肌荒れであれ、病気であれ、身体の状態が良くないとき、私たちはついつい、サプリメントや野菜などを「飲んだり」「食べたり」して治そうとしがちです。
しかし、本来は身体の中に入ってしまった毒素を「出す」のがいちばん効果的です。
管理人も、いろいろ試しているなかでやっぱり美肌や自然治癒力UPの効果が高い気がする...と感じるのが、今さらながらの半身浴。
あまりにも、ド定番のデトックス法ですが、本気(?)で半身浴してみると、意外とコツがあるようです。
半身浴の目的
半身浴の目的はもちろん、半身浴の目的は、「汗をかくこと」汗をかいて、「毒素や老廃物を出すこと」が目的です。
肌荒れや一般的な病気の原因は、身体にたまって排出できない老廃物や金属、酸毒が原因と考えられますから、その老廃物等を身体から出せば、必然的に美肌になるし、病気は治るということになります。
ただ、汗は本来、排泄器官ではなく体温調節器官なので、少し汗をかくくらいでは、大きな効果は望めません。
ではどうすればいいのでしょう?
まず、そもそもこのサイトで表現している「毒」ですが、実は2種類あります。体内毒と体外毒です。
体内毒とは?
体内毒は、代謝によって生産された乳酸や尿酸、尿素、アンモニアなどの老廃物です。これらは主に腎臓を通じて排泄されます。
本来、汗腺は排泄器官ではないので、後述するように体内毒は数%程度しか
排泄されません。(ただ、この数%すら全力で排泄していく、という意識は必要です。)
体外毒とは?
一方、体外毒は食事とともに取り込まれる砒素、カドミウム、鉛、水銀、アルミニウムなどの有害金属や放射能などのことをいいます。
金属類は、水ではなく脂肪に溶けやすいので、主に皮脂を出す皮脂腺を通じて排泄されます。この皮脂腺から汗を出すのが、意外に難しいのです。汗は本来、汗腺から出るものだからです。
汗の仕組み
では、汗の仕組みについて解説します。
汗は、汗腺から出ます。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があります。また、汗腺だけでなく、皮脂腺からも汗が出ます(ここが重要)。エクリン腺・アポクリン腺・皮脂腺は、それぞれ役割が違います。
エクリン腺
エクリン腺は、全身にある汗腺です。皮膚の浅い部分に存在します。そこから出る汗は99%が水分で、残り1%が塩分・尿素・アンモニアなどが含まれています。99%が水ですから、ほとんどにおいはありません。
エクリン腺から出る汗の役割は、体温調節であり、デトックスが役割ではありません。しかし、たとえ1%でも、体内毒を出していくという意識は必要で、できるだけ沢山の汗をかくのが良いです。
アポクリン腺
アポクリン腺は、身体の一部、脇の下、外中(外耳道)、陰部、肛門、乳輪、瞼、鼻など皮膚の深い部分に存在し、毛穴と連結しています。
タンパク質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分などが含まれており、臭の元となります。
アポクリン腺は身体の一部にしかなく、本来、性交に導き種を残すためのフェロモンを発するための器官なので、デトックスが目的の器官ではありません。
ただ、体臭を洗い流すためにも、数%でも汗を流したほうがよいです。
皮脂腺
皮脂腺は、皮脂を分泌させることで皮膚を弱酸性に保つ、保湿する役割があります。唇、手の平、足の裏を除く全身にあり、特に額、鼻などに多くあります。
皮脂腺からも汗がでます。この皮脂腺から出る汗が重要で、前述のように
銀、カドミウム、アルミニウム、鉛、砒素などの有害な金属を排出します。
これらの金属は、水にとけず、皮脂・脂肪と結びついて蓄積されるので、皮脂を汗で流すことで皮脂に結びついた金属を排出することができるのです。
ただし、皮脂腺から汗を流すのはなかなか大変なのです。よく挙げられる例が、マラソン30kmを走る必要がある、ハードな運動、遠赤外線のサウナ、岩盤浴...。
しかし個人的には、長めの半身浴で十分皮脂を出せていると感じます。
肌がスベスベになるから、よくわかる(笑)。短時間の入浴とは肌質が違うからです。
皮脂を出すためには、身体の奥深く、内臓から温まっている必要があると感じます。
内臓を温めよう!
