ニキビ跡は自然に改善されるものとされないものがあります。炎症がおさまってもニキビ跡が残ると憂鬱ですよね。
でも諦めないでください!皮膚科の治療にはレーザーや光を使った治療方法があるんです。
セルフケアでなかなかニキビ跡が治らない人は、皮膚科やクリニックでの治療を行うのも一つの手です。
今回はそんなレーザー治療と光治療の種類や効果、デメリットについてみていきましょう。
レーザー・光治療とは?
ニキビの炎症が治まってもダメージが残ってしまった状態がニキビ跡です。
この状態になると、市販の薬や化粧品だけでなく、皮膚科などで処方される保険適用内の処方薬やステロイド剤で効果を得るのは難しくなります。
しかしそんなニキビ跡治療に効果的と言われているのがレーザー・光治療です。
これは、特定の色にだけ反応するレーザーや光を表皮の上から照射して治療するという方法です。
レーザー・光治療はすべてのニキビ跡に適応
レーザーや光の届く深さや反応する範囲を変えられるため、赤みやクレーターなど、すべてのニキビ跡に対応できます。
色素沈着したニキビ跡の場合、真皮まで沈着してしまった色素をレーザーで破壊します。
そうすると肌のターンオーバーとともに破壊した残骸が浮き上がってきて、最後は表皮と共に剥がれ落ちます。
またクレーターになっている部分には、その周辺の真皮層を刺激することでコラーゲン繊維が再生し、平らになっていきます。
保険は適用されないため、自費治療となる
どんなニキビ跡にも対応できるということでメリットの大きいレーザー・光治療ですが、残念ながら保険は適用されません。
従って自費診療となり、1回につき数千円から25万円程度と受診する機関によって費用が異なります。
また、使用するレーザーや使用範囲、他の治療方法との併用によっても異なってきます。
レーザー・光治療の種類は?
レーザー・光治療は大きく分けて3種類の方法に分けられます。
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は肌の表面を削る蒸散タイプのレーザー治療です。肌に照射すると水分に反応し、皮膚組織を蒸散させます。
クレーターの角を削るようにしてなめらかにして目立たなくするなどスポット的なニキビ跡の治療や、広範囲に皮膚再生を促したい場合に適した方法です。硬い皮膚もしっかり取り除くことができます。
このような高い治療効果は、他のレーザーに比べて波長が長く、熱エネルギーも一番強いことにあります。
だからこそ、ニキビ跡が真皮まで到達している場合や、重度のクレーター、凸凹、しこり、ケロイドなどあらゆるニキビ跡を治療できます。
費用
炭酸ガスレーザーの一回あたりの費用は、一般的に10000円から30000円程度です。
注意点
ただし、治療後は皮膚が再生するまでのダウンタイムが比較的長いことがデメリットとして挙げられます。
一般的に3~7日は処方された薬を塗ってメイクを控えなければなりません。
また、痛みを伴う治療のため、表面麻酔が必要です。
施術後、数カ月間は赤みが起こったりすることもあるので、色素沈着を起こさないためにも信頼のおける医師にかかることが大切です。
フラクセルレーザー
レーザーによって皮膚に点状の細かな穴を無数に開け、皮膚細胞の入れ替えを行うレーザー治療です。
熱エネルギーが皮膚の細胞を凝固することで、皮膚が再生します。1回照射すると、約10%の細胞が入れ替わります。
そしてコラーゲンの生成を促進するので、クレーターでへこんだ部分も徐々に回復します。
ミクロ単位のレーザーで点状に照射することで、治療後のダウンタイムが短くできるのがメリットです。そのためレーザー治療の中では一番人気の治療法です。
毛穴の開き、色素沈着、クレーターなどの肌の凸凹を改善する効果があります。しかも表皮のバリア機能を守ることもできます。
費用
フラクセルレーザーの1回あたりの費用は、一般的に30000円から50000円です。
注意点
凸凹が大きいニキビ跡への効果を得るためには、10回前後行う必要がある場合もあります。
