【NEW! 2014年5月】 ニキビで悩む妊婦さんへ。当院ではアゼライン酸を扱っております。
アゼライン酸
〈妊婦さんの難治性ニキビに〉
1、妊婦さんも安心して使えるニキビ医薬品・アゼライン酸とは?
アゼライン酸は海外でニキビ治療薬として昔から使われている成分です。アゼライン酸はメラニンの生成を抑える効果から、海外で美白目的の治療薬として開発が始まりました。その臨床試験中に美白とともにニキビへの効果が認められました。
アゼライン酸には、古い角質が毛穴にフタをするのを防ぐとともに、ニキビ菌への抗菌活性があることが分かりました。アゼライン酸は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界の80カ国でニキビ用医薬品として承認され約30年間皮膚科などで販売されています。欧米のニキビ治療標準書でも、面皰治療においてアゼライン酸はトレチノインやアダパレン(ディフェリン)などの医薬品に次いで推奨されています。
特にアゼライン酸はトレチノインなどの医薬品に比べ皮膚への刺激が少ないことから、刺激に耐えられない方や妊娠、妊娠の可能性のある女性の患者様向けに医療現場で選択されています。また、アゼライン酸は美白効果を有することから、ニキビが治った後の気になる黒ずみへの効果も期待出来ます。
アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀類や酵母に含まれている成分で、日常的に食事などで口にしている天然物由来の酸です。天然物由来の酸ということもあり、外用したときに部分的な「熱感」「かゆみ」などのごく短時間の刺激症状が見られることがあります。しかし、刺激が強い場合には、使用回数や使用量を減らすことで、その後も使用し続けることができます。
2、商品紹介
〈妊娠、授乳中の方も安心〉
DRX AZA クリア
(15g/¥1,800税別(ロート製薬・医療機関限定販売製品))
◎ニキビの原因となる毛穴のつまりに着目
◎ニキビ肌の方のホームスキンケア
◎べたつかずしっとりとした使用感
◎ノンコメドジェニックテスト済み
◎無香料・無着色・防腐剤フリー
◆主成分 全成分: 水、アゼライン酸、BG、トリエチルヘキサノイン、ミネラルオイル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジグリセリン、ベンチレングリコール、ステアリン酸グリセリル、ホホバ種子油、PEG-60水添ヒマシ油、ナイロン-12、セタノール、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コ ポリマー、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、EDTA-2Na
3、以下はM3.comより引用です
〈妊婦の難治性にきびの治療方法について【AAD】〉
2014年4月4日
米国皮膚科学会(AAD)は3月21日、妊娠中の痤瘡治療に関する専門家の見解を紹介した。
妊娠中のアンドロゲンの増加により、一部の妊婦は難治性痤瘡を発症することがある。マイアミ大学のElizabeth Keri氏は、妊婦に対する一般的な痤瘡治療として、催奇形性の恐れのない局所治療薬を推奨する。痤瘡治療に使われる局所抗生薬のうち、アゼライン酸は肝斑や色素沈着にも効果がある。局所治療に反応しない痤瘡には、アジスロマイシン、セファレキシン、エリスロマイシンが安全で効果的。また、光治療は痤瘡に対するファーストライン治療ではないが、局所治療や処方箋を必要としない薬剤で効果がない時に用いる。
Keri氏によると、痤瘡治療中に妊娠して服薬を中止すると痤瘡が悪化する可能性があるため、妊娠前に痤瘡管理ができているのが望ましい。適正体重を保つことも大切。妊娠中は刺激の少ない洗顔料を使ってぬるま湯で洗顔し、広域スペクトルの日焼け止め(SPF30以上)を使用する。また、授乳期間の服薬は妊娠中に準じ、妊娠中に安全とされている薬剤は一般に授乳中も服用できる。
「産前産後の鬱を発症しやすい時期に、妊婦が気分良くいることは大切。(容貌を損なう)痤瘡の治療をないがしろにしてはいけない」とKeri氏は述べている。
