ダイエットに取り組む人の前に立ちはだかる大きな壁、その一つが「継続することの難しさ」ではないでしょうか。
最初は誰でも意気込んで始めますが、様々な誘惑に負けて、多くの人が途中で挫折してしまうようです。
この傾向は特に女性に顕著に見られることから、女性特有の原因があるのではないかと考えられるようになりました。
そして、NHKのテレビ番組「ためしてガッテン」が女性ならではの特性を突き止め、その特性をうまく利用した、女性にピッタリのダイエット法を考案しました。
ここでは、そんな女性にとって理想とも言える、ガッテン流「女性のための最強ダイエット」についてまとめてみました。
これまでいろんなダイエット法に取り組んできたけれど、どれも長続きせず、挫折を繰り返してきた女性は必見です!

女性がダイエットに失敗してしまう3つの原因

多くの女性がダイエットに失敗してしまうのは、女性ならではの原因が大きく関係しているからだと考えられています。まずはその原因を把握しておきましょう。

女性のダイエットを難しくしているものとして、次の3つの原因が考えられます。

1.友達づきあいでつい食べ過ぎてしまう
いくらダイエット中だからといっても、友達との付き合いの中で自分だけ食事をセーブするなんてなかなかできないものです。友達づきあいを優先してしまうのは女性特有の傾向らしいのです。

2.甘いものがやめられない
甘いものが食べられないことがダイエットで一番つらいという女性も多いと思いますが、女性は男性よりも先天的に甘いものを好むようです。ですので、やめようとしてもやめられないのはある意味当然と言えます。

3.すぐにリバウンドする
ホルモンの関係から女性には痩せやすい時期と痩せにくい時期があります。痩せにくい時期に挫折してしまうことが多く、そのストレスで食べ過ぎてしまうと、リバウンドしてしまいます。

女性がダイエットに失敗してしまうのは、以上のような原因があるからなのですが、これらの原因を生んでしまう女性ならではの特性があったのです。

女性ならではの2大特性と対策

女性のダイエットを難しくしている2つの特性、それは「脳」と「女性ホルモン」です。
これらはいずれも生理的に働くものであるため、無理に逆らってもうまくいかないのです。

女性の脳の特性

まず「脳」ですが、男性と女性では脳の働きが異なることがわかっています。女性の脳は協調性や共感をつかさどる部分が男性よりも大きくできているため、友人とおしゃべりしながら食べるという習慣が先天的に身に付いています。

この特性は人との付き合いにおいては大事な潤滑油になってくれますが、ダイエットにおいては逆効果になってしまいます。

そこで、この特性を逆手に取ってダイエットに応用しようというのがガッテン流。

友人とランチするのではなく、友人とおしゃべりしながらウォーキングすれば、協調性を保ちながらダイエットもできるので、長続きするはずです。

友人にはウォーキングに賛同してもらう必要がありますが、一緒にウォーキングする友人もダイエットできますし、「計るだけダイエット」も併せて取り組んでいるのなら、グラフを見せ合いながら分析や意見交換することもできます。

女性の多くはダイエットに少なからず興味があるはずですので、自分がダイエットしていることを周りに伝えておくことで、付き合いのあり方も食事中心からダイエット中心へと向かうのではないかと思います。

友達づきあいでつい食べ過ぎてしまうという人は、この方法を試してみてはいかがでしょうか?

