質、糖質や脂質をバランスよく食べる食事制限や、ジョギングやウォーキング、ダンスなどの有酸素運動、重いダンベルやバーベルを持ち上げたり、ジムに通ってマシーンを使ったトレーニングなどなど、数え上げるとキリがありません。
しかし、どんなダイエット方法を試したとしても、よっぽど意志が固くなければそれこそ三日坊主で終わってしまう、なんてことを何度も繰り返してきたのではないでしょうか。そこでオススメしたいのが睡眠を取るだけで痩せてしまうと噂の睡眠ダイエットです。
睡眠は疲れを取るだけじゃない!
毎日必ず行うことになる睡眠は、体や脳の疲れを取るためだけのものだと思っている人も多いのではないでしょうか。でも、実は睡眠することで脂肪を燃焼するホルモンが分泌されることが判明したのです。
■睡眠ダイエットに欠かせない成長ホルモンとコルチゾール
人は眠ることで成長ホルモンを分泌します。この成長ホルモンは名前の通り子供の体を成長させようと働くのですが、成長ホルモンは大人の場合、爪や髪、肌などの代謝に使われる他に脂肪を燃焼する効果もあると言われているのです。
成長ホルモンに加えて睡眠ダイエットに必要なのがコルチゾールです。コルチゾールは睡眠中に分泌が少なくなり、起床後に大量に分泌されます。このコルチゾールが分泌されると体内のブドウ糖や脂肪を分解してエネルギーとして使う準備をしてくれるのです。
■寝ているだけで消費カロリーが300kcalも!
成長ホルモンは深い睡眠と言われるノンレム睡眠時に分泌され、コルチゾールは浅い眠りと言われるレム睡眠時に分泌されると言われています。
睡眠中に成長ホルモンとコルチゾールをしっかりと分泌することができれば、1日で300kcal、1ヶ月なら9,000kcalも消費してくれるのです。
成長ホルモンの重要性は筋トレをしている人こそよく理解しています。いくら筋トレをしても質の良い睡眠をとって成長ホルモンを分泌させなければ質の良い筋肉は作られないため、筋肉をつけたい人ほど睡眠を重視しています。
睡眠不足になると空腹ホルモンが分泌される!
質の良い眠りを取ることで成長ホルモンが分泌され睡眠中にカロリーを消費してくれますが、逆に睡眠不足になると空腹感を感じる空腹ホルモンのグレリン増えて、満腹を感じる満腹ホルモンのレプチンが減少してしまうのです。
体内のエネルギーが不足してグレリンが増えるのであれば正常なのですが、睡眠不足の場合はエネルギーが十分にある状態でお腹が空いてしまうので余分に食べてしまいカロリーを摂取することになるのです。さらにこのグレリンは高カロリーの食べ物を食べるようにと指令を送ってしまうため、夜にラーメンなどの高カロリーの食べ物を食べて太ってしまうのです。
対して睡眠をしっかりと摂っている人ほど満腹を感じる満腹ホルモンのレプチンが増えて食欲を抑えてくれるためダイエットに最適と言われているのです。
睡眠ダイエットのやり方と注意点
睡眠ダイエットはただ睡眠をとればカロリーを消費してくれるというものではありません。眠る時間や食事のタイミングなどが重要になります。
■成長ホルモンが活発に働く時間を知ろう!
成長ホルモンが活発に働くのは22時から3時までの間と言われています。そこで、最低でも夜中の3時までには寝ている必要があります。さらに成長ホルモンが分泌されるのが就寝後3時間と言われているので22時ころには睡眠していることが望ましいといえます。
■タンパク質をしっかりと摂ること
成長ホルモンの分泌に欠かせないのがタンパク質です。ダイエットをしていると、どうしても野菜が中心になってしまいタンパク質を摂ることを疎かにしてしまいがちですが、それがかえって肥満の原因になることもあるのです。
■就寝前の激しい運動やスマホなどの使用はNG
寝る前に少し体を動かしたほうがよく眠れるという人がいますが、これは逆に質の良い眠りを妨げる事になります。睡眠をとる前に運動をしてしまうと交感神経が刺激されてしまい眠気が無くなってしまいます。
同じように、寝る前にベッドの中でスマホやメール、LINEやTwitterをチェックしたり、軽くゲームをするという人も多いのではないでしょうか。しかし、質の良い眠りを得るためには寝る前にスマホを使用するのを止めたほうが良いでしょう。
夜になると眠りを誘発するメラトニンというホルモンが脳の松果体という部分から分泌されます。このメラトニンのおかげで自然に眠ることができるのですが、寝る前にスマホなどの明るい光を浴びるとメラトニンがうまく分泌されなくなってしまうのです。
せっかく心地よい眠気が訪れたのにスマホの光を目にしたせいで質の良い眠りを遠ざけてしまい、痩せる機会を逃すことになります。
■食事は眠る3時間前には食べ終わること
胃の中に食べ物が残った状態だと睡眠中も胃を動かさなければいけないため睡眠の質が悪くなってしまいます。だからといって胃の中が空っぽすぎると今度は脳に血流が集中してしまい覚醒状態が続くことになります。そこで、眠る3時間前に食事を食べ終わるようにしましょう。
どうしても夕飯が遅くなるようであれば、午後6時ころに一度パンやおにぎりなど軽めに食事をして、帰宅してからは消化にいいものを食べるようにすると良いでしょう。
■睡眠時間は6~7時間がベスト
睡眠は6~7時間取るのが良いとされています。睡眠が足りないと空腹ホルモンのグレリンが分泌されてしまい、空腹感に悩まされることになります。個人差はありますが、自分が十分に睡眠できたと感じるだけ睡眠をとる必要があります。
質の良い眠りを手に入れて簡単に痩せよう!
1kgの脂肪を減らすために7,000kcalを消費しなければいけません。睡眠ダイエットで消費するカロリーは300kaclですが、塵も積もれば山となるの言葉通り、1ヶ月で1kg痩せることができるのです。
どうせ毎日睡眠を取らなければいけないのでしたら、楽をして痩せられるように質の良い睡眠を取れる環境を作ってしまいましょう!