半身浴のコツのひとつが、内臓まできちんと温めること。身体の奥を暖めることで、皮脂が出やすくまりますし、内臓を温めれば、腎臓の働きもよくなり、体内毒も出すことができて一石二鳥なのです。
汗をかいて出すだけでなく、内臓を働かせることでも出す、という意識が必要です。では、どうやって汗を出せばいいのでしょう?
半身浴のやり方、方法、仕方
38℃程度のお湯に腰まで20~30分ゆっくりつかる、というのが、一般的によく勧められる半身浴の方法です。
しかし、よく言われるこのやり方で汗をたっぷりかける人ってどのくらいいるのかなー?っていつも思います。
私はこの方法では汗はまったくでないです。しかも我が家のお風呂は追い焚き機能がないので、湯温が冷める一方。
それに1年以上かけて体温を36度台後半まで上げてきているので、私の場合は、38℃のお湯じゃ温度が低すぎます。お湯の温度は人それぞれなんじゃないかな?と思っています。
管理人の入浴法
以下、私の入浴法を紹介します。
ただし、自分の体温や体調に合わせて、自分の入浴法を見つけることが最善ですので、参考程度にしておいてくださいね。
①常温の水を飲んでおく
脱水症状を防ぐ為に、常温の水やぬるま湯を飲んでおきます。
②ちょっと熱めのお湯(42℃~もっと熱いときもあります)を湯船に10cm程度張り、足湯からスタート。大抵、上半身はTシャツを着ています。寒い日は、スカートやパンツスタイルのときもあります。
ぽかぽかしてきたら、また熱めのお湯を足して、太ももまでつかります。(パンツやスカートは脱ぎますが、Tシャツは着たままです。)
身体が温まると同時進行でお湯が冷めていきますので、さらにお湯を足していく。。。というのを繰り返します。
③途中、熱くなったらのぼせないように一旦風呂から出て、本を読んだり音楽を聴いたりします(この間にも身体はゆっくり温まっていきます)
ストレッチをする場合もあります。
水を飲んだりもします。
そして、再度お風呂に入りなおします。湯温が下がっていれば、熱めのお湯を足します。
1時間~1.5時間くらいはお風呂に入ったり出たりしています。
我が家は追い焚き機能のないガスでお湯を沸かすタイプのお風呂なので、湯温を保つためにこのような方法で入っています。追い焚き機能があるお風呂をおもちなら、こんな手間は必要ないと思います(笑)
汗腺を鍛えよう
今まで汗をかく生活をしておらず、汗腺が鍛えられていない場合、半身浴をしてもなかなか汗は出ません。
私も野菜中心の食生活に変えてから、かなり汗をかきやすくなりましたが、それでもまだまだ汗は出にくいです。
汗を出しやすくするために、できるだけ毎日汗を出す生活を心がけています。
半身浴で使えるグッズ
私は半身浴中は音楽を聴いていることが多いので、
を利用しています。スマートホンやタブレット内の音楽が、そのままお風呂で聴けます。
お風呂の中で、何か浮かんだら(仕事のアイデアとか、イラストとか)
に書き込んだりしています。お風呂のなかでメモできる素晴しい商品。
まとめ
今まで「出す」ことにあまり注目しておらず、インドア派なので、スポーツもしないし、そもそも汗を出すのが苦手だったので、半身浴もしないし・・・。
これが様々な体調不良の原因のひとつなんだろうなぁと実感しています。
体調不良で悩んでいる方、今まで汗をかく生活をしていましたか?「毒を出す」ことに着目していましたでしょうか?
砂浴に行って来た!個人で行く砂療法の効果と注意点とは?
で実感したように、デトックスが自然治癒力を高めるポイントなのです。
もちろんスポーツや岩盤浴、サウナなんかでもOKです。
ただ、自宅ですぐに、しかも毎日できることを考えると、半身浴が最適です。スポーツ、岩盤浴、サウナに加えて、半身浴を組み合わせれば最強なのでしょう。
ぜひ自分ができることから、「毒を出す」ことを始めてみていただければと思います。