【関連リンク】 Acne can put a damper on hopes of glowing skin during pregnancy
以上を要約すると、下記の3点になります。
①催奇形性のない局所治療薬として、アゼライン酸が有効
②局所治療薬に反応しない症例では、抗生剤の「ジスロマック」「ケフレックス」「エリスロシン」が有用 *日本ではいずれも尋常性ざ瘡での保険適応を有していません。ジスロマックは表在性皮膚感染症の保険適応もありません。
③上記で効果が得られない時の選択枝として、光治療(当院ではエコツー、ジェントルレーズ)
4、最後に
最後に、アゼライン酸以外での妊娠・授乳時ならびにディフェリンが刺激で使えない際に当院にて提供可能なニキビ治療についてまとめておきます。
1)ケミカルピーリング
①ホームケア:スキンピール・バー(ピーリング石鹸)、ピーリングローション・液(3~8%)
②ケミカルピーリング:来院頂いて2~4週間の間隔で繰り返します。
2)光治療:事前にカウンセリングが必要です。
①ピクセル2940:赤ニキビや膿を持った痛みを伴うような活動性の高いニキビに。施術後の赤みや痂皮が出現します。表面麻酔の外用後に行ないますので、妊娠・授乳時には避けましょう。
②ジェントルレーズによるレーザーフェイシャル:痂皮は作りません。麻酔も不要です。
(以上)
*院内製剤においては、すべて冷蔵庫保管をお願いしております。
*価格はすべて税抜きです。
| 水溶性リン酸アスコルビン酸ナトリウムを8%配合。メラニンを還元するためくすみやシミなどを改善する効果が期待できます。また皮脂の酸化や過剰分泌を抑制します。塗布後、お手持ちの美容液や乳液、クリームなどでお肌を整えてください。 ビタミンCは多くの化粧品に配合されておりますが、当ローションは極力余分な成分は配していないシンプル処方の製品です。ヒアルロン酸、アミノ酸、セラミド配合。 |
| トロッとした感触のヒアルロン酸は体内にも存在するムコ多糖類の一種で、1gに対して約6000倍の6リットルもの水分を保持します。ヒアルロン酸は多くの化粧品に配合されておりますが、当ローションは極力余分な成分は配していないシンプル処方の製品となっております。お手持ちの化粧水に混ぜてお使いください。レーザー照射後のお肌の保護にも適しております。 |
| グリコール酸(3%・5%)と水溶性リン酸アスコルビン酸ナトリウムを配合しております。古い角質を取り除き、お肌のターンオーバーを整えます。 当製品はビタミンC配合のため、時間とともに褐色状に変色しますので、2~3週間以内に使い切ってください。 ※4月よりグリコール酸のみ配合のゲル状ローションの 販売に移行します。 |
| ◆ハイドロキノンクリーム(4%) 10g ¥1500 |
| ハイドロキノンはシミの原因となるメラニン色素を生成する酵素チロシナーゼの活動を阻害する効果をもっています。継続してご使用いただくと老人性色素斑や肝斑、くすみ、色素沈着などの改善が期待できます。効果には個人差があります。 なお、レチノイン酸(=角質の剥離を促しお肌の代謝を早める作用)と併用していただくとより効果的です。 |
| ◆レチノイン酸+ハイドロキノンクリーム 5g ¥3,000 |
| レチノイン酸はビタミンAの誘導体で、シミや小ジワなど紫外線による皮膚の老化に効果的です。ターンオーバーを早めることにより表皮内のメラニン色素を外に早く排出させる作用があります。継続使用により、皮膚の一番外側の角質層が薄く保たれニキビができにくくなると共に、ハイドロキノンなどの外用剤の皮膚内への浸透性が高まります。 当院ではレチノイン酸にハイドロキノンを予め配合した商品として処方しております(自費)。濃度は0.025~0.1%まで。レチノイン酸が使えない方にはレチノール化粧品があります。 |
| 多汗症の方に処方しています。塩化アルミニウムには、金属塩が汗孔を閉塞したり、汗腺組織の萎縮を生じさせることで発汗を抑える作用があります。外用が主流ですが、刺激症状、衣服への着色などが生じることあります。部位や症状に合わせて水基剤とエタノール基剤や濃度の変更をします(濃度は各20~40%)。腋窩(ワキ)では1日1回、就寝前によく患部が乾いた状態で薬剤を手にとって、あるいはコットンに染み込ませて、すり込むように、あるいは叩き込むようにして外用します。 |