消費カロリーの多い運動として有名な水泳ですが、どの泳ぎ方がどのくらいの消費カロリーがあるのか、どの泳ぎ方が一番消費カロリーが多いのか、皆さんは気になったことありませんか。
例えばクロールでは、平泳ぎでは、背泳ぎでは、それぞれどのくらい痩せることができるのでしょうか。
ちょっと疑問ですよね。
これが分かれば水泳ダイエットをもっと捗らせることが出来るはずです。
そこで今回は、そんな水泳の泳ぎ方別の消費カロリー量に注目。
各種泳ぎ方1時間当たりの消費カロリー量を、体重別にランキング形式でご紹介していきます。
※なお消費カロリー計算はMETsをもとに行っています。
第1位.バタフライの消費カロリー
4大泳法の中でも最も難易度が高いといわれるのが「バタフライ」ですよね。
ダイナミックに体を動かし、激しい水しぶきを起こしながら泳ぐ様はなかなか派手でカッコよく見えるものの、敷居が高いというイメージも捨てきれません。
学校の授業などでもあまり教わる機会もなく、クロールや平泳ぎ、背泳ぎと比べるとマイナーと言わざる負えないでしょう。
公共施設やジムなどのプールだと、激しい水しぶきが周りの注目を集めすぎちゃったり、場合によっては迷惑になるかもしれないのがちょっとネックな部分でもありますしね。
ただしバタフライは、実は私たちが考えるほど難しい泳ぎ方ではないという意見もあります。
バタフライは4大泳法の中でも特にその動き自体は左右対称でシンプルなうえ、息継ぎも簡単。
スピードを追求しなければ、クロールなどよりも簡単で水泳を楽しみやすい泳ぎ方なんだとか。
その動きの激しさ運動量の多さはあらゆる運動の中でもトップクラス、大量のカロリー消費が期待できるのも事実ですから、やり方次第ではダイエットには十分活躍してくれる泳ぎ方なのかもしれません。
その消費カロリーは、ほかの泳法と比べて最も多く飛び抜けてるわけですからね。
ただしバタフライはクロールや平泳ぎと比べると圧倒的に体力を消耗するため、長い時間泳ぐことは非常に困難。
計算上での消費カロリーは水泳では断トツなものの、1時間泳ぎ続けられるという人はかなり限られると言わざる負え無いのもまた事実です。
そういう意味ではダイエットメインで運動するというよりは、やはり気分転換に泳いだり純粋に水泳を楽しむために泳ぐのが向いているのかもしれませんね。
| バタフライの体重別消費カロリー | |
|---|---|
| 40kg | 579kcal |
| 50kg | 724kcal |
| 60kg | 869kcal |
| 70kg | 1014kcal |
| 80kg | 1159kcal |
第2位.平泳ぎの消費カロリー
クロールと並んで、最も基本的な泳ぎ方とされているのが「平泳ぎ」です。
4大泳法の中でも最も簡単で泳ぎやすいことから、ある意味最も一般的な泳ぎ方と呼べるかもしれません。
平泳ぎはできるけど、クロールは泳げないなんて話を耳にすることありますからね。(その逆はめったに無いでしょう)
運動な苦手という方でも泳ぎやすいというのは、ダイエットの面では大きなメリットになりそうです。
肝心の消費カロリーは、驚くほど優秀と言えます。
以下の表のとおり、体重別で見ても平泳ぎの消費カロリーは水泳トップクラス、バタフライに次ぐ消費カロリー量なのです。
| 平泳ぎの体重別消費カロリー | |
|---|---|
| 40kg | 432kcal |
| 50kg | 540kcal |
| 60kg | 648kcal |
| 70kg | 757kcal |
| 80kg | 865kcal |
これは平泳ぎが水の抵抗を受けやすく、力のロスが大きいことが理由になりますね。
エネルギー効率が悪い分、カロリー消費も多くなるというわけです。
加えて前述の理由(長い時間泳げない)からバタフライがダイエットに適さないことを考慮すれば、平泳ぎこそが最もダイエット効果のある泳ぎ方ともいえるでしょう。
バタフライを1時間休憩なしで泳ぐのはかなりの高難度ですが、平泳ぎならば努力次第でわりとどうにかなりますからね。
計算上では消費カロリー量の多いバタフライも、現実では休み休みになる人も多いため、人によっては運動を継続しやすい平泳ぎの方がよりダイエット効果を得やすいと考えられるのです。
平泳ぎのメリットは、何よりも泳ぎやすく、息継ぎもしやすいため、より長い時間運動することに適している最も有酸素運動的な泳ぎ方であるということ。
計算上でこそ費カロリー量はバタフライに劣るものの、実際にそれを行うことを考えれば、平泳ぎが持つ長所はバタフライとの計算上の差を容易に埋めてくれるのですよ。
