試合速報

 第41回スーパーボウルは、日本時間5日午前8時30分キックオフ。

【asahi.com現地班より】

 マイアミのドルフィン・スタジアムの上空は雨雲が広がり、断続的に小雨が降り続く。

 試合開始1時間半前から、両チームの選手がフィールドに登場。ウォーミングアップを開始した。ベアーズはすぐに円陣を組み、手を合わせて声を掛け合った。ダッシュを繰り返す。一方のコルツはゆっくりとストレッチを繰り返した。

 試合開始まで残り1時間となったところで、プレゲームショーが始まった。客席もほぼ埋まり、いよいよキックオフを待つばかりに。

【第1Q】

◇残り14分 コルツ・ビナティエリのキックオフで試合開始。ベアーズのリターナー・へスターが快走し、92ヤードのキックオフリターンタッチダウンでベアーズ先制 ベアーズ7―0コルツ

◇残り6分 コルツ自陣47ヤードからの攻撃、QBマニングがプレッシャーを受けながらも、相手陣20ヤード付近で待つWRウェインにロングパス。ウェインはそのままインゴールへ駆け抜けタッチダウン。トライ後のキックは失敗 コルツ6―7ベアーズ

◇残り4分 ベアーズ、相手ゴール前5ヤードの攻撃。QBグロスマンからムハンマドへのタッチダウンパス。ゴールも決まり、ベアーズ14―6コルツ

【第2Q】

◇残り11分 コルツ敵陣近くでランプレー、ショートパスを繰り返すもほとんどゲインできず。結局、4Dでビナティエリがフィールドゴール コルツ9―14ベアーズ

◇残り6分 コルツ、敵陣エンドゾーンまで1ヤード地点でQBマニングからすばやくパスを受けたRBローズが突っ込みタッチダウン。ゴールも決まり、コルツ16―14ベアーズ

◇残り5分 ベアーズ3D3、RBがダイブするが攻撃更新できず。パントでターンオーバー

◇残り4分 コルツ、左右にすばやく展開するRBアダイへのショートパスが立て続けに成功。攻撃が続く

◇残り2分 両チームともファンブルで激しく攻撃権が移る。コルツ1D10、ローズが中央突破し中距離をゲイン。敵陣30ヤード付近まで近づく

◇残り39秒 コルツ、敵陣20ヤード付近で3D2からのランプレーが決まらず、フィールドゴールを狙うが外れる。コルツ2点リードで前半終了

【asahi.com現地班より・前半総括】

 荒れた天候の中、ゲームの方も荒れ模様の展開となった。試合開始早々、ヘスターのキックオフリターン(92ヤード)のタッチダウンは、彼の本領を見事に発揮したものだった。

 コルツは最初のシリーズを順調にドライブできるかと思われたが、サードダウン・ロングに追い込まれ、つまらない反則を犯した上に、QBマニングがインターセプトされ、出足からつまずいた。その後、TDパスで追いつくかと思われたが、PATのキックでホルダーがファンブル。第1Q半ば過ぎから、雨足が一層強まり、両チームともボールが手につかず、ターンオーバーが頻発。両チームとも流れをつかみきれなかった。第1Qで4ターンオーバーはスーパーボウル史上最多。