ただし、肌のバリア機能が守られるからといって、照射後の紫外線対策や保湿はもちろんしっかりと行う必要もあります。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルは光治療とも言われ、IPL(インテンスパルスライト)という光を皮膚に照射してニキビ跡を治療する方法です。
幅広い波長帯の光を使用するため、赤み改善だけでなく皮膚の代謝改善や、コラーゲン増加といった効果も生まれます。
フォトフェイシャルの治療範囲は、顔全体などの広範囲の場合に適しています。光を照射すると温熱効果もあるので血行が促進されます。
皮脂の分泌が抑えられるので、繰り返すニキビにも効果的、テカりも解消され、ニキビ菌自体の殺菌もされます。
ダウンタイムがほとんどなく、痛みも少ないのもメリットです。麻酔の必要もありません。
費用
フォトフェイシャルの一回あたりの費用は、10000円から50000円です。
注意点
治療回数はレーザー治療に比べて多くなります。一般的には5~10回の治療が必要です。
治療と治療の間は2~4週間ほど取る必要があり、長期間通うことになります。
レーザー・光治療のデメリット
メリットの多いレーザー・光治療ですが、デメリットについても考えておく必要があります。
治療の痛み
デメリットの一つは治療時の傷みです。痛みの度合いは「輪ゴムを弾いたような痛み」と表現されることが多いです。
ただしこれは使用する機器によって異なるのと、麻酔で回避することもできます。
また、医療機関によっては施術前に顔の冷却を行い、痛みを感じにくくする処置が行われる場合もあります。
炎症性色素沈着
もう一つは炎症性の色素沈着が起こることです。レーザーは熱を持っていますので、照射して色素を破壊すると、その周囲が軽いヤケドのような状態になります。
そこから炎症性色素沈着が起こることがあります。特に色黒の人や日焼けしている人はメラニンの働きが活発なので起こしやすいです。
ただ、この色素沈着も数カ月たつと自然に消えていきます。
もう少し早く改善したい場合はピーリングを行うことでターンオーバーを促進することができます。
また、もし色素沈着を起こさなくても施術後はUVケアをしっかり行うことが重要です。
高額な治療費
レーザー・光治療を行う上で、費用もデメリットの一つと捉えることができます。
保険適用外の自費診療の場合、金額の設定はそれぞれの専門機関によって自由に決められます。
しかもレーザー治療は他のニキビ治療に比べて医療機器のコストも高いため、値段も高めに設定されていることがほとんどです。
数回の治療になると数十万必要になる場合もあります。そのため、事前にどの程度費用がかかるか確認してから施術を受けるようにしましょう。
その際アフターケアやダウンタイムに必要となる日数も含めて考慮する必要があります。
レーザー治療が受けられない人
高い効果が期待できるレーザー治療ですが、残念ながら次の項目に一つでも当てはまる場合は治療を受けることができません。
- 妊娠中あるいはその可能性がある人
- 光過敏症の人
また、以下の項目に当てはまる場合も注意が必要です。施術を受ける前に、事前に専門医に相談しましょう。
- 他のレーザー・光治療を受けてから2週間以内の人
- レチノイン治療を受けてから1か月以内の人
- 肌が極端に敏感な人
- 肝斑のある人
- 老人性色素斑(加齢と日光が原因で起こるシミ)以外のシミがある人
- 過去にヘルペス(顔に赤い発疹や水ぶくれなどが起こる症状)を発症したことがある人
- 他の病気を治療中の人
まとめ
ニキビ跡は自分で治療するのは困難ですが、専門のクリニックでレーザー・光治療を受ければ改善することができます。
その治療方法はそれぞれにメリット、デメリットがありますが、どれも効果を期待できるものです。
ニキビ跡ができたからといって諦めず、ぜひレーザー・光治療も視野に取り入れてニキビ跡のない肌を目指しましょう。
この記事を書いたユーザー
- rina
- 猫大好き★食べるの大好き★ROCK女子!!美容について日々勉強中~( ..)φnanairoでは美容と妊娠・育児について執筆しています。 rinaの記事一覧