第3位.クロールの消費カロリー
平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライ、そしてクロールからなる4大泳法の中でも、最も速く泳げる泳法とされているのが「クロール」です。
オリンピックなどをはじめとした水泳の大会では、「自由形(フリー)」と呼ばれる部門で主に泳がれていますね。
平泳ぎと並んで最も基礎的な泳法となるため、小学校の体育などを通して経験のある方がほとんどと言えるでしょう。
ただし、息継ぎの問題やフォームの崩れやすさを考えると少し難しい、苦手という方も多い泳法でもありますね。
またその消費カロリーは、そのスピードの速さ運動量の多さからくるイメージを考えると、少し期待外れ?ともいえるかも知れません。
以下の表のとおり、クロールの消費カロリーはバタフライ、平泳ぎに次ぐ数値。
| クロールの体重別消費カロリー | |
|---|---|
| 40kg | 420kcal |
| 50kg | 525kcal |
| 60kg | 630kcal |
| 70kg | 735kcal |
| 80kg | 840kcal |
もちろん消費カロリー自体はかなり多いんですが、上記の2つの運動に比べるとクロールは無駄の少ない効率的な泳法になるため、消費カロリーの面では若干劣る結果になるようです。
しかしこれとは別に嬉しい効果を上げるならば、クロールは肩こりの解消や体幹トレーニングに効果的ということを忘れることはできません。
肩回りを適度な負荷を与えつつしっかり動かせるクロールは、肩回りの固くなった筋肉をほぐし血行を改善することで肩こり対策に効果を発揮。
腕を回す・息継ぎのために体をひねる動作が、体の中心である体幹を鍛えることにつながってくれるのです。
消費カロリーの多さに加えてエクササイズ効果も満点、水泳ダイエットを手早く達成したいのなら、クロールの泳ぎ方もマスターするのも非常に有効な選択肢と言えるでしょう。
第4位.背泳ぎの消費カロリー
4大泳法の中でも最も多くの人にとって、泳げない・難しい泳ぎ方という経験を与えているのが「背泳ぎ」です。
泳いでいる姿こそ優雅で簡単そうに見えますが、それを実現するのは多くの人が経験した通り決して簡単とは言え無いもの。
いざやってみたら沈んでしまったという方は、少なくはないはずですよね。
学校の授業でも取り入れられている分、触れる機会のないバタフライよりも難しいと言えるかも知れません。
とはいえ一度マスターしてしまえば、背泳ぎは本当に魅力的な泳ぎ方の一つになってくれます。
息継ぎの必要もありませんし、のんびり泳ぎやすく、泳ぎ続け易さは平泳ぎ以上。
背筋や肩回りの筋肉を鍛えられるため、肩こりの解消や姿勢(猫背)の改善などにも効果を発揮しますしね。
適当にプカプカと浮いてるだけで、リラックス効果だって得られます。
ただこうしたメリットからわかる通り、ダイエット効果に関しては背泳ぎはほかの泳ぎ方と比べると1枚落ちる存在となります。
消費カロリー量は、4大泳法の中では最も少ない数値。
がっつり痩せたいという方よりも、体系維持をメインにしたい、のんびり痩せたい方向けの泳ぎ方と言えるでしょう。
| 背泳ぎの体重別消費カロリー | |
|---|---|
| 40kg | 399kcal |
| 50kg | 498kcal |
| 60kg | 598kcal |
| 70kg | 698kcal |
| 80kg | 798kcal |
番外.水中ウォーキング
水泳と呼べるのかはともかくとして、ダイエットの話をするのであるならば、水中ウォーキングを無視することはできません。
水泳(4大泳法等)には及ばないものの、水中ウォーキングの消費カロリーは有酸素運動の中でも決して低い数値ではありませんからね。
泳げない人でも運動が苦手な人でも誰もが簡単に行える運動ですし、気になる腰への負担も膝への負担もなし。
ダイエットの基本となるウォーキングよりも効果的で、さらにウォーキングが抱えているデメリットも存在しないことから、水中ウォーキングは今最も注目を浴びているダイエット運動の一つとされているんです。
ダイエットをしたいけど運動が苦手という人、体重が重すぎて怪我が不安な人など、これからダイエットを始める人には非常におすすめと言えるんですよ。
| 水中ウォーキングの体重別消費カロリー | |
|---|---|
| 40kg | 286kcal |
| 50kg | 357kcal |
| 60kg | 428kcal |
| 70kg | 500kcal |
| 80kg | 571kcal |