ヘビイチゴは優秀な漢方薬!焼酎漬けの効能効果は虫刺されやニキビにも!

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初夏に真っ赤な実をつけるヘビイチゴ。
食べれるいちごと思って一つ摘んで食べてびっくり!美味しくない。。
そんな経験を子供の頃にした人も少なくないかもしれません。

名前からかまた不味いからか、毒のあるイメージですが毒はありません。
むしろ、漢方薬として活躍する奥深い雑草です。
名前の由来は何でしょうね。

ヘビイチゴは効果のある優秀な漢方薬であり、民間療法として虫刺されやニキビに焼酎漬けが使われてきました。
今回ご紹介するのは、家庭でちょっとした痒みに使えるヘビイチゴのお話です。

 

ヘビイチゴは優秀な漢方薬

漢方と聞くと特別な調合が必要なイメージがあるかもしれません。
実は意外にも、私たちのご先祖様が受け継いできた民間療法で、気軽に作れるものもあるんですよ。

今回はヘビイチゴで作るかゆみ止めをご紹介します。
まずはヘビイチゴを少し細かく見ていきましょう。

 

ヘビイチゴとは

バラ科、ヘビイチゴ属の多年草です。
野原や田んぼのあぜ道に自生しています。
生命力も強く、主に東アジアに生息しています。

中国ではヘビが食べるイチゴと考えられていたり、このイチゴを食べる小動物をヘビが食べるといったところから名付けられたそうです。
また、美味しくないのでヘビにでも食べさせておけ、という言われもあるそうです。

日本ではその由来の他にも、「地を這う姿がヘビみたい。」といった表現も含まれヘビイチゴの呼び名が定着しました。
ヘビイチゴは、一般的に美味しくないため食べません。

食用のイチゴである木イチゴは文字通り木になっているイチゴで、山イチゴとも呼ばれます。
一方、木ではなく野に咲いているイチゴを野イチゴと言います。

つまり、木イチゴと野イチゴは品種の名前ではなく、総称のことですね。
野いちごの中のヘビイチゴという品種、という事になります。

5枚からなる綺麗な黄色い花を咲かせ、その後に真っ赤な実のようなものをつけます。
イチゴは実ではなく、花床(かしょう)という茎の一部分が大きく膨らんだところだそうです。

植物ってホント、不思議ですよね。
ちなみに、野イチゴの中でもヘビイチゴのように黄色い花を咲かせるものは美味しくなく、白い花を咲かせるものは食べられる種類と分類されているようです。

 

漢方薬としてのヘビイチゴ

そもそも漢方薬が、実は日本の文化だと知っていましたか?
その元になった考え方はやはり中国で、古来から中国の医療が入ってきていました。

江戸時代に入ると西洋の医療も入ってきて、区別する為に西洋を蘭方、東洋(主に中国)の医療を漢方と呼び分けるようになりました。
そこから漢方をもとに日本独自の医療が織り込まれたのが、今日の漢方・漢方薬(和漢・和漢薬)と呼ばれています。

明治時代になると西洋医学が大きく導入され、漢方は主流ではなくなりましたが、昭和頃にまた見直されるようになりました。

原材料は高麗人参など中国のものも多くありますが、日本にある植物・鉱物なども漢方薬として使われているわけですね。
ヘビイチゴは全草を干したものを蛇苺といい解熱や咳止め薬として漢方薬で使われてきました。

 

民間療法としてのヘビイチゴ

ヘビイチゴは、民間薬のかゆみ止めとして全国あちらこちらで作られています。
医療がすぐに受けられない昔、ちょっとした家庭薬は役に立ったのでしょうね。

少し探せばすぐに見つけられるヘビイチゴ。
取ってきて、ホワイトリカーに漬け込むだけでかゆみ止めの薬になります。
作り方は至って簡単です。

食べれないからと言って価値が無いわけではありません。
昔から、何かに使えないかと探してくれていた先祖に感謝ですね。

 

かゆみ止めヘビイチゴ液の作り方

ブルーベリージュースのような、美味しそうな香りがふわっと漂います。
歯痛止めや腹痛にも良いとかいう人もいますが、慣れないもの不明なものは飲んではいけません。
しかし、このベリー系の良い香りの果実酒を飲んでみたい衝動にかられますが。。


