天然葉酸が摂取できるのは魅力だけど・・・
アメリカ製の葉酸サプリってどう?
アメリカは「サプリメント大国」と呼ばれているだけあって、サプリの種類は日本以上にも豊富ですし、それだけたくさんの人が利用しています。
葉酸サプリの購入を考えている方の中には、アメリカ製のサプリが気になっているという方もいるのではないでしょうか?実際、日本にいながらアメリカ製の葉酸サプリを飲んでいるという方も少なからずいます。
ここでは、そんなアメリカ製の葉酸サプリに関する疑問やメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
サプリ大国アメリカはどうなの?妊婦の葉酸摂取について
葉酸は「妊婦に必要な成分」としてご存知の方も多いと思います。胎児の神経管欠損症の予防効果が期待できることから、アメリカでは1992年から妊娠可能な年齢の女性に対して1日400μgの葉酸摂取を推奨する勧告が出されました。
アメリカは食文化の違いもあり、食事から必要な量の葉酸を摂取するのが難しい環境であったため、葉酸入りのパンやシリアルなどが誕生したり、手軽に補給できる葉酸サプリが広く普及されるようになりました。
ちなみにカナダやニュージーランドでは1993年から、イギリスでは1994年から葉酸の必要性について勧告なされています。
日本で妊婦さんに葉酸摂取を呼びかけるようになったのは2002年のこと。意外なことに、葉酸摂取の取り組みは諸外国に比べると大幅に遅れをとっていたのですね。
アメリカ製の葉酸サプリ
日本でも利用者が多いアメリカ製葉酸サプリの特徴として、「天然葉酸」を使用しているという点が挙げられます。現に、日本でも人気が高いアメリカ製の葉酸サプリは、オーガニックレモンを原料とした100%天然葉酸です。
葉酸には天然型と合成型がありますが、日本で主流なのは合成葉酸のほうです。というのも、合成葉酸は体内利用効率が高く吸収が良いので、葉酸が必要になる妊娠時には最適であることから、厚生労働省も合成葉酸による摂取を勧めています。
では、天然葉酸は体内利用効率が悪いから良くないのか?と言うとそうではありません。アメリカ製の天然葉酸サプリは、1日400μgの摂取が推奨されている日本の合成葉酸サプリとは異なり、1日800μgの葉酸摂取が勧められています。
これは、天然葉酸は合成葉酸に比べて吸収率が低いため、合成葉酸よりも倍の量の葉酸を摂る必要があるからです。
日本製の葉酸サプリと何が違うの?
アメリカは日本のように健康保険制度がないため、自分の健康は自分で守ろうという意識が高く、病気を予防するためにサプリメントが普及したとされていますが、日本製とアメリカ製、それぞれどんな違いがあるのでしょうか?
・サプリメントを作る基準
日本では、サプリメントは栄養補助食品という位置づけであり、あくまでも食品というカテゴリーに属していますが、アメリカでは、薬のようにサプリメントに対する法律が定められているため、日本以上に厳しい基準を持って製造されています。
・葉酸の表記方法
アメリカのサプリは、1日の摂取量をパーセンテージで表示しています。(1日の摂取量=100%)
またアメリカでは、天然か合成か、成分について詳細に表示しなくてはならない法律があり、天然葉酸はFolate、合成葉酸はFolic Acidなどのように、一目で判別できるように表記されています。
また、効果や効能などしっかりと明記されているため、サプリへの信頼性は高いものとなっています。
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アメリカ製葉酸サプリのメリット・デメリット
アメリカ製の葉酸サプリの特徴についてご紹介してきました。こうやって見るとアメリカ製葉酸サプリにはメリットが多いように見えますが、実際のところはどうなのでしょうか?
では、アメリカ製の葉酸サプリのメリットやデメリットについて見ていきましょう。
メリット
・天然葉酸を摂取できる
合成が悪い訳ではありませんが、それでも「天然」という言葉にはどうしても惹かれてしまいますよね。特に葉酸サプリは合成ものが多くを占めていますので、ナチュラル志向の女性には見逃せないポイントだと思います。
添加物など化学合成されたサプリのデメリットとして、アレルギー発生のリスクがあります。その点、天然ものは体への負担がない身近な食材を用いてますので、安全性は高いと言えます。
デメリット
・葉酸の含有量が上限値を超えている
先にも述べた通り、アメリカ製のサプリは摂取量を%表示していますので、日本に住んでる者としてはわかりづらく、知らずに葉酸摂取量の上限を超えて飲んでしまうケースもありますので注意しなくてはなりません。
・鉄やカルシウムは含んでいない
妊娠さんは、葉酸の他、鉄やカルシウムといった栄養素も重要になってきます。日本では妊娠中に不足しがちなこれら栄養素がバランス良く含まれているものが多いですが、アメリカ製の葉酸サプリは葉酸オンリーでその他栄養が補給できません。
・届くまでに時間がかかる
アメリカ直輸送のため、注文から到着まで時間がかかる場合があります。そのため、早く手元に届いてほしいという方にはデメリットに感じる点ではないでしょうか。
また、レビューを見ると「梱包された包みの中に汚れがついていた…」なんてがっかりする声もあります。このように衛生面でのマイナス点は、日本基準で見ると残念な気がしてしまいますよね。
買うならどっち?アメリカ製と日本製の葉酸サプリ
葉酸サプリの購入を検討している方の中には、天然葉酸が摂取できるアメリカ製のサプリに魅力を感じているという人も多いと思います。確かに、無農薬オーガニック100%の葉酸は、体への安全性も確かなものでしょう。
しかし、妊娠中は貧血を起こしやすく、母体が摂取した栄養は赤ちゃんへと供給されますので、鉄分やカルシウムなど様々な栄養が不足しやすい状態と言えます。
つわり等で中々思うように栄養を摂れないという時、一番怖いのは赤ちゃんへの影響ですよね。日本製の葉酸サプリは、葉酸に加えて鉄分やカルシウムなど、ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取できるように工夫されていますので、食事が思うように取れない時にも頼りになります。
日本製の葉酸サプリは合成葉酸を使用しているものが多いですが、体内利用効率は天然ものよりも合成ものの方が倍近く高く、葉酸を確実に吸収できると、国が妊婦への摂取を認めているものですので、合成だから悪いとは一概には言い切れません。
妊娠中における葉酸の必要性について正しく理解し「天然」「合成」という言葉に惑わされずに、葉酸サプリを選びたいところです。
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