訪問していただいて、ありがとうございます!
管理人のaifangです。

このブログは、2003年から2013年の
末期直腸ガンを克服した母の闘病記録を通して
おこがましいかもしれませんが、
一人でもガンを患う患者さんの力になりたい
そして希望の光を灯したいと思い
立ち上げることとなりました。

度重なる転移、
そしてその度に行った9回にも及ぶガン切除術
長期間の抗がん剤投与による苦しみ
そして余命宣告による
精神的な苦痛や家族の思いなど
ありのままに、書いていきたいと思っています。

そして、何より大切にしたいことは、
母がガンを克服したことの自慢をするのではなく
母がガンを克服した過程を克明に記録することで
少しでも今ガンを患われている患者さんへの
回復のためのヒントになればよいなと
切に思っています。

どうぞよろしくお願いします!

******************************

ブログランキングに登録しています。

クリックしていただけると励みになります!

   


 

がん・腫瘍 ブログランキングへ


9年間の母の闘病の終盤に母を苦しめたのが、抗がん剤治療です。


抗がん剤は、人体にとって有毒な物質を含んでいます。

もちろん、できるだけ人体に影響を与えない範囲でガンを最大限に

撃退する
、というコンセプト、目的のもとに作られていますが、

例えば、点滴中に血管外に漏れ出てしまうと、漏れ出た周囲の組織を

壊死
させてしまったりすることもある、大変強い薬です。

そこで、抗がん剤治療をする際によく使用されているのが、CVポートです。

これは、子供のよく使っているMONO消しゴムサイズのデバイスで、これを

膚下に埋め込み、そこに毎回針を突き刺すというものです。

大きな静脈に確実に入るように設定されていますので、組織に抗がん剤が

漏れ出すという心配がほとんどありません。



ただ、これが非常に母を苦しめました…。



以下は、母から昨日送られてきた抗がん剤治療時の生の母の思いです。

母が、自らの記録を提供してくれましたので、そのまま掲載します。

これを読んでいくと、非常にその当時の先の見えない不安がひしひしと

感じられます。また、おそらくその時は、肺への複数転移があり、

抗がん剤を無期限で、それでもおそらくそれほど長くは持たないだろうと

ドクターから宣告されていました。

それでも、抗がん剤にすがるしかない状態だったのです。

私も、近くで母の抗がん剤治療を3か月ほど見ていたのですが、本当に

家族としてつらく、どうしてもあげられないというもどかしさがありました。

苦しみのあまり、夜間救急外来に駆け込んだことも何度かあり、

そんなに苦しいのなら、もう止めてしまっても…

という思いもありましたが、

母は決してガンへの闘いをやめませんでした。


以下は、その時のブログになります。


-------------------------------------------------------------


初めての抗がん剤の点滴


この点滴を受けるために、右鎖骨の下に10円玉くらいの
ポートと呼ばれる台座を埋め込まれた。
針をその台座に刺せば抗がん剤が静脈へと流れ、
全身にめぐるという仕組みだ。

そこに針を刺される時の痛かったこと!

毎回
Drに痛くないように入れてください、とよく言ったものだ。

6か月間と聞いていたので我慢できた。



                             2010914日初めて抗がん剤(Folfox)の点滴を受けるため入院した。

                        抗がん剤の前に、吐き気止めや、抗がん剤の効果を高める薬剤を2時間半

                                  点滴した。その後カプセル点滴(46時間)が始まった。



カプセル(直径6.5 高さ17㎝)を首から提げて、
自由に歩きまわれるので、なかなかの優れもの。
とても元気に歩き回ることが出来た。

                                 
                                 神経を集中して、抗癌剤が体内へ入っていく様子を

                   体感していると、口腔内と頭に何かを感じた (気のせいかもしれないけど)

                            抗がん剤終了した次の日から3日間ほど気分が悪かった。



                                          抗癌剤の威力って凄い (元気な体に対するダメージが)~~
                                     これから回を重ねるたびに抗癌剤が蓄積して、
                                          もっと体にダメージが来るとのこと。
                              癌をやっつける為には、そこそこ我慢をしなければ。



針を抜くことを習得したのでこれからは通院治療となる。
針を抜くのはとても硬くて大変だった

2回目からは

うがいをして手洗いをしようとした時、
1
回目の時はなんでもなかったのに、
今回は水道水で手を洗っていると、
ビリーッときたのでびっくりした。
パソコンを触っているとマウスに置いている指が
小刻みに震えていた。
また、瞼もやたらピクピクとするようになった。
なんだか筋肉が影響を受けているような気がする。
体温は37.2度だった(体の中で抗癌剤と戦っているんだろうな~)

1回の抗がん剤の費用は3割負担で54000円だった。



針を抜くのが大変

さあ!針を抜こう!と
ビニール袋、アルコール綿、バンソウコウ、
生理食塩液、を用意して鏡に向かった。
深呼吸をした。

注射器に入れられた生理食塩液の空気を抜くのに、
力を入れすぎて、液がピュッと飛び出した。
抗がん剤を切り離したところから、
生理食塩液を注入した。
上手く入った。

次に針の抜去だ。
鎖骨の下に埋め込まれているポートに
針は硬くしっかりと入っていた。

鏡に映っているのを見ながらの作業は
どうもやり難かった。
実物を見ようとするが、見難くて困った。
やっと抜けた。針を刺す時も、抜く時も痛いのが嫌だな~~
抜いたところにバンソウコウを貼って、抜去作業は終わった



抗がん剤は回を重ねるにつれて、
しんどさが増してくるように思う。
4
回目が終わったばかりなので、
抗がん剤は体の中でしっかりと働いている。

それと、吐き気止めがしっかりと働いていることを感じる。
こんなに、しんどいのに、ふっと気分が悪くなるのに
食べ物をおいしく食べられると言うことは
本当に感謝だな~~



しかし抗がん剤の日が近づくと気分が悪くなってくる。不思議。
手のしびれ、少しのふくらはぎの筋肉痛
倦怠感、瞼の痙攣、声(歌うと)が出難い と言った副作用が出てきた。

脱毛は最近、少し目立つようになってきた。
洗髪後、タオルで拭くと かなりの脱毛が見られるようになってきた



---------------------------------------------------------------------------


母は、淡々と書いていますが、


思うところはたくさんあったのだろうなと思います。


その中で、母がいつも「感謝」していることができたのは、


母の信仰ととても深い関係があるのだと思います。


母は、常に笑顔を忘れず、私たちにも気を遣わせないよう


気丈に振舞っていたのだろうなと、思います。


でも、だからこそ、今の生活がなおさら感謝にあふれる日々


なっているのだろうなぁと納得してしまいます。


 

******************************

ブログランキングに登録しています。

クリックしていただけると励みになります!

   



コメント一覧

コメントフォーム
評価する
  • リセット
  • リセット

トラックバック