女性ホルモンの特性

次に「女性ホルモン」ですが、これは「女性の甘いもの好き」に大きく関係しています。女性が男性よりも甘いものが好きなのは女性ホルモンの働きに支配されているからなのです。

つまり、女性が甘いものを好むのは先天的なものなので、甘いものを食べたい気持ちを意思によって抑えるのは極めて困難なのです。

これはラットを使った実験でも確かめられており、メスはオスよりも好んで砂糖水を飲むという結果が得られています。

実際に甘いものを食べてしまうのは空腹感があるからなので、この空腹感さえ抑えることができれば、甘いものをつまみ食いすることを避けることができます。

ものを食べると空腹感がおさまるのは「血糖値が上昇するから」です。
ならば、ものを食べなくて血糖値を上昇させることができればダイエットにはよいですよね。

実は簡単にそれが出来るガッテン流の裏ワザがあるのです。

それは「意図的にアドレナリンを出すこと」です。

興奮したりストレスがかかったりするとアドレナリンが出るのですが、アドレナリンは血糖値を上げる働きがあるのです。

しかも、やり方は極めて簡単。その場で10秒間(約20回)ダッシュするだけ。
これだけでアドレナリンが出て血糖値が上がるため、空腹感が抑えられるのです。

もし「その場ダッシュ」がキツイという人は「スローステップ運動」でも効果があります。
高さ20cmほどの台を昇ったり降りたりする運動で、中学や高校で行ったいわゆる「踏み台昇降」です。これを1分間ほど行うことで、血糖値は上昇します。

“食べたい”という欲求が発生したら、これらの運動を行うことで簡単に空腹感をまぎらわすことができます。

<ちょっと面白い実験>

ためしてガッテンで放送されたのですが、血糖値の変化について面白い実験が行われましたので、ここでご紹介しておきます。

ある韓流スターの女性ファン3人に9時間ほど何も食べずに空腹の状態で過ごしてもらい、血糖値を測定しました。そして、その3人の前にあこがれの韓流スターを登場させ、大興奮したときに血糖値を測定したところ、3人とも空腹時に比べて血糖値が上昇していることがわかりました。

3人の女性は「胸がいっぱい」や「食べ物のことなど頭から消えていました」などと、先ほどご紹介した「その場ダッシュ」と同様に、空腹感が抑えられていたようです。

この実験からもアドレナリンが血糖値を上昇させ、空腹感を抑える働きがあることがわかります。

リバウンドしないために意識したい階段状ダイエット

女性には痩せやすい時期と痩せにくい時期があるのは上述のとおりですが、痩せにくい時期に入っているにもかかわらず、そのことを知らずにダイエット効果がないからと、挫折しまうことがあるようです。また、痩せにくい時期に食べ過ぎてしまうとリバウンドしてしまいます。

実はこれも女性ホルモンが影響しています。

月経から排卵までのエストロゲンが多く分泌される時期と、排卵から次の月経までのプロゲステロンが多く分泌される時期が、それぞれ約10日間ずつあります。

「エストロゲン期」は脂肪が減りやすい時期であるためダイエット効果が表れやすいのですが、「プロゲステロン期」は脂肪をため込みやすい時期ですので同じ食事量でもダイエット効果は少ないです。そのため、「プロゲステロン期」でいかに踏ん張れるかがダイエットの成否を分けることになります。

ガッテン流としては、脂肪が減りやすい「エストロゲン期」は有酸素運動を積極的に取り入れるなどして確実に体重を減らし、脂肪が落ちにくい「プロゲステロン期」は食べ過ぎに注意して現状維持でOKとします。

生理周期を考えると、体重が減る時期と現状維持の時期が交互に繰り返されますので、体重の変化は階段状のグラフを描くことになります。

ということで、リバウンドを防ぐためには「階段状ダイエット」を意識しておくとよいでしょう。

あくまで痩せにくい時期は食べ過ぎず、現状維持するのがポイントです。

まとめ

従来のダイエット法というのは、とにかく我慢して続けるというのが常識でしたが、それでは挫折する人が後を絶たず、しかもダイエットに失敗するのは女性に多いということがわかりました。
「脳」と「女性ホルモン」という女性の2大特性がダイエットを難しくしていることがわかっていますので、これらの特性をうまく利用した方法で取り組むことでダイエットは克服できるのです。
なぜ挫折するのかを把握し、それに対して適切な解決法を実践することで、失敗せずにダイエットすることは可能なのです。




 
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