ヘビイチゴの採取

  1. できるだけきれいな場所でヘビイチゴを採取します。
  2. 除草薬や農薬が撒かれていないか、排気ガスがかかってないか確認します。
  3. 赤い実だけをより分けて、きれいに洗い水をよく切ります。
  4. 水分が残らないようにします。

ヘビイチゴを漬け込む

  1. ビンにヘビイチゴを半分の高さまで入れます。
  2. ホワイトリカー35度(甲類の焼酎)をビンいっぱいに注ぎます。
  3. 2週間以上暗冷所で保存。

<かゆみ止めの完成

混ぜる必要もなく、涼しくて日当たりを避ける場所に保存しましょう。

液が茶色くなったら使用できますが、2~3週間もすると、色は茶色から琥珀色にだんだんなっていきます。


次の年のシーズンまで使えます。
もし余ってしまったら、残りに新しいヘビイチゴとホワイトリカーを足して作ることもできるんです。

 

ヘビイチゴの焼酎漬けの効能効果

出来上がったヘビイチゴ液はかゆみ止めとして大活躍!
冬が終わり暖かくなってくると気分も高まってきます。
すると虫も活動し始め虫刺されでイライラする事もしばしば。

また、汗もかきますのでお肌の敏感な方は肌荒れやかゆみも増えてきます。
そこでヘビイチゴの出番です。

 

虫刺されに効く?

夏になると悩まされる虫刺され。

ヘビイチゴを漬け込まれた液体を患部に塗ると、腫れがひき痒みも治まります。
もちろん個人差やいろいろなケースがありますので、すべて絶対に治るということではありませんが、タイミングが良ければかなり痒みがおさまります。

身近にいる蚊から山間で出るブヨやムカデまで、虫刺され全般に効果があると昔から民間療法として受け継がれてきました。

どのような成分が効いているのか詳しいレポートはまだ出ていないようですが、地域伝承民間薬調査というのがあって、そのレポートではドクダミやびわの葉とともにヘビイチゴも民間療法として抗炎症に用いられているということです。

市販のかゆみ止めはメンソールなどが入っている為、肌に塗った時にスゥーっとしますが、ヘビイチゴ液にはそれはありません。
患部がヒリヒリする感覚もないため物足りない感じがありますが、効果のほどはうまくいけば1日程で現れます。

 

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ニキビやあせもなどのお肌トラブルにも効果あり

ニキビに関しても同じように効果があり、長年悩んでいた方が楽になったという体験談も多くあります。
子供の頃に出るニキビから大人ニキビまでニキビお肌のトラブルにも効果があるようです。

また、アトピーやあせもの痒みにはかなり効果があります。
しかし完全にアトピーやあせもが治るわけでないので、あくまでも一時的なかゆみ止めという感覚でお使いください。

市販の薬はかゆみや腫れを強制的に止めるので即効性があります。
その分お肌への負担も大きくなりはしないかと不安になります。
ヘビイチゴ液は、自然由来の成分でできているので、やさしくかゆみやトラブルを和らげてくれることでしょう。

 

副作用や注意点

特に気を付ける副作用があるという話も聞きませんが、次のことに注意しましょう。

  • アルコールアレルギーのある人は使用しないでください。
  • お酒好きの人が興味本位で飲まないように注意してください。
  • 掻きむしって、皮膚に傷ができたところに使用すると、ものすごくしみます。
  • 蚊やちょっとしたあせもなど日常的な皮膚のトラブルに使用し、治療は医療機関で診察を受けましょう。

 

おわりに

夏はやっぱり外へ出てレジャーを満喫したいですね。
その一方で、虫刺されなど煩わしい面があるのも実際のところです。

ヘビイチゴ液は優秀な民間療法としてのお助けグッズ。
焼酎漬けで簡単に作る事ができ、お手軽なのも魅力ですね。

虫刺されやニキビに、またあせもやアトピーなどにも効果ありです。
一家に一瓶あればちょっとした時に立ちます。

日本全国に生えている雑草ですので見つけたら採取して作ってみてはどうでしょうか?

「自分で作ったものが自分の悩みを解消してくれる」こんなDIYもこれからアリですよね。

 

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