 第2Qに入って、コルツが持ち前の攻撃力を発揮するようになり、1FG、1TDで逆転。雨足は依然強く、波乱はまだありそうだが、コルツが流れをつかみつつある。

【第3Q】

◇残り15分 ベアーズのキックオフで試合再開。コルツは38ヤード付近までリターン

◇残り7分 コルツはRBアダイのランとショートパスを中心に着実にファーストダウンを重ね、ビナティエリのフィールドゴールで3点を追加した コルツ19―14ベアーズ

◇残り5分 ベアーズはQBグロスマンのミスが続き、フィールドゴールが狙える位置まで前進できないまま攻撃権を失う

◇残り4分 コルツは、ベアーズの守備の甘さを突き、ランプレーを中心に敵陣2ヤードまで前進。確実にフィールドゴールを決め、8点差とした コルツ22―14ベアーズ

◇残り2分 ベアーズ、44ヤードのフィールドゴールを決め、3点を返す ベアーズ17―22コルツ

◇残り1分 コルツ、WRハリソンのパスキャッチの判定を巡り、この日2回目の「チャレンジ」。ビデオ判定の末、パスキャッチが認められる

【第4Q】

◇残り13分 コルツ4Dでのパントはエンドゾーンに達しタッチバックに

◇残り13分 自陣20ヤードからのベアーズの攻撃はホールディングの反則で10ヤード罰退

◇残り12分 2D14から中央でフリーになったムハンマドへのロングパスが通る

◇残り11分 ベアーズのQBからムハンマドへ投げたロングパスをコルツのヘイデンがインターセプト。そのままサイドライン際を独走しタッチダウン コルツ29―17ベアーズ

◇残り11分 ベアーズのロングパスをコルツのサンダースがインターセプト。長距離をゲイン

◇残り9分 コルツ2D10、ショットガンフォーメーションから一瞬パス先を見失ったマニング、QBサックを受ける。結局、4Dでパント。攻撃権はベアーズに

◇残り5分 ベアーズ4D10で攻撃を選ぶギャンブル。QBグロスマンからTEクラークへのロングパスは一瞬とおったかに見えたが、ボールを落としてインコンプリートに

◇残り4分 コルツRBローズ、がら空きになった中央をランで突破。1D。コルツ、ランプレーを多用して時間を稼ぐ

◇残り2分 コルツ2D8からまたもローズのランで1D。敵陣20ヤードに

◇残り2分 コルツ4D6でフィールドゴールを狙わず、ランプレー。1D取れずターンオーバー

◇残り1分 ベアーズ、パスを連発し打開を図るが時間切れ。コルツ、スーパーボウル優勝を決める

【asahi.com現地班より・後半総括】

 後半の立ち上がりで、コルツはアダイのランを中心にドライブすることに成功。TDこそならかったが、7分30秒も使って23ヤードFGに結びつけた。さらに、その次の攻撃シリーズでも20ヤードFGを決めた。ベアーズは、44ヤードFGを決めて追いすがったが、第4Qに入り、QBグロスマンがロングパスを狙って投げ損ない、ヘイデンがこれをインターセプト。56ヤードのTDになり、試合の流れを決定づけた。

【asahi.com現地班より・試合総括】

 荒天の影響で、前半は両チームとも思うようなプレーができず、ミスが目立った。しかし、地力に勝るコルツがその後、攻撃をラン主体に切り替え、主導権を握った。

 一方、試合開始直後のキックオフリターンTDで先制したベアーズだったが、逆転された後は、流れを取り戻そうとしてグロスマンが長いパスを不用意に投げるなど、反撃の目を自ら摘んでしまった。

 悪天候の中で波乱含みの序盤だったが、コルツが前評判通りの実力と着実な試合運びで70年以来2回目の優勝を呼び込んだ。

【コメント】

ダンジー・ヘッドコーチ(コルツ) 「選手たちをとても誇りに思う。立ち上がりにヘスターにTDを決められたが、われわれは嵐のような出来事があるかもしれないと話し合っていた。選手たちはしぶとく、懸命にプレーしてくれた。アフリカ系米国人コーチとしてスーパーボウルに勝てたことを誇りに思う」

QBマニング(コルツ) 「チームの勝利だ。(先制され)嫌な立ち上がりになったが、パニックに陥ることはなかった。みんながひとつにまとまり、素晴らしい勝利になった」

CBヘイデン(コルツ) 「(インターセプトTDは)エンドゾーンに走り込むことだけを考えた。われわれの守備はポストシーズンを通じて成長した」

スミス・ヘッドコーチ(ベアーズ) 「今日の我々のようにターンオーバーが多いと、勝つのは難しい。立ち上がりはよかったのだが、敗因のすべてはターンオーバーだ」

QBグロスマン(ベアーズ) 「(最初のインターセプトは)投げるタイミングが悪かった。(WRの)ムハンマドがボールを見ることができるまで待つべきだった。(2本目のインターセプトは)思ったより内側に入ってしまった」

KRヘスター(ベアーズ) 「スペシャルチームにテンポをもたらそうと思ったプレーが、最初のキックオフリターンTDにつながった。みんながいいブロックをしてくれたので、自分はエンドゾーンを目指しただけだ」


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